ワールドスタンダードなホットロッドカスタムショーは32回目を迎える!

イベントレポート

アメマガ2025年3月号

ホットロッドカスタムショー

ホットロッドカスタムショー2024

パシフィコ横浜

ムーンアイズ

MOONEYESによる横浜発信のHot Rod、Custom、Motorcycleにおけるトレンドセッター的最重要イベント!国内外のアメリカンモーターカルチャーファン24,000人がホットロッドカスタムショー2024に押し寄せ大盛況!!


アメリカのモーターカルチャーをテーマにした最大かつ最高峰のインドアショーとしてワールドスタンダードなHCSは32回目を迎える

出展車両、ピンストライプ、ライブミュージック、ピンナップガールコンテスト、ベンダーブースなど、すべてのコンテンツがアメリカン!!

HOT ROD CUSTOM SHOW 2024
ホットロッドカスタムショー2024
1st Dec 2024
パシフィコ横浜

実際にクルマやモーターサイクルを所有していない人にとっても、様々な形で日常に浸透しているアメリカのモーターカルチャー。その基盤作りに貢献してきたムーンアイズが主催するホットロッドカスタムショーは今回で32回目を迎え、世界レベルで注目の集まるビッグイベントとして完全に定着している。

国内だけでなく海外からもエントリーのあるカー&モーターサイクルは、インドアショーに見合うハイクオリティーな車両ばかり。そのレベルは年々向上し、好みを超えて評価できる素晴らしさ。

 

花道を自走するライドインショーでは海外からのゲストカー&モーターサイクルを筆頭に、昨年のベストなどに加えムーンアイズのイマニジアであるemiちゃんが愛機のVegaドラッグマシンで登場するなど、最高潮の盛り上がりとともにショーがスタート。

日常では目にすることのないショーカーをじっくりと見るだけでも丸一日必要だが、イベントスポンサーとムーンアイズによる当日限定のコラボアイテムも入手したいし、海外からのベンダーブース、スワップミート、ライブミュージックなど、スルーできない要素がぎっしり。来場者数も増加傾向にあり、すべてを網羅するのはもはや厳しいのでポイントを絞って挑むと良いかも。

 

本誌読者の方で未体験という方は、お住まいの地域にかかわらず、何はともあれ一度は体験すべき。次回33回目に向けて今から予定しましょう!

シボレーという幅広いテーマによるスポットライトでのベスト!

Best of "Experience the Enchanting Chevrolet"
1958 Chevrolet Corvette

アメリカを象徴する初代コルベットはコレクタブルカーとして幅広い層から支持があるため、クリーンなストック状態をキープする車両が王道となっているが、こちらは一見ストックながらも、純正ハブキャップに見立てたアルミビレットホイールを装着するモリソンシャシー採用のコンテンポラリー!!

オーセンティックなフォルムにフレームスが映えるシューボックス

Best Kustom
1950 Ford 2door Coupe

大幅なチョップトップによって流れるような美しいスタイリングを確保。メタリックブラウンのボディカラーにマッチしたキャンディーオレンジのフレームスが目を惹く。キャデラックのハブキャップなど、オーセンティックにまとめたシューボックスははるばるオーストラリアよりエントリー!!

往年のマイルドカスタムのセオリーを重んじた玄人好みの味わい深さ!

Best Custom
1964 Buick Riviera

リビエラはカスタムのベースとして人気が高いモデルだけに、様々なアプローチでアレンジされるなか、王道のスタイルにして抜群のスタイリングとクオリティーの高さで存在感を放っている。受賞に見合う見事な仕上がり!オーナー自身が制作しているのも素晴らしい!!

走りのポテンシャルとスタイリングを格段に進化させたF1

Best Street Rod
1949 Ford F1 Pick up

ベース車がマイナーなうえ一見すると地味でインパクトに欠けるも、シャシーはRoadster Shop製、パワートレインはGen3 コヨーテ+Tremec製6速MTというモダンかつホットな仕様。ボディは全体的に4インチ切詰めたうえでフェンダーをワイド加工するなどストックを凌ぐ美しいフォルム!

独創的なスタイリングが際立つトリミング&ピンストライプがクール!

Best Suede
1959 Chevrolet Impala

垂直尾翼を思わせるテールフィンと、バブルトップことドーム形状のハードトップが美しい59年型インパラの魅力を突き進めたカスタム。チョップトップをはじめ、あらゆるセクションに手が入るオリジナリティの高い車両。アレンジ箇所が際立つトリミングとスエード白のコントラストが美しい!

アーリーHot Rod然としながらもニュービルド!!

Best Hot Rod
1932 Ford Model-B Roadster

かすれたペイントにサイドバルブエンジンなど、全体の雰囲気に時間の経過を感じるこのデュースロードスターは、なんとブルックヴィル製ボディを採用するニュービルド! 往年の雰囲気を引き締めるオーナメントは、一緒に展示されたバイクの制作&海外ゲストでもあるShinya Kimuraによるもの。

ショークオリティーのフィニッシュで魅せるストックの魅力

Best American Car
1947 Chevrolet Fleet Master

曲線美がチャームポイントの40'sシェビーを象徴するフリートマスターのコンバーチブル。トリプルフェンダーモールディングやバイザーを装備するハイエンドな仕様。ファクトリーオリジナルを重んじてショークオリティーでフィニッシュしたベテランローライダーも納得の素晴らしいでき栄え。

スラムドスタンス&ツインターボでインパクト大の初代C10

Best Radical
1962 Chevrolet C10

特徴的なボディラインで人気の初代C10をスラムドさせた時点でインパクト大ですが、なんとツインターボで武装するLS427搭載!ポンプガス(ガススタ給油)でも1200hpを発生する仕様なだけに、ドラッグレースにてその高いポテンシャルを披露してほしい!!

一生愛せる王道にしてナスティーな内外装のアレンジがベース車にどハマり

Best Lowrider
1973 Chevrolet Monte Carlo

クロスオーバー化など進化が止まらないローライダーにおいて、黄金期ともいえる70~80'sの王道スタイルの魅力を再認識させてくれる一台! ローライダーのベース車としてある意味もっとも相応しい3rdモンテカルロのグラマラスなボディラインが際立つマルチグラフィックのセンスはお見事。

フードを突き破るルーツブロアー+ビッグブロック搭載の最強マッスル!

Best Muscle Car
1970 Chevrolet Chevelle

希少価値が高まるクラッシックモデルはオリジナルを重視してレストアするのが主流となっているなか、往年のストリートマシンを思い起こさせるルーツブロアーで武装した454ci搭載車というあっぱれなマシン!渋めの純正色に映えるポリッシュ5スポークもオールドスクールでいい感じ!!

フルサイズのクルーキャブデューリーによる進化系フルカスタム!!

Best American Pickup
1998 Chevrolet C3500

ビレットホイール(10ラグ)装着&スラムドスタンスの構築だけでも、ショートボックス車と比べると何かとハードルが高いデューリーながらも総合的に手が入った力作。2023年のシンプルな白からグラフィック入りのメタリックブルーに変更。マスク&バンパーもアレンジされた今回はアワードを獲得。

ミニマルでシンプルなアプローチなだけに仕上げの良さが際立つ!

Best Interior
1965 Chevrolet Impala

きらびやかなショーカーがひしめく会場内で極めてシンプルながらハイクオリティなフィニッシュで存在感を放っている。真っ白い外観にアクセントの効いた趣味の良い茶系の内装アレンジが素晴らしい。オーセンティックなデザインの良さが色、素材、仕立ての良さによって際立つ。


PLACE:神奈川県・パシフィコ横浜 


主催:MOONEYES
https://www.mooneyes.co.jp/


PHOTO&TEXT:石橋秀樹
アメ車マガジン 2025年3月号掲載


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