クラシックシボレートラックの集大成、このフェイスこそシボレーC10の魅力
シボレー・C/Kモデルの第2世代(1967~1972年)。アクションラインと呼ばれる丸みを帯びたボディラインが特長で、丸目ヘッドライトとの組み合わせが秀逸のC10。なかでも最終型の72年型はグリル形状も変わり、まさに集大成ともいえるデザインだ。
AMERICAN VINTAGE
マニア必見の第2世代最終型の72年型を本国から取り寄せ
1972 CHEVROLET C10
埼玉のスカイオートが販売する車両といえば、ハンビーやH1、ラングラーといった本格四駆に加え、最新のGM系トラックというイメージが強い。しかし代表の村上氏がビンテージファンということもあり、本国から極美品の車両を密かに仕入れている。今回紹介する72年型シボレー・C10シャイアンもまた、「在庫車」にも掲載されていないお宝車両だ。
村上氏が「気になり過ぎて本国のオーナー宅まで見に行った」と言うこのC10は、ガレージ保管でオーナーの家族が代々乗り継いできたという。それを口説き落として日本に持ち込んだのだ。

ボディこそオリジナルではなくホワイトとブルーのツートンカラーとなるが、このカラーがカリフォルニアの空に見事にマッチしたとか。ただ日本では「少々浮く」とのことで、今後はカラー変更も視野に入れているらしい。それ以外はオリジナルを残しながらオーバーホールもされている。
72年型といえば、第二世代(67~72)C10の最終型。71~72年型はグリルが格子状に改良され、丸型ヘッドライト&クロームバンパーと相まって第二世代の中でも特長のあるフェイスモデルとして知られ、クラシックなシボレートラックの集大成としてコレクターからは特に注目を浴びるモデルだ。
翌年の73年には丸みのあるボディ(アクションライン)がスクエアボディになり、丸型ヘッドライトは継続したものの形状を変えてフルモデルチェンジ。因みに角目2灯は80年モデルから。
上級のシャイアンモデルは、ウッド調のアクセントが入ったサイドモール、千鳥格子(ハウンドトゥース)柄のシートになるなど個性も強いのが特長だ。
さて気になる車両価格だが、残念ながら「僕が乗るので売る気はない」と村上氏。もしかしたら交渉次第かも? とはいえ、こうした超希少モデルを、スカイオートならではの独自ルートで本国から取り寄せられるのも事実。整備体制も折り紙つきなので、初めてのビンテージデビューも安心して任せられるぞ。


71~72年型C10だけに設定される格子状グリルと丸型ヘッドライトの組み合わせ。前年70年型とも、フルモデルチェンジされた73年型とも大きく異なる。第二世代特有の丸みを帯びたボディとこのフェイスに魅了されるファンは多い。また、上級グレードシャイアンに設定されるウッド調のアクセントが入るサイドモールもしっかり残されている。錆ついたボディも似合う車両だが、ここまで仕上げて美しい状態を見せるのもやはりカッコイイ。

純正の15インチラリーホイールを装着。タイヤサイズは255/70R15。オリジナルを色濃く見せるためにはやはり純正ホイールは欠かせない。

エンジンはスモールブロック5.0ℓやビッグブロック6.6ℓも設定されるが、今回の車両はスタンダードの5.7ℓ V8を搭載。エンジンも本国でレストアされており、エーデルブロックのエアクリーナー&キャブ、オルタネーターやエアコンプレッサーも交換済みと、日常で使えるようにしっかり手入れがされている。


インテリアはホワイトをベースにカラー変更しているが、シートはシャイアングレードに設定される千鳥格子柄(張り替え済み) を残す。ステアリングやシフトインジケーターは社外品に変更されているが、見た目よりも使いやすさを重視した内容だ。
SKYAUTO(スカイオート)
所在地:埼玉県越谷市南荻島708-1
TEL:048-976-1235
URL:https://www.skyauto.co.jp
PHOTO&TEXT:相馬一丈
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