アメ車ファンにとって年に一度の最重要イベント【スーパーアメリカンフェスティバル】

イベントレポート

フェスティバルウォーク蘇我

スーパーアメリカンフェスティバル

アメマガ2020年1月号

2019.10.13
スーパーアメリカンフェスティバル
千葉県 ハーバーシティ蘇我フェスティバルウォーク


スーパーアメリカンフェスティバル千葉県 2019.10.13

スーパーアメリカンフェスティバル

ハーバーシティ蘇我フェスティバルウォーク 2018年の東京お台場から千葉県のハーバーシティ蘇我フェスティバルウォークに会場を移しての初開催となった スーパーアメリカンフェスティバル 。台風直撃のタイミングで開催が危ぶまれる中、当日は晴天となり、参加者&来場者も思いのほか多く、盛り上がったのだった!

今回で27回目となるアメ車界を代表する歴史あるビッグイベント

スーパーアメリカンフェスティバル

スーパーアメリカンフェスティバル といえば、アメ車ファンならずとも知るお馴染みのイベント。なんと、2019年で27回目を迎える歴史のあるイベントでもある。いわゆるカーショーやスワップミートにとどまらず、かつては富士スピードウェイを会場とすることで、ファニーカーやトップフューエルといったトップカテゴリーを含めたドラッグマシンのパフォーマンスを体験できたり、本格的なライブパフォーマンスも味わえるといった、総合的なエンターティメントなイベント。

近年では、イベントの数が増えていることで、参加者が分散しがちで、それぞれの規模が縮小傾向にある。そのため、2018年は会場が富士からお台場へと変更。そのため、ドラッグレースはできないが、アメフェスならではのライブミュージックありのエンターテイメントな内容。そのお台場も、オリンピックの影響で、会場が利用できないため、2019年はハーバーシティ蘇我での開催となった。

会場のフェスティバルウォークは、お台場にも通じるベイエリアの大型複合施設の中にある娯楽をメインとするエリア。そのため、一般客も多く、港に隣接しているため、雰囲気も良い。イベント前日に大型台風の直撃が予想されており、延期という話も持ち上がる中、予定通りの日程で開催。

当日の天気は快晴で、まさにイベント日和ではあったが、道路の通行止や、JRの運休などで、会場入りするのが困難ではあった。出展車両や、ライブ出演者には、実際に会場入りできなかった人もいたが、そうした状況とは思えないほどの参加者や来場者が訪れ、大盛り上がりだった!

前日までの豪雨が嘘のような快晴で、まさにイベント日和だったアメフェス。複合施設を利用する一般の来場者も含めて、予想以上の来場者が訪れた。スワップミートやケータリング、ライブパフォーマンスも充実した内容で、盛り上がっていたぞ。

1970 Chrysler Newport

1970 Chrysler Newport

クラシックなMoparというと、マッスルばかりが注目されがちだが、フルサイズもまたMoparならではのクセがあって魅力大!

1983 Chevrolet C10

1983 Chevrolet C10

スクエアトラックとして近年人気急上昇なC10。きっちりと磨き込まれたweldのホイールによってカッコ良さが際立つ!

1934 Ford 3window Coupe

1934 Ford 3window Coupe

ボディカラーやテールレンズのアレンジなどはハイテックながら、大型ヘッドライト、マグスタイルのホイールはビンテージなクロスオーバー。

2007 GMC Sierra 3500 dually

2007 GMC Sierra 3500 dually

ピックアップの頂点ともいえるデューリーは、ロッダーの足としてもお約束の存在で憧れ。ルックス的な迫力を始めコスト的にもステイタス!

1957 Chevrolet Belair

1957 Chevrolet Belair

総合的に手のかかったショークオリティっぷりが遠目に見ても分かる。グリーンの配色やエンジンのディテーリングに高いセンスを感じる。

1969 Dodge Charger

1969 Dodge Charger

ダメージのある状態のボディからしてワイルドなところに、トンネルラムインテークにスクープを嵩上げして装着したワイルド過ぎるチャージャー!!

1969 Chevrolet Camaro

1969 Chevrolet Camaro

ペースカー仕様のクーペ、Z10 がRSなのに対して、スタンダード顔のSS仕立てな1台。ホイールがラリーならオリジナルかと思うアプローチ。

1969 Plymouth Roadrunner

1969 Plymouth Roadrunner

ストックのカラースキム&スロットホイールの装着が往年のストリートカー然として今見るとステキ。ブルーメタリックの内外装共にストックだ!

1970 Dodge Charger R/T

1970 Dodge Charger R/T

70年型チャージャーのマニュアル車という時点でステキだが、440エンジンはしっかりとモディファイされた、かなりヤンチャな仕様!

1964 Chevrolet El camino

1964 Chevrolet El camino

ブルーメタリックのボディにweld社のドラッグライト・ホイールが映える。シンプルで飽きのこない格好良さ。アワードを受賞。

1964 Chevrolet C10

1964 Chevrolet C10

メリハリのあるプレスラインが映えるストレートボディ! クローム類や内装もクリーンですがらしい。乗用車用のラリーホイールが新鮮なのだ。

1967 Ford Mustang GT Fastback

1967 Ford Mustang GT Fastback

総合的にストックに則ってレストアされたショークオリティの個体。人気のモデルの割にはここまですっきりとしたマスタングGT はいそうでいない。

フォトギャラリー

Photo & Report:石橋秀樹
アメ車マガジン 2020年 1月号掲載


最新記事


2024/10/03

【シェルビーF150スーパースネーク】より低くオンロードに特化したスーパースネーク

ピックアップトラック

フォード

ハイパフォーマンストラックと言うジャンルを築いた、フォード・SVTラプター。そしてフォードは、そのラプターをも凌駕するシェルビー・F150スーパースネークを登場させた。最高出力は、なんと770馬力。並みのスポーツカーでは太刀打ちできない加速を備えた、まさにシェルビーの名に相応しいモデルとなっている。

2024/10/02

車両販売だけでなくメンテナンスもウエルカム【カーショップトラッシュ】

ショップ

2024年で創業20年を迎えたトラッシュ。札幌の中心地からクルマで30分ほどの距離にあり、都会の喧騒から離れた隠れ家的な雰囲気。代表の川口さんを中心に、様々なスペシャリストがお店を支える。

2024/10/01

サービスカーとプロジェクトカーどちらも思い入れの強い一生モノ!【6DEGREES】

クーペ

バン

シボレー

「旧車になればなるほど部品で困るのは致命傷。そんな部品の供給が未だに充実していることがGM車の魅力だ」と語る6ディグリーズの石堂さん。若かりし頃の想い出が詰まった愛車と一緒に時を刻める喜びは格別だ。

2024/09/30

【1951 シボレースタイルライン】26インチの鍛造スポークが不思議なことに絶妙にマッチ

セダン

ビンテージ

シボレー

日本車で50年モノのビンテージカーは数少ないが、アメ車では半世紀選手は意外と珍しくない話。と思っていたら、何と72年前のスタイルラインが日本上陸!輸入したのはカスタムを積極的に手がける、あのクアートだ。

ランキング


2024/10/02

車両販売だけでなくメンテナンスもウエルカム【カーショップトラッシュ】

ショップ

2024年で創業20年を迎えたトラッシュ。札幌の中心地からクルマで30分ほどの距離にあり、都会の喧騒から離れた隠れ家的な雰囲気。代表の川口さんを中心に、様々なスペシャリストがお店を支える。

2024/10/01

サービスカーとプロジェクトカーどちらも思い入れの強い一生モノ!【6DEGREES】

クーペ

バン

シボレー

「旧車になればなるほど部品で困るのは致命傷。そんな部品の供給が未だに充実していることがGM車の魅力だ」と語る6ディグリーズの石堂さん。若かりし頃の想い出が詰まった愛車と一緒に時を刻める喜びは格別だ。

2018/02/07

走っているとやけにハンドルがブレる…原因はタイヤ?ホイールバランス?それともブレーキか?【REFRESH PROJECT】

メンテナンス

コラム

走行中に感じた違和感。それはハンドルのブレ。【REFRESH PROJECT】

2021/03/15

【注目のアメリカン雑貨】大阪の老舗ブランド、アンダーウッドが同業者の買い付け地に!

ショップ

大阪府吹田市の閑静な住宅街にあるユニークなショップ「アンダーウッドブランド」。ヴィンテージカーやオートバイからアパレル、多肉植物など幅広いアメリカンアイテムが豊富。同店はヴィンテージ・アイテムの素晴らしいコレクションを展示するだけでなく、カスタムカーやオートバイのレストアなど様々なサービスも提供しており、一度は訪れるべきショップ!
UNDERWOOD BRAND【アンダーウッドブランド】