シボレー

〝ヴィンテージカーに安心して乗れる〟その楽しさをしっかり教えてくれるお店。【東海Car’s】

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TOKAI CAR'S
BEST COLLECTION

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どこから見ても美しく仕上げられた、グリーンメタリックのカマロ。片や、ボディ各部にサビが残り、穴すら見つかる艶消しブラックのカマロ。この2台に共通しているのは、しっかり走れて運転を楽しめるという点だ。両極端なスタイルを提案するCar’sは、クルマの本質を追求するショップである。

大事なコレクションとして扱うのもアリ。敢えてガンガン乗りこなすのもアリ。どちらのカーライフにも対応できる姿勢。

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東海Car’sがクルマを扱うスタンスは、まずしっかり走れるようにすることが最優先。ボディを美しく仕上げてカッコ良くカスタムすることは、どちらかと言えば二の次に考えている。高いコストをかけなくても楽しむことができる、割り切ったクラシックスタイルを提案しているのだ。

クルマ好きの人に来てほしい。東海Car’s・細井代表はそう話す。クルマをどのように好きだと考えるかは人それぞれ。誰にでも自慢できる美しいコンディションを良しとする場合もあれば、パッと見は敢えてポンコツを装っていても、走ってみればバリバリのマッスルカー、それもまた意外性があって楽しい。

東海Car’sのスタンスは、「クルマは走ってこそのもの。安心して楽しく乗れなくては…」という思想が息づいている。アメ車に限らずヨーロッパ車や国産車も幅広く扱っている同店では、クルマを仕入れる際の基準は「自分が乗りたいクルマかどうか」。そうして仕入れたクルマのコンディションを確認するために、できる限り車検をクリアし、ナンバーを付けて公道を走れるようにする。そうして実走を繰り返して、例えば日常のアシとしても問題なく走れるようにすることが最優先だ。代表の趣味とも言える思想が色濃く出る店のスタンスは、言ってみれば「クルマを売ることをあまり意識していない」とも表現できる。

取り上げたブラックのカマロを見ながら満面の笑顔で「やっぱり格好良いなぁ」を繰り返す細井氏。見た目は古さを隠そうともしない状態ながら、その〝味〟こそが良い
と話す。クルマを目前にしていればそれが正直に共感でき、なんとも言えない感覚を堪能できる。男の世界、趣味の世界、どんな言葉でも良いが、理論的に表現するのは
難しい。

誰が見ても格好良いと思えるグリーンのカマロのような美しいスタイルも東海Car’sとしては扱える。しかしコストを抑え、また街中で気兼ねなく走ろうと思うのならば、ブラックのようなスタイルもまた選択肢としてあって良いではないか。

古いクルマこそ、しっかり整備していればちゃんと乗ることができ、整備コストも安く抑えられる場合もある。好きなモノを長く使う。それこそが本当の意味でエコだと考えさせられる。

1968y Chevrolet CAMARO

「今すぐにバーンナウトもできる」と細井氏。
見た目は異質でも走行性能はバリバリという面白味がこのクルマの持ち味。仕入れてから走る方向への修理やカスタムを行ない、ボディワークは最後に取り組むのが店のスタンスだが「このカマロはたぶんやらない」。自然に浮き出たサビや穴は、作れと言われても作れない独特の個性になっている。

1969y Chevrolet CAMARO Z28

5.0ℓ のエンジンに4速MTを組み合わせ、走行性能は安定したハイパフォーマンス。細井氏はこちらもお気に入りだ。ホイールやマフラーなど、店に来た時点ですでに装着されていたパーツがそのまま残っている状態。フロントシートは張り替えているが、リアシートはおそらく純正をそのまま残しているという。クーラーも備わる。

東海Car’sは、2つの倉庫のほかに秘密の倉庫もあり、合計40台ほどのクラシックカーが収納されている。70年代を中心に、90年代あたりまで幅広いラインナップで、すぐに走れるものから、その時を待っているものまで多種多様。

東海Car’sは土日になるとクルマ好きが集まり、プチツーリングが自然発生する。仲間が欲しい人にとっても打ってつけの店なのだ。代表の細井氏は、ドリフトやゼロヨンのショップを経営していた過去もある。走りにこだわる姿勢は、こうした背景があるからなのだ。

■取材協力:東海Car’s(0533-86-8890)

■Text & Photos|AMERICAN VINTAGECAR magazine

AMERICAN VINTAGECAR magazine vol.01


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