誰もがワイルドな気分になれるオリーブドラブにオールペン【シボレーC1500】

ピックアップトラック

シボレー

アメマガ2023年4月号

ガレージジョーカー

千葉県

C1500

近頃ミリタリーテイスト溢れるボディカラーでオールペンするガレージジョーカーが、アメ車マガジン2023年3月号で紹介したサンドベージュのS10ブレイザーに続き、オリーブドラブでオールペンしたC1500を作り上げた。


ガレージジョーカーミリタリー化が進む?

第二次世界大戦米軍軍用車両カラー
1998 CHEVROLET C1500

ガレージジョーカーが得意とする90年代モデルは、高レベルな鈑金で外装を仕上げ、レンズ類やモールなどを交換することで純正の新車同然に仕上げることが基本だが、オールペンによって雰囲気をガラリと変えて販売するモデルも多い。

そんなガレージジョーカーで今、増え続けているのがミリタリーテイストに仕上げられたモデルたち。アメ車マガジン2023年3月号ではサンドベージュにオールペンされたS10ブレイザーを紹介したが、それより前にはネイビーブルーとなった300Cも紹介済。そして今回完成したのが、オリーブドラブでオールペンされたC1500。

オリーブドラブとは、第二次世界大戦中の米軍で官給品や軍用車両で採用されたカラーで、ミリタリーファンにはお馴染みのカラー。ガレージジョーカーはそれをリアルを追及するため、様々な資料を元にオリーブドラブを再現。アクセントとして、前後バンパー、ミラー(レトロタイプに変更)、15インチデイトナホイールはグラファイトでペイント。また、低グレードのシャイアンフェイスに変更しているが、グリルフィンの一部を削り取りブラックステンメッシュを張り込むなどオリジナルデザイン。

現状は外装のみ完成しているが、今後は内装ルーフやカーペットの張り替えも予定しており、そこでようやくこのC1500にプライスが掲げられる。ミリタリーファンのみならず、愛車に刺激が欲しいなら是非ご検討を。ボディカラーはリアルなオリーブドラブを追及し調合。フェイスはシャイアンフェイスだが、グリルフィンの一部を削り取りブラックステンメッシュを裏側から張り込む。ヘッドライトは車検対応のシールドビーム。ホイールはデイトナの15インチで、グラファイトでペイント。グラファイトは前後バンパー、ミラーにも取り入れる。リアバンパーのステップパットやモールも新品交換されているので、まさに新車のミリタリー車両のようだ。

ベースとなるC1500は、助手席側だけが観音ドアとなる珍しいエクステンドキャブ・3ドアタイプ。さらに搭載するエンジンも、一般的な5.7ℓV8ではなく5.0ℓV8。ローダウンが圧倒的に多いC1500だが、このモデルは純正車高を維持しているのも何気にポイントが高い。


GARAGE JOKER【ガレージジョーカー】
TEL:0479-25-7740
https://www.garage-joker.com/


PHOTO&TEXT:相馬一丈
アメ車マガジン 2023年4月号掲載


関連記事

RELATED


【C1500 454SS】たかが230馬力?454SSの凄さは決して数値じゃ表せない

4年間の限定生産だったこともあり、もはや絶滅危惧種となっている、90年代を代表するハイパフォーマンストラックC1500・454SS。小さなボディに7.4ℓのビッグブロックを搭載した破壊力は、230馬力という数値だけでは決して表せない魅力がある。

伝説のモンスタートラックC1500 454SS 桁違いの加速を堪能せよ!

もはや入手困難なモデルとしてその名前があがるシボレー・C1500・454SS。通常のC1500の特別グレードで、7.4ℓV8エンジンを搭載する、まさにモンスタートラック。

コツコツ レストアした3年間【C1500の魅力的な結末!】

映画に出てくるアメ車に憧れたオーナーは、1987年式のエルカミーノを購入したのをきっかけに、何台ものアメ車を所有するように。現在の自慢の1台は1994年式のシボレーC1500で、ショップの協力を得て3年がかりで丹念にレストアしたクルマや、長い付き合いになったショップについて詳しく語る。

1994 CHEVROLET C1500

子供からも好かれるタンドラは大切な家族の一員

一目惚れしたタンドラは、子供たちと同じ大切な家族の一員。だからこそ、アメ車ライフは本当に楽しみたい。私と家族を楽しませてくれて、頼りになるショップってないのかな? そんな時、アメマガに楽しそうなショップを発見! いざ、銚子にドライブを開始!

【ガレージジョーカー】本国との深いパイプで新たなカスタムを提案!

本国アメリカと太いパイプを持つガレージジョーカー。そのパイプを活かし、消耗品はもちろん、希少な雑貨やカスタムパーツの輸入も行なっている。今回は、2024年に発売されたCKカスタムフェイスを装着したタホを紹介しよう。

 

最新記事


2025/11/13

とにかく走って走って走るのみのイベント【GraceCab Touring】

イベントレポート

GraceCab Touring

2025/11/11

兄弟揃ってマッスルカーさらにボディもマッスルに

セダン

クーペ

ダッジ

フォード

ファミリーカーがアメ車だったということで、物心つく前からアメ車と触れ合っていた兄弟。そんな生活を送っていればアメ車は非日常ではなく、日常のありふれた光景。そのため2人がアメ車を選んだことは自然の理と言えるだろう。

2025/11/06

統一感が生む独自の世界は近未来な印象を抱かせる【ハマーデザイン】

クーペ

ビンテージ

シボレー

ショップ

ハマーデザインの濱岡氏がアメリカ滞在時に出会ったダニーD氏。彼に亡き今、その遺志を継承し後世に広める者として、様々な作品を濱岡氏は生み出し続ける。

2025/11/04

【FIELD STYLE JAPAN 2025】450社以上が出展するアジア最大級のアソビの祭典

イベントレポート

FIELDSTYLE JAPAN 2025
AICHI SKY EXPO(愛知国際展示場)

ランキング


2025/11/11

兄弟揃ってマッスルカーさらにボディもマッスルに

セダン

クーペ

ダッジ

フォード

ファミリーカーがアメ車だったということで、物心つく前からアメ車と触れ合っていた兄弟。そんな生活を送っていればアメ車は非日常ではなく、日常のありふれた光景。そのため2人がアメ車を選んだことは自然の理と言えるだろう。

2020/08/31

魅惑のマッスルカー黄金時代:1960年代と70年代の誇り高き車両たち

ビンテージ

人気のあるマッスルカーであるマスタング、カマロ、チャレンジャーに焦点を当て、1969年のシボレー・カマロ、コルベット、フォード・マスタング・ボス429を紹介。性能やコストパフォーマンスだけでなく、美しさや運転の喜びにも注目。

2022/04/08

US日産の巨大ユーティリティバンのNV3500

バン

逆輸入車

2019 Nissan NV Passenger

2022/06/15

日本でキャデラック・セビルの名が大きく知れ渡ったのが、92年モデルの第4世代

セダン

キャデラック

1992y CADILLAC SEVILLE STS