ディーラー車ベースのフルカスタム車両のマスタング
2015 FORD MUSTANG
AMERICAN CUSTOMS
2015 FORD MUSTANG
本国仕入ればかりがBUBU 阪神の強みと侮るなかれ、ディーラー車ベースのフルカスタム車両も網羅!
BUBU阪神と言えば、横浜店に次ぐ関西圏の本国直輸入販売といったスタンスで知られているが、中にはその本国モデルを購入する際に愛用していたアメ車を下取りして販売するケースも多い。BUBUならではの低金利、1年保証のBUBUワランティープラスなどの頼れるアフターサービスが付いて、この手のクルマを手に入れられるとなれば選ばずにはいられない。
ディーラーがない現在頼るべきはBUBU!
2016年にフォードが日本から撤退して早5年。後にアフターサービスの引き継ぎ先などが決まり事なきを得たのだが、コレがキッカケとなってディーラー車ベースのカスタム車両は以前にもましてリミッターをカットしたかの如く、ディーラーに出入りできる範囲内といったセオリーがなくなり、自由に、そして大胆なカスタムを施すオーナーが増えたことはカスタムフリークたちにとっては割と嬉しいニュースだったりする。
紹介するマスタングもそんなディーラー車ベースのフルカスタム車両。カーボンインテリアの内装に加え、ボンネットインナーのカーボンパーツの内外装をセンス良くコーディネートしつつ、ローダウンを施してブロンズゴールドカラーのROHANA20インチをインストール。虹色な色味がイカすナットにグリーンのブレーキキャリパーなどでボトムスを彩り、グレーのボディカラーがその印象をより色濃く導く。
ここ数カ月本誌では本国でも入手困難な限定モデルや希少モデルばかりを紹介してきたこともあって、日本国内で普通に買えたディーラーモデルベースとなるとちょっと親近感が湧く。つまるところ、今ここで乗り換えを検討中のカスタム車両に乗っている方にとっても、BUBU阪神は心強い味方として覚えておくべきなのだ。ディーラーの下取り以上の高価買い取りも夢じゃない。
新車購入から6年間、前オーナーが大切にしてきたことが随所に感じられるインテリア。各部カーボンによるアクセントや50周年記念モデルの証であるプレートもグッドコンディションを保つ。
大き過ぎず程よく主張するリアウィングとクリアなテールレンズ、グレーメタリックとグロスブラックのコントラストが大人っぽく上品に映える色使いと重厚感溢れつつもジェントルなエギゾーストノートを奏でるマフラーによるリア周り。下から舐めまわす様に見ても、このクルマのカスタム具合が如何に本気であるかが窺える。
ボンネットダクトを連想させる立体的なデザインのエアロボンネットフードの追加やフォグ周りのカーボン化、そしてエンジン内部のカーボンアクセントによるスポーティーな装いも特筆物。ハイパフォーマンス化や、理に適った手数のみならず、見えないところや細かい部分にまでこだわって製作することで、ワンランク上の車格をアピール。
グレーメタリックのシックなボディカラーにマットな質感のブロンズ色が一際存在感を放つROHANA 20インチホイール。ホワイトレター化したタイヤも良い味が出ており、差し色的に取り入れたライムグリーンのブレーキキャリパー、そしてチタンの如くレインボーに輝くロックナットのアクセントも実にハイセンス。ボトムスの仕立てからも前オーナーの想い入れの深さが見て取れる。
BUBU HANSHIN【BUBU阪神】
TEL:06-6427-5151HP:https://www.bubu.co.jp
PHOTO&TEXT:石井秋良
アメ車マガジン 2021年 7月号掲載
最新記事
2024/04/26
ガレージジョーカーのオールペンといえば、やはりパープル。【GMCソノマ】
「自分が好きな色」と言う理由から、ガレージジョーカーではパープルにオールペンされたモデルが幾つか存在する。だが今回のソノマは、さらに妖艶さを追求して、ベットライナーをレッドにし、さらにインテリアもレッド化に
2024/04/25
LUXZとWORKが奏でる 究極のハーモニー
チャレンジャーの魅力をさらに引き出し、独自のスタイルを産み出したLUXZ。オリジナルのボディキットの存在感はまさに圧倒的だが、そのスタイルを完成させるために必要不可欠なパートナーがWORKだ。
2024/04/24
17インチのサイズ感で“ビンテージ”な装いを色濃く表現
PCD100の5穴、センターハブ57.1mmのPTクルーザー。社外ホイールも多少はリリースされているが、満足するデザインのホイールが存在しない。ワンオフでデザインできる鍛造ホイールメーカー「FAMOUS FORGED」なら、狙い通りのボトムスが叶う!