ガレージ

アメ車好きがつくり出す、住む人を優先したガレージハウス!

ガレージハウスをプロデュー スする「セーフティーライフ」

American Cars & Garage Life
アメ車オーナーを応援するガレージプロデューサー

MY GARAGE STYLE FILE.01
OWNER :長谷川 睦さん

愛知県名古屋市を拠点として、全国のガレージハウスをプロデュースする「セーフティーライフ」という企業がある。この代表取締役を務める長谷川さんは、アメ車好きを公言する人物であり、本誌お馴染みのプロショップ「グレイスキャブ」のユーザーでもある。

ガレージハウスをプロデュー スする「セーフティーライフ」

愛車と一緒に暮らすそんな憧れカーライフ

ガレージ付きの住宅は、クルマ好きにとって憧れのひとつだ。愛車を風雨にさらすことなく、生活の近くに置く。ときにはクルマを眺めて音楽を聞いたり、コーヒーを飲むのもオツなもの。いわゆる「ガレージライフ」である。賃貸ガレージハウス「Ajito(アジト)」を展開するセーフティーライフの代表、長谷川睦さんは、自身がクルマ好きだからこそできる、理想のガレージハウスをプロデュースしている。以前は倉庫だった建屋をリノベーションして、ガレージ付きの賃貸住宅に生まれ変わらせる。ガレージ付きの住宅を考えるとき、多い例では、1階がガレージ、2階が生活環境といった多層構造だ。しかし、長谷川さんは敢えて平屋にこだわった。「やっぱり、リビングからクルマを見たいじゃない」と長谷川さんはニッコリ笑う。

リビングから愛車が見える平屋構造、敢えて選んだこだわりの間取り

アメ車の魅力を次の世代にも伝えたい

長谷川さんはクルマ好きということもあって、クルマ関連のイベントにも積極的に参加している。また仕事柄、多くのクルマ好きとも接点がある。長谷川さんが数々のガレージを作り上げてきた上で、そこに収納されるクルマで多いのは、フェラーリやランボルギーニ、ポルシェ。ヴィンテージカーの場合はアメ車もあるが、全体的には、やはりヨーロッパ車が多いそう。長谷川さんは「ちょっとさみしいよね」と笑う。長谷川さんは、いわゆるスーパーカーブームの後半世代だ。当時、やはりヨーロッパ車が人気だったなか、長谷川少年は、ショー会場の端に置かれていたコルベットに見惚れていたという。そのとき、スタッフが運転席に座らせてくれたのが強く思い出に残っているそうで「ああいう時期の感動は強いね」と振り返る。だから大人になった今、子どもに親しく対応するのだという。最近では「ACCC(アメリカン・クラシック・カー・クラブ)」という集まりの立ち上げメンバーになり、中部以西の担当になった。こうしたクルマ好きとの接点は、自身の仕事に関わるということもあるのだろうが、その根本には、コルベットの運転席で目を輝かせた少年時代がある。クルマが好きだから、同じクルマ好きと一緒に楽しくやりたい。よりよいカーライフを、ガレージという形でサポートしたい。長谷川さんが率いるセーフティーライフという企業は、つまりそういう会社というわけだ。今回紹介しているガレージが平屋になっているのは、つまり「利用者側の気持ち」を重視したものだ。2階建てにしたほうが、同じ土地面積でも広い住宅を作ることはできる。しかしそれは結局のところ、部屋を貸す側の気持ちを優先した結果である。クルマ好きなら、どんな部屋に住みたいか。リビングから愛車が見える。それだけで、心はきっと満たされるのだ。

ガレージの内部にベンドパックのリフトを設置

ガレージの内部にベンドパックのリフトを設置し、2台を収納できるようにしてある。床材はオイル漏れを気にする必要がないタイル張り。01は会社のショールームとして使用しており、長谷川さんの隠れ家にもなっている。なお、02は賃貸物件として利用者が契約中。

ガレージの壁面や隅には、工具やクルマにまつわる雑貨、パーツなどが置かれており、シャッターの内側には、これまで参加したラリーのゼッケンが貼ってある。ガレージ部分は断熱材をふんだんに使用しており、吸音性の高いボードも使っているため、クルマの排気音などの近所迷惑を気にする必要がないようにしている。

 

ガレージから部屋に入ると10畳超のLDKがあり、ここからは窓ごしにガレージの中が見える(現在はステッカーが貼られているためあまり見えない)。そして奥には約7畳のベッドルームが続く。現在は「クルマ好きが実際に住むとこんな感じ」を体現するかのように、長谷川さんの私物や仕事関連のグッズが多数飾られている。

 

左は奥様の知子さん。長谷川さんがラリーに参加する際、コ・ドライバーとして助手席に乗ることもあるという。持っているのは、台湾全島で開催されたラリーに参加した折の記念品。1969年型コルベットで参加した。

ガレージライフ

EG WayOut

暖機運転も快適にできる排気ガス排出システム

セーフティーライフの商品でもある「EG WayOut」は、一般家庭にある100V電源で、ガレージ内の排気ガスを屋外へ排出できるシステム。マフラーエンドにホースを装着すれば、排気ガスがガレージ内にこもらない。エンジン音を聞きたいときや、暖機運転時にも、室内の環境を気にしなくて済む。

2013 DODGE CHALLNEGER SRT8

長谷川さんは、クライスラー300ツーリングを仕事のパートナーとして使い、走行距離20万kmを超えるぐらいまで愛用。エンジン載せ替えも経験した。チャレンジャーに乗り換えたのは、奥様は「トルクと車体が大きいから」とチャレンジャーの魅力を話す。

 

長谷川さんの長男の匠くん(20)は1992年型カマロを愛用。当初は国産ターボ車を欲しがったそうだが、「俺の子だから、どこかに突き刺さる」と父に懸念され、このカマロになった。父が学生時代に憧れていたクルマであり、内装が赤というのも父の趣味が反映されているが、匠くん本人もまんざらでもない様子。

92年シボレーカマロ

 

取材当日は入院中のため撮影できなかったが、1969年型コルベットも所有する長谷川さん。ガレージ内にはルーフトップのみが残されている。現在コルベットは塗装全剥離の真っ最中で、コブラボディの装着待ちとのこと。おそらく2018年中には戻ってこないという。

1969年型シボレーコルベ ット

■取材協力
グレイスキャブ http://gracecab.jp
セーフティーライフ http://www.safety-l.com

■写真&文/加藤山往(ハチメガプロダクション)

アメ車マガジン 2018年 9月号掲載


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