クーペ

後ろ姿で称賛を浴びるスプリットウィンドウ 1963y シボレーコルベット C2【F.A.S.T】

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現在のプレスラインとは比較できない程にデザイン性の高いそのフォルムを、より一層掻き立てるスプリットウィンドウは、1963年のみに採用された希少価値の高い装備だ。

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コンバーチブルのみがリリースされていた初代モデルに代わり、クーペモデルを主流に1963年より誕生したセカンドジェネレーションのC2。ルーフセンターからテールにかけて一本のリブが走り、左右均等にあしらわれた二分割式のリアウィンドウ。そのスプリットウィンドウはコンバーからクーペへの変換期だった1963年型1年間のみに採用された、非常に希少価値の高い一台。C2オーナーのみならず、コルベットに乗る人なら誰もが憧れを抱く名車だ。

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そのレアモデルであるスプリットウィンドウのオーナーが、東大阪市、堺市、西宮市の阪神間に3店舗を構える関西のアメリカンダイナー人気No.1のU・K Caféのオーナー。自身がアメリカのケンタッキー大学に留学していたことが名前の由来となっており、そこはまさにアメリカのルート66沿いに存在するトラックストップさながらの雰囲気である。スプリットウィンドウの所有歴は20年を超えており、それ以前にも数台のC2を乗り継いできた過去を持つ、生粋のC2フリークの一人だ。

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特筆すべきは50年が経過したとは思えないコンディションの良さである。エンジンやミッションはオリジナルにオーバーホールを施しつつ足回りや吸排気系、消耗品のフルリフレッシュ。さらには四季折々の気候変化やストップ&ゴーの多い、日本の道路事情にも耐えられるようにエアコンの装備やラジエター、電動ファンの追加などクーリング系の見直しまで徹底しつつ、オリジナルの良さを残すのがキモ。そのこだわりはインテリアにまで及び、音響システムに選んだマッキントッシュオーディオは、コンソールボックスに忍ばせ、フェニックスゴールドのアンプやJBLスピーカーも、極力インテリアの雰囲気を損なわないようにスマートインストール。ちなみにマッキントッシュ×JBLの組み合せは、U・K caféの音響システムと共通であり、現車は西宮店のガレージに保管されているとの事。現在、名車“スプリットウィンドウ”を一目見てみたいとお店を訪れる人も多く、オーナーに代わってU・K Caféの顔としてその役目を受け継いでいる。

ヴィンテージアメリカンにふさわしいレトロスポーティなインテリアは、計器類やオーディオを含めすべてオリジナルをストック。オーナーのこだわりである音響改善も既存のオーディオはそのままに、コンソールへ隠してインストールするなどオリジナルの良さを損なわない、“大人の嗜み”が随所に見受けられる。

左右均等に二分割でレイアウトされるスプリットウィンドウ。テールエンドへ向かってフォルムをシェイプしつつ、一本のリブが走る独特のデザインはどのアングルから見ても美しく、他モデルとは別格の存在感を放つ。

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■お問合せ:F.A.S.T(http://fast1976.jp/)
■Special Thanks: U・K CAFÉ (http://ukcafe.net/)

Text & Photos|AMERICAN VINTAGECAR magazine


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