興奮必至!ジープワゴニア1975年モデルの内外装を一挙公開

SUV

ジープ

VINTAGE AMERICAN SUV

アメマガ2021年8月号

ワゴニア

SUVの元祖とも言うべき「ジープ ワゴニア」が30年ぶりに復活。往年の人気モデルがリバイバルすることで歴代モデルの注目が高まりそう。そんな中、ミントコンディション(自動車において新品同様の車のこと)の1975年モデルを発掘したので紹介しよう!

Text & Photos|アメ車MAGAZINE

VINTAGE AMERICAN SUV


この記事で紹介するジープの情報

車種 : 1975 ジープ Wagoneer

ショップ:THANKS:AMERICAN CLASSICS
                   TEL:0467-75-2221
                   HP|http://www.american-classics.com

新型ワゴニアで注目を集める往年の人気モデルもチェック

1975 Jeep Wagoneer、1975 ジープワゴニア

今や全世界的にSUVの人気が高まっており、これまでSUVに見向きもしてこなかったハイエンドブランドまでがこぞってラインナップしている状況。しかし、現在に至るまでのルーツを遡っていくとこのモデルに辿り着く。それがジープ・ワゴニアだ。

周知のとおり、ジープは元々軍用車として開発された車だが、第二次世界大戦後にジープが目指したのが乗用化。

1950年代にはレクリエーション用車両の人気が高まり、1960年代に入ると今度は個性や格調の高さが求められるようになったことで、1962年に1963年モデルとして市場に投入されたのがワゴニアなのだ。

4WDモデルとしては初となるオートマチックトランスミッションを搭載し、1973年にはフルタイム4WDシステム「クアドラ・トラック」を最初に設定。

乗用車風のスタイリングでありながら快適性と利便性に4WDのメリットを融合した革命的なSUVとして29年という長期にわたって生産され、1991年モデルでラインナップから姿を消すこととなったが、プレミアムSUVの礎はまさにワゴニアが築き上げたといっても過言ではない。
 

1975 ジープ ワゴニアの魅惑的な内外装を紹介

DSC_3450

今回撮影したのは1975年モデルで、オリジナルの姿をしっかりとキープした1台。しかも45年が経過しているとは思えないほど内外装ともにヤレが少なく、まさに極上と言える。

1975 Jeep Wagoneer、1975 ジープワゴニア

エンジンはキャブからインジェクションへと変更されており、始動も一発。

乗り味はこの時代ならではのまさに大らかなものだが、それが〝味〟とさえ感じられて好印象。

サイドのウッドトリムの好状態にホレボレ

さらにボディサイドのウッドトリムにヤレも見られず、状態はグッド!

ジープ ワゴニアのエクステリア(外装)もバツグン!

DSC_3440

エクステリアはオリジナルをストックしており、各部のクロームも曇りがない状態だ。

1975 ジープ ワゴニアのメーターパネルとインテリア周辺

DSC_3461

ビンテージなカッコよさはそのままに新品のような内装

インテリアもオリジナルの状態がキープされており、モデルイヤーの割にはヤレはなく綺麗な状態を保つ。

フロントシートはセパレート式のベンチタイプの3人掛けで、6人乗車が可能。

1975 ジープ ワゴニアの充分すぎる積載量

DSC_3468

リアゲートの開閉は、電動式のウインドーを下げてから行い、ラゲッジスペースも広く、荷物も十分に積載が可能。

1975 ジープ ワゴニアのエンジン

DSC_3452

搭載するエンジンはAMC360(5.9ℓ)V8で、エーデルブロックのインジェクションキットにてキャブからインジェクション化が図られている。

ジープ ワゴニアは新型車も注目の的

DSC_3470

インテリアもオリジナルの状態がキープされており、モデルイヤーの割にはヤレはなく綺麗な状態を保つ。フロントシートはセパレート式のベンチタイプの3人掛けで、6人乗車が可能。リアゲートの開閉は、電動式のウインドーを下げてから行い、ラゲッジスペースも広く、荷物も十分に積載が可能。

搭載するエンジンはAMC360(5.9ℓ)V8で、エーデルブロックのインジェクションキットにてキャブからインジェクション化が図られている。


THANKS:AMERICAN CLASSICS【アメリカンクラシックス】

TEL:0467-75-2221
HP:http://www.american-classics.com
アメ車マガジン 2021年 8月号掲載

関連記事

RELATED


7人で乗れるジープコマンダーは今もなお活躍の場面あり!

2006y JEEP COMMANDER

アウトドア仕様ではなくシンプルカスタムを提案【ジープ ラングラー アンリミテッド スポーツ】

マッスルカーからジープまで、あらゆるアメ車を取り扱うガレージトップスピード。広大な屋根付き展示場には膨大な在庫を保管しており、お気に入りの1台がきっと見つかることだろう。

JKラングラーを本国アメリカで人気のカスタマイズ仕様に仕上げる

ここで紹介するJKラングラーデモカーは、従来よりもシンプルなルックスが特徴。全体をブラックに統一することで高級感を醸し出す。

四駆・SUVのルーツであるJeepのDNAを継承するJeepの魅力をご堪能あれ!

グランドチェロキー、ラングラー・アンリミテッド、レネゲードのジープ3兄弟の試乗レポートをお送りしよう。

自分自身でクルマを操るワクワク感それがアメ車にはある!【カーボックス】

数多くの欧州スポーツカーを所有してきた西井さん。だが、何か物足りない…。もっとワクワクする楽しさが欲しい。そこで出会ったシェルビー・GT500から「クルマの楽しさ」を知り、次々とアメ車を手にしていく。

 

最新記事


2025/09/18

【ウイングオート】車両の購入やメンテだけでなく クルマを走らせる楽しさも提供

クーペ

フォード

ショップ

愛車のポテンシャルを引き出して走るは、技術や知識が必要となる。ウイングオートではドライビングアカデミーを開催し、それらを提供する機会と場所を提供する。

2025/09/16

【モーターファンフェスタ 2025】様々なクルマを身近に感じられる日本最大級の「体験・体感」イベント

イベントレポート

MOTOR FAN FESTA 2025
in 富士スピードウェイ
20th Apr 2025

2025/09/11

足利から宇都宮に場所を移したが、変わらずアメ車ファンが押しかけた。【K-Styles × DETERMINATION】

イベントレポート

K-Styles × DETERMINATION
20th Apr 2025
マロニエプラザ

2025/09/09

【1985 シボレーC-10】人気爆上がりの第3世代後期 激レアのディーゼル

ピックアップトラック

ビンテージ

シボレー

シボレー・C/Kモデルの第3世代(1973~1987年)。特に角目4灯に変更された後期型の人気は高く、車両の争奪戦が行なわれている。スカイオートで販売中の85年型C-10は、ディーゼルエンジンを搭載する超激レアモデルだ。

ランキング


2025/09/16

【モーターファンフェスタ 2025】様々なクルマを身近に感じられる日本最大級の「体験・体感」イベント

イベントレポート

MOTOR FAN FESTA 2025
in 富士スピードウェイ
20th Apr 2025

2024/01/30

日本では割とマイナーな68年型ダッジ・コロネット

クーペ

ビンテージ

ダッジ

ビンテージマッスルに魅せられし7人のカーマニアたち【バーニーズ】

2023/09/04

【右ハンドルのマスタングが人気な理由】フォード・マスタング右ハンドルの魅力まとめ

フォード

ショップ

フォード・マスタングといえば、アメリカンマッスルカーの代名詞。力強いパフォーマンスと独自のスタイルが特徴的だ。

そんな多くのファンを持っているキング・オブ・アメ車「フォード・マスタング」に、実は右ハンドルが存在することをご存じだろうか?

今回はそんな右ハンドルのマスタングが、いかに魅力的か、ご紹介していこう。

2022/04/08

US日産の巨大ユーティリティバンのNV3500

バン

逆輸入車

2019 Nissan NV Passenger