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50年前のクルマを、現代的に楽しく乗れる仕様に 1965y マスタングGT350H 【ガレージK&M】

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これまで20年以上、フォード・マスタングの専門店として、多くのユーザーの信頼を得てきた、老舗中の老舗アメ車ショップが「ガレージK&M」。同社のホームページ「マスタングヒストリー」には、50年前に登場した、この素晴らしい“ポニーカー”の歴史、そしてそれにまつわるエピソードが、まるで短編小説のように情景豊かに描かれており、その魅力を存分に受け止めることができる。
お店のコンセプトは、そんな“ポニーカー”という新しい自動車文化を築き上げたマスタングを、オリジナルそのままで乗るということだけにこだわらず、現代的に楽しく、快適に乗れるようにリペア、あるいはカスタムする、ということ。たとえばエンジンは、50年前のものではなく、もっと新しいものに載せ換える。トランスミッションも、’60年代のクルマに’80~’90年代のものを載せれば、トラブルも少なく、メンテナンスもイージーに済む、とのことだ。

そんなK&Mから、今回は2台のマスタングを紹介。まず、ブラックのボディにゴールドのレーシングストライプが映える1台は、’65年型ファストバックがベース。外観はレーシングモデルである「シェルビーGT350」風に仕上げ、エンジンは’89年型GTの302(5.0ℓ)・EFI仕様にスワップして、メンテナンス管理をイージーに。またトランスミッションもトラミックの5速MTを採用して、現代流の高速クルージングも快適にこなす実力をもたらしている。

1965y Ford Mustang GT350H

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インテリアはほぼオリジナルの仕様にレストアしている。追加メーターや、5速化されたフロア式トランスミッションがカスタムされた部分となる。シートはセパレート式のローバックタイプ。ファストバックのボディスタイルだが、リアシートも備えているので使い勝手も良好なのである。

オリジナルなら、もちろん、キャブレターとなるところだが、エンジンは’89年型マスタングGTの、5.0ℓ・V8にコンバート。EFI仕様なので、メンテナンスやセッティングは楽々。誰もが安心して、楽しく乗れる仕様に変更されている。もちろん、パワー&トルクも十分すぎるほど、その走りは力強い。

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ファストバックの美しいボディフォルムをベースに、レーシングモデルであるGT350風に仕立てたエクステリア。ブラックのボディにゴールドのレーシングストライプが、タダモノでないフェロモンを発散させている。ちなみにK&Mによると、このクルマはすでにSOLD OUT。もちろん、車両の製作、カスタマイズはオーダーも可能で、こんな風にしたいとリクエストがあれば、ぜひ!

1965y Ford MustangFastback GT350 E.F.I. 

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ガレージK&Mが紹介する2台目も、もちろんマスタング。上記で紹介したモデルと同じ、’65年型ファストバックをベースに、GT350仕様に仕上げている。エンジンは’90年型の302(5.0ℓ)V8・EFI仕様、トランスミッションはAOD(4速AT)で、よりイージーなドライブが可能だ。
さらにインダッシュエアコン、パワーステアリング、パワーブレーキ、フロントディスクブレーキ、アルミダッシュパネルなどなど、快適さについても申し分なし。50年前のクルマを、現代的な快適なクルマに仕上げること、これもガレージK&Mの、ショップとしてのコンセプトのひとつだ。
ちなみにガレージK&Mの販売形態について。どうしても年期の入ったクルマの取り扱いが中心なので、事前に修理やメンテナンス、現代的なクルマへのカスタムが必要な場合も多い。そうした作業は、基本的にはお客様のオーダーを受けてから取りかかる。もちろん、パーツの選択、仕様などのアドバイスは、ガレージK&Mの長年のノウハウを生かして。最終的には図面を起こして確認できる。必要なパーツは、すべて揃えることが可能。マスタングについては常に10台分のストックがあるので、方向性が決まればすぐに作業を開始。フルレストア、ハーフレストアとも、半年から1年の間に納車可能とのことだ。
マスタング、エンジンブロックが共通なモデルイヤーも多いので、エンジンパーツを様々な年代で流用できるのがメリット。たとえばウォーターポンプなどはバックプレートを入れ替えるだけで同じものが装着できるという。古いマスタングであっても素早くよみがえらせることが可能。ガレージK&Mなら魅力的な1台に出会えるのだ!

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エンジンは’90年型の302(5.0ℓ)・EFI仕様に変更。もちろん、キャブよりセッティングが楽だし、トラブルも少ない。メンテナンスパーツも充実している。年代を超えたエンジンをイージーにコンバートできるのも、マスタングのよさだ。トランスミッションは4速ATで、パワーアップしたエンジンを、より生かした走りが可能に。リアディファレンシャルにはLSDも装着。

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インテリアも新品さながらにフルレストア。アルミのダッシュパネル、ビレットシフトノブなど、オシャレ系のドレスアップも。インダッシュエアコンも装備して、快適にドライブできる。パワーステアリングも装着。シートはデラックス仕様のローバック。

リアクォーターウィンドウの部分がエアダクト風にアレンジされている。サスペンションはオリジナルの新品パーツを採用、ブレーキはパワーアシスト付きとして、フロントはディスク化している。ホイールは当時を彷彿とさせるデザインの、マグナム500・15インチ。快適性や安全性は、50年前の当時より、もちろん向上。今の道路事情でも楽しく乗れる。

■取材協力:ガレージK&M(http://www.garagekm.com/)

Text & Photos|AMERICAN VINTAGECAR magazine


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