【1966 シボレー マリブワゴン】美しさと機能を両立し、日常的に乗れるカスタム

ステーションワゴン

シボレー

アメマガ2026年3月号

KROOZ

マリブワゴン

アメ車のイジり方

ClassicForged

アメ車のカスタムは車高を下げ、派手なキャンディペイントやミューラルを施すもの? そんな画一的なイメージに一石を投じるのが、ローロッドスタイル。低さを追求しつつ、実用性を兼ね備えているのがポイントだ。

アメ車のイジり方


往年の雰囲気を損なわず機能を現代的に進化させる

'66 Chevrolet Malibu Wagon

車高を下げたカスタムはすべてローライダー?そんな思い込みをしている人にまずはローロッドの特徴を説明したい。「低さ・シンプル・佇まい」を重視しており、派手さより雰囲気を大切にしているのが特徴。ベース車両は1950〜60年代で、車内も当時の面影を残しているものがほとんどだ。もちろん低さを追求するためにエアサスを組むが、ただ低さを求めるのではなく「普通に走れる」ことに重点を置いている。控えめな外観と相まって、日常的に乗れるカスタムと言えるだろう。

そんなマリブワゴンを製作したのは、エアサス/ブレーキ/鍛造ホイールをリリースする福岡のKRZ。サスペンションはもちろんKRZのCANOVERで、アーム類はライドテックを採用し、安定性や快適性も実現している。

 

ホイールも、エアサス同様にKRZのクラシックフォージをチョイス。往年の雰囲気を損なうことなく大径化が可能で、しかも鍛造製法による抜群の強度を実現しており、多くのビンテージアメリカンオーナーが熱望していたホイールだ。

 

なお外側からまったく見えないが、フロントブレーキはウィルウッドの4ポットに変更。走る・曲がる・止まるというクルマの3大性能をしっかりと確保しつつ、個性も追求する。それがローロッドスタイルのポリシーだ。

内外装は至ってシンプルで、一見するとノーマルのままに見える。ヘッドライトはレンズカットのままだがLED に変更し、夜間の視認性を向上。レアなルーフラックは錆びないように、オーナーは定期的に磨くそうだ。

ホイールはKRZのクラシックフォージド6164をチョイス。フロントには18インチを、リアには19インチをセットして安定感を追求。なお、ローロッドスタイルの特徴の1つに落ち着いた光沢が挙げられるが、それもしっかり踏襲している。

エンジンは350で、TH350の3ATを組み合わせる。太いトルクと相まって気持ち良くクルーズできるが、安定性を向上させるためにアルミラジエーターに変更。もちろん快適なドライブに欠かせないエアコンも装着する。

ラゲッジスペースにセットしたタンクと2基のコンプレッサー。ユニバーサルエアーのタンクとCANOVERのコンプレッサーのコンビで、美しいパイピングが特徴。アーム類やブレーキもバージョンアップし、現代車に匹敵する安定性を実現している。


Thanks:KROOZ CUSTOMS
TEL:092-928-6734
HP:http://www.krooz-int.com


PHOTO:浅井岳男
TEXT:空野稜
アメ車マガジン 2026年3月号掲載


関連記事

RELATED


【テスラ モデル3】キャブ車とは対極的なテスラのカスタムも開始

ローロッドスタイルを得意とするKRZ。2025年の夏から新たなジャンルをスタートさせた。それが何と「テスラ」のカスタム!もちろんエアサス&ホイールをセットし、新たな世界を提案する。

【ワッツ】高級モーターホームだけでなく、スタンダードなアメ車も得意!

バスのように大きなモーターホームを扱う、熊本のWOT'S。近年はそんなイメージがすっかり定着しているが、ビンテージアメリカンも、まだまだ積極的に取り扱い中だ。

【アニバーサリー】アストロに乗りたい人のために車両やパーツを確保し続ける!

日本全国で一大旋風を巻き起こしたアストロ。当時と比べると専門店の数は減少しているが、アニバーサリーでは今も積極的に取り扱い続ける。

【クアートFAB】フルサイズのアメ車だけでなく、最先端のテスラも取り扱い開始

カスタム専門店のイメージが定着している岐阜のクアートだが、シンプルなアメ車の販売も実施中。また2025年末からは、新たなカテゴリーとしてテスラもラインナップに加わった!

【1967 ビュイック リビエラ】ローロッドの定番色であるワインレッドを纏う

カスタムはしてみたいけど、ショーカーのような派手さは求めていないし、何より毎日乗れなくなってしまう。普通に乗れるけど、ノーマルとは一味違う。そんなオーナーの理想を、グレイスキャブが具現化する。

 

最新記事


2026/07/10

【ワッツ】高級モーターホームだけでなく、スタンダードなアメ車も得意!

クーペ

ピックアップトラック

シボレー

ポンティアック

バスのように大きなモーターホームを扱う、熊本のWOT'S。近年はそんなイメージがすっかり定着しているが、ビンテージアメリカンも、まだまだ積極的に取り扱い中だ。

2026/07/07

【bond PROTECTION & WRAPPING】塗装に匹敵する美しさをbondなら実現可能

ラッピング&ペイント

塗装は元に戻せないけれど、ラッピングはいざとなれば剥がせる。でも紫外線からガードできても、飛び石などは守れない。その2つの願いを1つでかなえるのが、bondのフルカラーPPFだ。

2026/07/03

【2001 ダッジ デュランゴ SLT】「アメ車=ワルっぽさ」を体現する初代デュランゴの魅力と面白さ

SUV

ダッジ

1998~2003年に生産された初代ダッジ・デュランゴ。他には無い独特なフェイスとクラス初の3列シートが、個性を求めるユーザーに支持された。千葉県のガレージジョーカーは、こうした往年のモデルをコツコツ仕入れ、今なお楽しめるモデルとして整備&カスタムに励んでいる。

2026/06/30

【クアートFAB】フルサイズのアメ車だけでなく、最先端のテスラも取り扱い開始

バン

シボレー

カスタム専門店のイメージが定着している岐阜のクアートだが、シンプルなアメ車の販売も実施中。また2025年末からは、新たなカテゴリーとしてテスラもラインナップに加わった!

ランキング


2023/08/25

東京・埼玉・神奈川・千葉のアメリカンカーショップ厳選おすすめリスト【シボレーファン注目!】

ショップ

アメ車好き必見! 東京・神奈川・千葉・埼玉のおすすめショップ8つを厳選してお届け。ビンテージなデザインが好みの方から、今どきの乗りやすいアメ車を求める方まで、あらゆるニーズに応えるショップを一挙にご紹介しよう。アメ車専門店やディーラーが揃えた魅力的なシボレーや名だたる車種も見つかるかも!

2019/07/22

amZ 2018に集まったユーザーエントリーカーを一気見せ その③

amZ

アメ車マガジンミーティングZ エントリーユーザーカー その③

2016/09/21

【1987y シボレー モンテカルロ】ミドルサイズボディーにスクエアな4灯ヘッドライト

オープン

ビンテージ

シボレー

2024/02/14

これから目指したいのは、地元のアメ車屋のオヤジ【GLOBAL】

ショップ

福岡に次いで、アメ車専門店が多い熊本。今では多くの専門店が立ち並ぶが、信じ難いことに40年ほど前は皆無と言える状態。その熊本の地で、アメ車文化を開拓したのがグローバルだ。