スワップミートのブースが充実したアメリカ~ンなイベント【スーパーアメリカンスワップミート】

イベントレポート

アメマガ2021年1月号

スーパーアメリカンスワップミート

2020.10.25 SUN
スーパーアメリカンスワップミート


2020.10.25 SUN スーパーアメリカンスワップミート

アメリカンでノリの良いライブミュージックが楽しめる、アメリカンなカーショー&スワップミート、それがスーパーアメリカンスワップーミートだ。出展社数や来場者数も多く、楽しい宴は大盛況だったぞ!

あのアメフェスを継承するイベントはアメリカンなノリで楽しい度MAX!!

IMG_3135

メジャーイベントとして四半世紀以上にわたって開催されたスーパー・アメリカン・フェスティバルが、内容を引き継ぎながら、スーパー・アメリカン・ガレージやスーパー・アメリカン・スワップミートとして継続開催されている。

IMG_3034

2020年はコロナ禍の影響で、朝霞の森を会場とするスーパー・アメリカン・ガレージは順延~中止と、残念な状況になってしまった。

IMG_2971

そのため、荒川彩湖公園駐車場にて、毎月第一日曜日にスーパーアメリカンモーニングというミーティングイベントを立ち上げて、アメ車オーナーの集まる機会を提供している。

IMG_2963

そして、ドラッグレースイベントとして富士スピードウェイで開催していたスーパー・アメリカン・フェスティバルは、「スーパーアメリカンスワップーミート」と改名し、ハーバーシティ蘇我にて開催。

開催地のハーバーシティ蘇我は、都心からも近くて、お台場に変わるロケーションとして注目度が上がっている。昨年は台風の直撃と重なり、ライブスケジュールが変更されたが、今年は見事な晴天に恵まれた。コロナ禍の影響を感じさせないほど、出展数も来場者数も多く大盛況だった。

IMG_3040

タイトル通り、スワップミートのブースも充実しており、特設ステージでは、ライブミュージックやオークションなどが終始行われているのがポイント。

カーショーやスワップミートはもちろんだが、ライブミュージックありきで訪れる人も少なくない程。ケータリングもバラエティに富んでいて、コンテンツが充実したイベントなだけに、家族でも楽しめる点でもアメリカンなのだ!

IMG_3167

ビンテージなアメ車が大半を占めるだけに、オーナーや来場者が一定の年齢層に偏りがちだが、意外なほど若い世代や女子の割合が多かった。晴天に恵まれ、季節外れな暖かさとあって、家族連れや、ペット同伴者も多かったのだ。

9時に開場し、9時半には特設ステージにてチャリティーオークションがスタート。11時から終了までは、カーショーの表彰を挟んで、7組もの出演者が常にライブパフォーマンスを展開! アイドル的なグループから大御所まで様々なアーティストによって、アメリカンでノリの良いサウンドで盛り上がった。

1932 Ford Roadster (Convertible)

1932 Ford Roadster (Convertible)

イエローのボディ&ポリッシュのスロットホイールのコントラストが映えるデュースロードスター。外観はロードスターながら、ホロの後部が開閉式コンバーチブルのニューボディ車。サイドガラスもあるので悪天候もOK?!

1968 Ford Country Sedan Station Wagon

1968 Ford Country Sedan Station Wagon

地味で飾り気のないデザインのフォードのステーションワゴンというと、奥様のお車という印象ながら、GTのエンブレム&390のバッジに秘めたポテンシャルの予感! ホイールもスチール&チャップの超スリーパーか?

1964 Plymouth Savoy sedan

IMG_3151

ドラッグ馬鹿なマニアなオヤジしか相手にしなかったアーリー60'sのポストセダンも、今ではイケてるMoparマッスルとして憧れの存在。そんなわけで、この個体はイケてるヤングなオーナーが所有!

1970 Dodge Challenger T/A

1970 Dodge Challenger T/A

SCCAのTrans-Amレースのホモロゲーションモデルとして、そのまんまT/A(Trans-Am)のネーミングが与えられた激レアチャレンジャー。340ci+6bblキャブ、ファイバーフード、サイドマフラー、そしてグラフィックがたまりません!

1969 Chevy Camaro RS

1969 Chevy Camaro RS

スキニー&ファットなサイズによる、コンペティションなWeld Recingホイールがお似合いのRS。ストックの魅力を活かしつつ、シャシーなども含めて大幅にアップデートした、ハイダラーでアウトローな個体!

Chevy Camaro 3rd-generation

Chevy Camaro 3rd-generation

カマロというと、国内では初代が一番人気ですが、本国では3rdもコレクタブルな存在としてオリジナルでレストアする者も少なくない。スタンダードこそ、80sならではのレーザーエッジなスタイリングが際立って◎!


Photo & Text 石橋秀樹
アメ車マガジン 2021年 1月号掲載

最新記事


2025/11/06

統一感が生む独自の世界は近未来な印象を抱かせる【ハマーデザイン】

クーペ

ビンテージ

シボレー

ショップ

ハマーデザインの濱岡氏がアメリカ滞在時に出会ったダニーD氏。彼に亡き今、その遺志を継承し後世に広める者として、様々な作品を濱岡氏は生み出し続ける。

2025/11/04

【FIELD STYLE JAPAN 2025】450社以上が出展するアジア最大級のアソビの祭典

イベントレポート

FIELDSTYLE JAPAN 2025
AICHI SKY EXPO(愛知国際展示場)

2025/10/30

【マッスルカーナショナルズ14】イベントの主役は、1960~70年代のアメリカンマッスルカーたち

イベントレポート

MUSCLE CAR NATIONALS 14
18th May 2025
名古屋港ガーデンふ頭ひがし広場

2025/10/28

夫婦でアメ車!しかもマッスルカー2台という贅沢な選択肢【チャレンジャー&マスタング】

クーペ

ダッジ

フォード

一台はマッスルカーやトラック、そしてもう一台はミニバンやSUVと、夫婦でアメ車2台を所有する方たちの大半はどちらか一方がファミリーカーとして成立するパターンが多い。そんな中、どちらも2ドアクーペのマッスルカー2台を所有する強者夫婦を発掘!

ランキング


2024/12/31

【FORD F-150 LIGHTNING】公道は走行できないですがビジネスのために投入!

ピックアップトラック

フォード

チャレンジャー専門店のラグジ・島澤社長から「F-150のライトニングを、ディスプレイ用として購入したお客様がいますよ」と連絡が。展示するためのクルマってどういうこと? とモヤモヤしながら取材に向かった。

2020/08/31

魅惑のマッスルカー黄金時代:1960年代と70年代の誇り高き車両たち

ビンテージ

人気のあるマッスルカーであるマスタング、カマロ、チャレンジャーに焦点を当て、1969年のシボレー・カマロ、コルベット、フォード・マスタング・ボス429を紹介。性能やコストパフォーマンスだけでなく、美しさや運転の喜びにも注目。

2022/04/08

US日産の巨大ユーティリティバンのNV3500

バン

逆輸入車

2019 Nissan NV Passenger

2025/11/06

統一感が生む独自の世界は近未来な印象を抱かせる【ハマーデザイン】

クーペ

ビンテージ

シボレー

ショップ

ハマーデザインの濱岡氏がアメリカ滞在時に出会ったダニーD氏。彼に亡き今、その遺志を継承し後世に広める者として、様々な作品を濱岡氏は生み出し続ける。