カスタム界で注目のショップは、オーナーと長く付き合える“信頼”がウリ【オールインポート】

ショップ

KRZ

マスタングエコブースト

オールインポート

COBB TUNING

埼玉県

レザージャケット

COBBチューニング

苦戦が続くアメ車業界だが、それでも何か新しい仕掛けを起こして盛り上げたいと意気込むショップもある。それが埼玉県のオールインポートだ。


アメ車業界を盛り上げるため、新しい試みにドンドン挑戦中!

苦戦が続くアメ車業界だが、それでも何か新しい仕掛けを起こして盛り上げたいと意気込むショップもある。それが埼玉県のオールインポートだ。攻めのカスタムばかりに注目が集まるが、ショップ方針は「オーナーと長く付き合える透明性のある運営」だ。

車両価格と整備では、絶対に嘘は付きたくない

創業7年と歴史こそ浅いが、アメ車に対する思いは熱い。低迷するアメ車業界をどうにか盛り上げようと、常に何かを模索し行動に移す。それが埼玉県三郷市のオールインポートだ。同ショップの名が一躍大きくなったのが数年前。そのキッカケとなったのが、下でも紹介しているド派手なマスタングのカスタムを製作してからだ。

その後もチャレンジャーなど次々とカスタムモデルを披露し、今では関東のアメ車カスタムでは「オールインポート」の名は知らない人はいない。装着するパーツは、アメリカ現地法人を通し最新パーツが取り寄せられ、同ショップで徹底的にフィッティングを追求。そのこだわりは、同業の重鎮達も目を見張る。

現在推しているのは、同ショップが日本総代理店となるマスタング・エコブースト専用のCOBBチューンの展開だ。3段階の設定システムがあり、段階的に能力がレベルアップ。フル設定ともなれば「所詮直4でしょ」という言葉は言えなくなる。アメ車がエコ路線にシフトしていく中でも、チューニングで「アメ車の面白さ」を提案するなど、時代にあった手法を取り入れているのだ。

新しい試みを取り入れているなかで、創業当時から変わらないのが、販売車両の信頼性と透明性のある表示価格を徹底しているところ。同ショップが扱う車両は、本国ディーラー仕入れがメインで、走行距離基準を設けて実走行の書類が必ず添付される。表示する価格は諸経費を含む乗り出し価格となり、契約後に何か分からない金額が上乗せされた、なんてことはない。

整備でも透明性を徹底し、交換パーツや整備内容、それに掛かる費用も詳細に説明する。カスタムばかりに注目が集まるオールインポートだが、代表の富安氏は「車両価格や整備内容など、お金とクルマの状態に納得できず、アメ車を手放すオーナーも多いと聞きます。

それは業界全体として大変残念な話。僕達はオーナー一人一人と向き合って、長く付き合えるショップになるよう心掛けているので、もしクルマのことで何か悩んでいたら、相談してください」と語る。信頼あるショップとの出会いが、アメ車を長く乗る秘訣。その一つとして、オールインポートは選択肢となる。

36

マスタングエコブースト専用COBBチューニング

COBB

オールインポートが日本総代理店を務める、マスタング・エコブースト専用COBBチューニング。ステージ1、ステージ2、ステージ3の三段階のチューニングのセッティングがある。全てキット化商品で、取り付け施工には加工不要のボルトオンで装着が可能。写真右は、ステージ2のインテークとインタークーラー。

210 188

ステージ3のフルステン大径エギゾースト。

178 420

COBBチューニングの第1ステップとなるのがステージ1。ECUチューンデバイスのアクセスポートと専用エアフィルターのセット。純正より平均30hpの向上が得られる。エンジンチェックランプの診断、DTCコードのクリア、オイルプレッシャー、水温、油温、ブースト圧、様々なチェックがリアルタイムで確認可能となる。

229

3段階システムの能力設定が可能 オーナーと長く付き合える“信頼”がウリ フル設定で純正から65hpアップの375hpに拡大!

2005y FORD MUSTANG GT 新車並行。走行49,000㎞。オールインポートのデモカー。Sフォージド22インチ、KRZブレーキ、KRZエアサス、ワイドボディ、GTウイング、ガルウイングなどカスタム多数。

CA4R00322222

2017y FORD MUSTANG EcoBoost Premium FastBack 新車並行。走行23,000㎞。現行マスタング・エコブーストの最上級モデル。フルオリジナル。2018年モデルでマイナーチェンジがされるので、このフェイスのラストモデル! 111

2012y DODGE CHARGER SRT8 SUPERBEE 新車並行。走行16,000マイル。スーパービー専用デカールなどが装着される特別モデル。ALPINE専用オーディオ、カロッツェリアHDDナビ、フルセグ、ETC、バックカメラが装着済み。

120153 96

オールインポート代表の冨安氏(右写真右)、店長の藤岡氏(右写真左)。2人が羽織るレジャージャケットは、レザー職人とオールインポートが共同開発した世界に一つだけのジャケット。同ショップで販売中だ。

128 45 87

マスタング・エコブーストのダウンサイジングモデルから、SRTなど大排気量モデル、SUVなどバリエーション豊富な販売車両が並ぶ店内。メンテナンスも自社で行なっている。KRZの東日本代理店でもあり、カスタムパーツの対応の早さもショップの大きな魅力となっている。


SHOP DATA ALL IMPORT【オールインポート】
●所在地/埼玉県三郷市半田1063-2
●TEL/048-959-9419
●URL/www.allimport.jp
●営業時間/10:00~19:00
●定休日/月曜日


■写真/古閑章郎 ■文/相馬一丈
2018年 アメ車マガジン 2月号掲載


関連記事

RELATED


COBB チューン続々増加中 エコマスタングが面白い!フォードマスタング【オールインポート】

埼玉県のオールインポートが日本総代理店として展開するエコブーストマスタング専用のチューニング「COBBチューニング」だ。ステージ1~3までの3段階のチューニングメニューがある。

購入もアフターもオールインポートが選ばれる理由

関東でチャレンジャー&チャージャーのオーナーが集まるショップといえば、埼玉県のオールインポートの名が挙がる。大きな理は、品質の高い車両・透明性のある車両価格表記・オリジナルパーツを含むカスタム技術だ。

信頼の整備力が購入の決め手となる【ジョイベース】

誰もが一度は憧れを持つ旧車の所有。だが気になるのは維持メンテナンス。それだけに購入ショップの選定は重要になるが、信頼ある整備力で多くのオーナーから支持されるジョイベースに在庫する58年型アパッチは、そんな不安を払拭する一台となるだろう。

Jeepの老舗「タイガーオート」が広大な敷地(3700㎡)を誇る新店舗を埼玉県鶴ヶ島市にオープン!

楽しいだけでなく安心できる、アメ車ライフをサポート!【スカイオート】

MAINTENANCE of AMERICAN CARS

 

最新記事


2024/10/12

キリっと引き締まった新顔がチャームポイントの新型モデル【ジープラングラー】

SUV

ジープ

アメリカ本国ではすでに発表されていた新型モデルを、2024年5月10日から全国のジープ正規ディーラーで販売を開始した。今回はあまり大きな変更は実施されていないものの、アイデンティティであるグリルをデザインしなおしていることが一番のトピックだ。

2024/10/11

カリフォルニアハウスには国産車よりも断然アメ車が似合う!【1978y シボレーC-10】

ピックアップトラック

ビンテージ

シボレー

赤いC-1500で一度本誌にも登場したことのあるオーナーさん。実はその後ハイエースへと乗り換えて数年間は便利で快適なカーライフに身を置いていた。しかし、自宅に停めたその雰囲気がシックリこない。セカンドカーのジムニーでも何か違う。ってことでC-10を停めてみたら完璧!

2024/10/10

直線基調のロングホイールベースで魅せる【カプリスワゴン】

ステーションワゴン

ビンテージ

シボレー

故きを温ね新しきを知る。いわゆる“温故知新”ということわざがあるが、若者たちのアメ車事情は新しきを知ってから古きを知るという逆転現象も珍しくない。2000年以降に生まれた若者たちを魅了してやまない80's Classicに迫る!

2024/10/09

VW TYPEⅡの対抗馬に相応しいCalでVintageなルックスを継承【フォードエコノライン】

バン

フォード

61年にファルコンをベースに誕生した初代エコノラインは、エンジンを床下にレイアウトしたキャブオーバーワンボックスバン。当時のVWタイプⅡに対抗すべくリリースされたとの噂。その二代目となるのが68年よりモデルチェンジを果たしたこちらの個体だ。

ランキング


2022/04/08

US日産の巨大ユーティリティバンのNV3500

バン

逆輸入車

2019 Nissan NV Passenger

2016/11/04

超レアなマスタング、1969年モデルのBOSS429!

クーペ

ビンテージ

フォード

1969y FORD MUSTANG BOSS 429

2018/02/07

走っているとやけにハンドルがブレる…原因はタイヤ?ホイールバランス?それともブレーキか?【REFRESH PROJECT】

メンテナンス

コラム

走行中に感じた違和感。それはハンドルのブレ。【REFRESH PROJECT】

2022/07/14

チャレンジャーとチャージャー、実はこの2台は双子の様な存在と言える。

セダン

クーペ

ダッジ

2019 DODGE CHALLENGER R/T SCATPACK WIDEBODY[SUBLIME]
2018 DODGE CHARGER DAYTONA392[YELLOWJACKET]