牽引免許不要で楽しめる夢のボートトレーラーライフ
2001 CHEVROLET ASTRO with FISHING
GO! GO! OUTDOORS!! アメ車と楽しめ「ソト遊び」 PLAY FOR THE SHEER JOY OF OUTDOOR
2001 CHEVROLET ASTRO with FISHING
ルーフ上に積むよりも牽引する方が絵になり楽!
アストロを購入する以前はサバーバンのルーフに専用キャリアを取り付けてボートを積んでいた森本さん。しかし、ウインチを駆使して載せるのが年々億劫になり、もっと手軽にどこへでもボートを連れだせないかと悩んだ挙句に辿り着いたのが、取り回しの良いサイズ感のアストロ×ボートトレーラーだった。
牽引免許不要で楽しめる夢のボートトレーラーライフ
陸っぱりの期間を含めると20年以上、釣りを趣味としてフィッシングライフを謳歌する森本さん。大阪在住という土地柄、近所の河川で陸っぱり程度ならともかく、本格的にフィッシングを楽しむとなれば琵琶湖や海など、それなりの距離をクルマで走らせないと厳しい。とは言えフィッシングボートをどこかに預けると、そのスポットでしか楽しめなくなるのがネック。限定治海区域登録して海釣りも可能なのに、エリアが限定されるのは本意ではない。そこで手に入れたボートをサバーバンの上に積んで様々な釣りスポットを巡ってきた森本さん。
不思議と釣り場へ着いて船を降ろす時はワクワクして気持ちも上がっているのでサクッとこなすものの、釣りを終えて撤収する際は疲れた体に鞭を打つかのごとく、再びルーフに乗せるのが億劫に。また5.5m近いサイズ感のサバーバンは場所によっては駐車する際も気を遣うからと愛車の乗り換えとボートトレーラーの導入を検討。行きつけのショップであるファーストではマリンスポーツの玄人たちも多く、ジェットスキーをはじめとするアメ車×トレーラーの牽引スタイルを数多くカタチにしてきただけに、非常に心強かったと言う。
全長4.8m程度のアストロで比較的軽量かつ長さの短いボートトレーラーのスタイルは取り回しも容易で、なによりスタイル&バランスが最高。まだトレーラーを引いて走らせたのは数回程度ではあるが、思っていた以上に走りやすくてどこへでも行ける気がするとのこと。また広大な室内を駆使すれば遠方の釣り場まで遠征して、そのまま車中泊も楽しめてしまうアストロに大満足。
トランザム、サバーバンとアメ車ライフを謳歌してきて、まさかアストロを選択するなんて思いもしなかったが、過去に一世風靡する程の人気を誇っていただけあって、サイズ感や燃費はもちろん日本人の多くが好む魅力がたくさん詰まったクルマであることを再認識したと言う。ボートを積むのは億劫でも、引っ張るのは楽々。けん引トレーラーと聞くと運転に自身がない方は躊躇しがちではあるが、そこを一歩踏み込んでしまえば、より快適で楽しいフィッシングライフの世界が広がるハズだ。
9年乗り続けたサバーバンを手放して約2年前にアストロを購入。ディーラー車のノーマル車高でインテリアは奥様が必須条件としているテレビを快適に見られる様に大きめのモニターを完備する以外はオリジナルをストック。3列目は基本畳んだままで釣り竿やフィッシングギアを搭載。ヒッチとトレーラーの連結は高さ調整可能で強靭な鍛造製のブルヒッチをチョイス。
陸っぱりとは異なり、ボートで沖へ出ると狙える魚の幅も広がる。また、必要最小限のミニマムな船ながら、大好物のヒラマサやハマチなど釣れる魚は逸品。帰宅したらすぐに刺身にして日本酒と共に頂くのが至福の時だったが、サバーバンからアストロになったことで車中泊ありきで鮮度抜群の即席刺身も堪能できそうだ。
POPEYE SPOOK
波に強く軽量で扱いやすいFRP製のポパイスプーク。12フィートの取り回しの良いサイズ感で河川や湖のみならず海へ出向することも多い。ボートトレーラーはマックストレーラーの一軸で黄色ナンバーの軽規格登録となり、牽引免許不要。5穴の黒いスチールホイールとバセットの相性も抜群。
森本勝弘さん
Thanks:F.A.S.T
TEL:06-6784-1976HP:http://fast1976.jp
Photo &Text:石井秋良
アメ車マガジン 2021年 7月号掲載
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