【ホットロッドカスタムショー2025】アメリカンモーターカルチャーのファンにとって絶対に無視できない最重要イベント!

イベントレポート

アメマガ2026年3月号

ホットロッドカスタムショー

ホットロッドカスタムショー2025

パシフィコ横浜

ムーンアイズ

年々注目度が高まるホットロッドカスタムショーは2025年で33回目を迎える。 国内はもちろんのこと、海外からは来場者だけでなく車両エントリーや出店も含め年々増加!国内最大級のインドアショーであると同時に国際的社交場としても大きく貢献!

33nd YOKOHAMA
HOT ROD CUSTOM SHOW 2025
神奈川県・パシフィコ横浜
7th Dec 2025


完成度の高い車両の出展台数もコンテンツも盛りだくさんで1日では網羅できない!!

33nd YOKOHAMA HOT ROD CUSTOM SHOW 2025
神奈川県・パシフィコ横浜
7th Dec 2025

ホットロッド、カスタムをはじめ、チョッパーなどモーターサイクルにおける国内最大級かつ最重要インドアショーとして定着している『YOKOHAMA HOT ROD CUSTOM SHOW(以下、HCS)』。国内だけでなく海外も含めてアメリカのモーターカルチャーを意識する者にとっては、一年を通してもっとも重大なイベントとしてもすっかりお馴染みの存在。それだけにエントリーする車両も各業界のトップレベルが全国から一堂に出展される。

年々注目度が高まるだけに、HCSに合わせてプロジェクトする車両も少なくない。また、クルマ、モーターサイクルそれぞれに毎年異なるテーマによるスポットライト企画が組まれているため、テーマに沿った魅力を発揮する車両が特設エリアで展示される。2025年のテーマは"40Years of Hot Rodding in Japan”として、国内におけるHot Roddingの火付け役である笠井俊一氏率いるDeuce Factory Japanの開業40周年を讃える企画。笠井氏が手掛けた有名車やクリーンかつシンプルにフィニッシュしたトラディショナルなストリートロッドが結集した。

ハイレベルな出展車両をチェックするだけでも1日では足りない規模だが、ライブミュージック、ベンダーブース、ピンストライピング、ピンナップガールコンテストなどのコンテンツ満載なののもHCSの大きな魅力!何はさておき未体験の方は、一度は足を運ぶべき!

Best of Show Automobile
1940 Mercury Eight
“該当なし”で終わる年もある栄えある“BEST OF SHOW”を獲得!

BEST OF SHOWは文字通り会場内における一等賞ということだが、HCSとしての一定のクオリティを満たしていることも踏まえた選考なのがポイント。そのため該当なしという年もある価値の高い賞となっている。受賞したこのマーキュリーは過去にも出展しているが、ボディのリフレッシュやインテリアのアップグレードを施しての再出展。絶妙なバランスでチョップトップしたスムースなフォルムの美しさが際立っている!

Best of "40 Years of Hot Rodding in Japan"
1932 Ford Model-B Woody Wagon
40年前に笠井俊一氏が国内に持ち込んだピックアップがベース!

国内におけるストリートロッド1号車といえるピックアップをベースに、すべて国内にてウッディワゴンにアレンジした秀作! 3インチのチョップトップによるスタイリッシュなフォルムが魅力的。ルックス、クオリティともに素晴らしいウッドワークはローイングボートの職人によるもの。

Best Kustom
1935 Plymouth
オーセンティックなウェスターガード・スタイルの通好みなプリムス

カスタムカー創世記に誕生したウェスターガード・スタイルを貫いた国内では希少な存在。国内において長年にわたり進化した有名車。特有のエレガントなフォルムやセオリーであるコーチビルドカーのグリルの採用など、全体的にバランスよく取り入れている。マイナーなベース車の魅力も際立っている。

Best Street Rod
1932 Ford Victoria
クーペとセダンの中間的存在の希少な“ヴィッキー”特有のフォルムが映える

数あるボディバリエーションの中でも希少なヴィクトリアは、2ドア・セダンよりもルーフが短いことで張り出したテール部の湾曲したフォルムがチャームポイント。前輪をナロードしてフェンダーをガッツリと被したスタンスが最大の魅力。所有歴の長さを感じさせない美しさも◎!

Best Suede
1941 Ford Convertible
ベース車の魅力が際立つオーセンティックなテール・ドラッガー!

テール・ドラッガー特有のフォルムがバランスよく発揮された希少な41年型コンバーチブル。ベース車特有のボディのボリューム感と、コンチネンタルキットの装着で延長したバンパーによる後部とのバランスが絶妙。低いルーフの形状も相まって美しいシルエットを確保!

Best Hot Rod
1929 Ford Model-A
Hot Rod 創世記を体現するバックヤードビルドによるシングルレーサー

29年型フォードがベースではあるものの、その面影はまったくないほどモディファイして往年のシングルレーサーを再現。千里浜なぎさドライブウェイで行なわれるHot Rod創世記同様の砂浜ドラッグレースではウィナーという実力車! スタイルだけでなくリアルにホットロッドなのが◎!

Best American Car
1954 Chevrolet Corvette
“ブルーフレーム”インライン6 を搭載する最初期コルべット

量産車では初採用のファイバーグラス製ボディならではの曲線美が魅力的。戦前から受け継ぐOHV 直6エンジンがベースの“ブルーフレーム”のみでラインナップされた54年型は、生産台数3600台程度の希少な存在。ショークオリティの車両は本国でも希少。

Best Custom
1960 Pontiac Catalina Safari Wagon
上品さとカジュアルさを兼ね備えたマイルドカスタムの秀作

ロー&ワイドなスタイリングの魅力が最大限に発揮されたアレンジが絶妙!ベース車のチョイスも含め、60sフルサイズにおけるマイルドカスタムの魅力的な車両は、大抵このカタリナ同様Strongers Kar Klubの仕業だったりする!MOONEYES HAWAII's Pickも受賞。

Best Paint
1973 Oldsmobile Delta 88
絶妙なペイントでオールドスクールローライダーの魅力炸裂!

どのスタイルも時間の経過とともに進化やクロスオーバー化するからこそ、オールドスクールの魅力も再認識できる。そこでは本来の魅力を反映するオーセンティックな手法が重要。ベストペイントに恥じないクオリティと絶妙なデザインでベース車のキャラクターを引き出している!

Best Display
1989 Chevrolet C1500
90sのトレンドとチカーノテイストが融合する独自のアプローチ

OBS('88~'98GMのC/K)を何台も所有&乗り継ぐハードコアなオーナーによる変化球的アプローチのC-1500。往年のパーツを駆使してアレンジしたうえで、今回はホイール変更でチカーノテイストを盛り込んだ。車両のイメージに合わせた砂漠&サボテンのディスプレイも素晴らしい。

Best Muscle Car
1968 Dodge Charger
総合的アップグレードでフレンドリーに楽しめるヴィンテージMopar

外観からはホイールの変更程度にしか見えないが、トーションバー&リジットリーフのストックのサスペンションをIRS&コイルオーバーにごっそりと入れ替え。ブレーキ&ホイールもインチアップして操作性&乗り心地を格段と向上。国内ではまだまだ少ない総合的アップブレード車!

Best Lowrider
1952 Chevrolet Coupe
シンプルながらも存在感のある芸人好みのクーペ

ルートビアのボディカラーと満載のクロームパーツとのコントラストが映えるトラディショナルなクーペ。同色で統一した内装やクロームのクオリティも完璧!オプションパーツをフル装備してオリジナルの魅力を発揮した玄人好みの渋いフィニッシュ。

Best American Pickup
1956 Chevrolet 3100
クラシックトラックにおける最新トレンドをリアルタイムに反映

国内においてのクラシックトラックはトラディショナルやローライダー系が主流の中、こちらはキッチリと最新のスタイルでフィニッシュ。デューリータイプの10ラグホイールをガッツリと飲み込んだスラムドスタンスがクール!!内装、ベッド、エンジンベイまで総合的にアレンジ!

Best Interior
1974 Chevrolet Caprice
リッチ&ナスティなオールドスクールローライダーの魅力全開!

ショーネーム“DON TACOS”のイメージにマッチしたオールドスクール感炸裂の色調&グラフィックがお見事!イメージに合わせてフルカスタムしたインテリ&トランク内のデザインも完璧!ベース車のキャラクターにマッチしたフィニッシュで、スタイルの枠を超えて評価できる1台!


主催:MOONEYES
https://www.mooneyes.co.jp/


PHOTO&TEXT:石橋秀樹
アメ車マガジン 2026年3月号掲載


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