世界に誇るカスタムカーイベント 我らがアメ車の勢力はいかに? TOKYO AUTO SALON 2018

イベントレポート

LA BAD WRANGLER

ROHAN

エッジカスタムズ

オートサロン

千葉県

TIS

ブラックフォース

ラバーディップ

LBワークス

東京オートサロン2018

アルファ・インダストリーズ

Hoonicorn V2

幕張メッセ

SKY FORGED

日本が世界に誇るカスタムカーイベントが、千葉県幕張メッセで開催される「東京オートサロン」。アメ車勢も少数ながら奮闘していたぞ!


 TOKYO AUTO SALON 2018

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日本が世界に誇るカスタムカーイベントが、千葉県幕張メッセで開催される「東京オートサロン」だ。クルマ業界の1年はここからスタート! アメ車勢も少数ながら奮闘していたぞ!

チャレンジャー・ラプター・ラングラー 会場を見渡すとアメ車の勢力図が見えてくる

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1983年からスタートした、世界最大級のカスタムカーイベント「東京オートサロン」。年々規模は拡大し、メーカーブースでは新車発表も行なわれるほどで、カスタムメインではあるが、クルマ業界全体が注目するイベントだ。2018年の同イベントは1月12~14日に開催され、主催者発表で来場者が約30万人というから驚かされる。

オールジャンルのモデルが集まる広大な会場で、アメマガは当然アメ車を探すわけだが、例年通り今年も数は少なかった…。とくに車種が限定的で、アメマガでも人気のチャレンジャー、日本で一番売れているアメ車ラングラー、ハイパフォーマンスのラプターが多く並ぶという状況。もっとアメ車を盛り上げるために、アメマガも頑張らなきゃなぁ。レッツ・オートサロン!

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エアブラシで描かれた米戦闘機ペイント ラグジはチャレンジャーを大量投入!

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チャレンジャーカスタムでお馴染みの岐阜県のラグジは、様々なブースにチャレンジャーを大量投入。中でもアルファインダストリーズとコラボした同ショップのブースには、アメリカの戦闘機をイメージし、エアブラシでリベットや鉄板の溶接、ボディサイドのシャークマウスも描かれている。

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ちなみに、ボディカラーは17年型からの純正色であるデストロイヤーグレー。実はボディに透明フィルムが貼られ、その上にエアブラシが描かれているのだ。

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ラグジ×アルファインダストリーズのコラボブースには、上段の戦闘機ペイントの他にヘルキャットなど3台のチャレンジャーを展示。同ショップが展開するカスタムブランド・エッジカスタムズのボディパーツをフル装備した姿は、多くのギャラリーを魅了。やはりチャレンジャーの人気は強し! そう思わせる人混みだった。 IMG_8335 IMG_8337 IMG_8331 IMG_8355

芸術的なボディペイントで度肝を抜かれたチャレンジャー。奈良県のROHAN製作で、グラインダータトゥーと呼ぶ立体施工を下地に処理し、その上からキャンディカラーをペイントすることでこの芸術的なボディが出来上がる。

加えて、オリジナルのフロントリップ、ダックテールも開発。今後アメ車にチカラを入れるということで、ROHANの動向に注目だ!

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アズールモータリングのカスタムブランド・ゼロデザインのエスカレードは、フロントリップやフェンダーダクトなどをカーボン化させ進化。同じくオリジナルのホイールSKYフォージドからは、3種類の新モデルが登場した。 IMG_8390 IMG_8418 IMG_8557IMG_8555IMG_8559

数年前までは会場に並ぶ比率が高かったハマーだが、今年はこのピンクのH3のみ…。ラバーディップという剥がせる塗装を施し、その上に来場者の夢を書かせていた。 IMG_8480  

リバティウォークのLBワークス・マスタング。ワイドフェンダーなどLBならではのスタイルだ。同ブースでは新型のLBワークスモデルの発表を行なうなど大盛況。さすが世界のLB。

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カスタムカーコンテストで、インポート部門の最優秀賞を獲得したのがフォルテのC7コルベット。オリジナルのワイドボディキットで世界デビューも果たしている。

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走りにこだわるオーナーから多くの支持を集めるホイール・ワーク。ここには、ワイルド・スピード8に登場して話題となったラグジのエッジカスタムズ・チャレンジャーが展示。世界に通用するスタイルとして、ジャパニーズブランドのホイールとの組み合わせも面白い!

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トーヨータイヤのブースには、アメリカを代表するラリードライバー「ケン・ブロック」がドライブする1965年型マスタングをベースに大改造したドリフト・マシン「Hoonicorn V2」が展示されていた。あの山岳地帯をドリフトしながら駆け上がる動画を何回見ただろうか。まさか実車を拝見できるとは。

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なんとなんと、ニットータイヤブースにもエッジカスタムズ・チャレンジャーが! 北米市場をメインにするブランドだけに、アメ車にはベストマッチなタイヤだ。

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尾林ファクトリーには、24基のスピーカーを搭載しトータル5万ワットを誇るエクスプレスが展示。

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キャルウイングが今一押しするラングラーのカスタムスタイル「LA BAD WRANGLER」に、22×14Jのドロップスターホイールを装着して、ワイルドな装いに拍車を掛ける。

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エクシズルラインが取り扱いを開始したTISホイールをアピールするためラプターにインストール。協力したのはアメリカンカスタムシーンのトップランカーであるキャルウイング。

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ニットータイヤブースに展示されていたのは、キング・オブ・ハマーズに参戦しているマシン。過酷なレースを戦ってきた本物は、ただならぬ雰囲気を漂わせていた。

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株式会社TSMが展開する新4WD専用ホイールブランド「ブラックフォース」。その代表となるモデルが「BF8」。半ツヤのマットブラックがベースの8スポークで魅せる。

日本屈指のペインターがボディ左右で競演塗装 PG 300 の最新モデル・ネオハスラー

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レクサーニブースに並ぶのは、広島のPGモータリングがプロデュースした300(ショーネーム・ネオハスラー)。ベースは11年型だが、デザインが変更された18年イヤーモデルスタイルに換装。最新のカスタムトレンドを次々導入するPG代表の三好氏が「日本でトップ2のペインター」と言う、ハマーデザイン、バスターズが、ボディ左右でそれぞれカスタムペイントを行なうなど、日本のトップビルダーたちが作り上げた傑作だ。

誰も見たことのないフォルムにするべく エクスプローラーに30インチをインストール

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コーストモータリングが出展したエクスプローラーの肝はホイールで、そのサイズは何と30インチ!! そのために3インチリフトアップし、インナーを加工。さらにワンオフの3インチワイドフェンダーを装着している。

また、その奥にはCSD製ブレーキキット(キャリパーF:16・R:8、ローター430㎜)をインストール。さらにエクステリアはガルウイングではなくスーサイドドアとし、インテリアもシートから天井、ドアパネルのすべてを張り替え。1年以上前からカスタムに着手し、オートサロンでようやく完全披露となった。 DSC_5485 DSC_5492 DSC_5496

映画「マッドマックス」ファンにたまらないファルコン・インターセプター。単なる見掛けだけでなく、しっかりと作り込みがなされ、完全合法、完全公認車両。

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KING製コイルオーバーを強化タイプショックブラケットと共に装着し、ホーシングも強化。さらにパフォーマンスアップにふさわしいアグレッシブな迫力を醸し出すルビコン。

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フレックスドリームはタンドラをベースにカスタム。最強塗料「LINE-X」でエクステリアを強固にし、リアベッドにはサイクルキャリアを装着してアクティブなテイストをプラス。

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オートヴェローチェが出展したラングラー・アンリミテッド「Veloce CustomLimited」は、ゴールドに輝くフォージアート・Massa-T24インチホイールがとにかく印象的。これに37インチのマッドタイヤを組み合わせてボトムスを形成。サスペンションにはラフカントリーの4インチアップキットをインストールして、逞しいフォルムを形成。

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ROHANが出展した2015年型マスタング・エコブーストは、同社のオリジナルボディキット(フロントリップスポイラー、サイドディフューザー、リアバンパー、リアディフューザー、リアウイング)を装着し、さらにオリジナルのスラッシュカット4本出しマフラーへと換装して、スポーティな装いを引き立てる演出が施される。

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レッドブル・エアレースの競技用エアプレーンの模型を展示していたファルケンブース。その横でオフロード用タイヤ「WILD PEAK」を履いたフォード・F150ラプターを展示。

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ラプターをベースにトーヨー・オープンカントリータイヤの世界観を表現したということで、オフロードテイスト溢れる仕上がり。サスペンションはファブテックを採用している。

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オフロードレースシーンで活躍しているBJ・ボールドウィンが駆るタンドラ。彼の人気動画シリーズ「Recoil」で、あらゆる箇所を激走するシーンを目にした人も多いハズ。

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■Text & Photos|アメ車MAGAZINE
アメ車マガジン 2018年 4月号掲載


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