ジープファンは熱かった! 476台のジープが参加したJFM2023
アメ車マガジン誌が主催する初めてのジープイベント「JFM(ジープファンミーティング)2023」が7月2日(日)、山梨県のふじてんスノーリゾート特設会場にて開催された。
アメ車マガジン誌が主催する初めてのジープイベント「JFM(ジープファンミーティング)2023」が7月2日(日)、山梨県のふじてんスノーリゾート特設会場にて開催された。数日前までは「雨」だった天気予報を覆して見事なド快晴での開催となり、合計476台のジープに乗ったファンが押し寄せた。
当日は前夜の土砂降りがウソのように、日の出前から快晴の青空が広がり、朝7時にはすでに暑さを感じながら開場準備が進められた。一般入場は10時に予定されていたが、パーツメーカーやプロショップの展示準備が順調に進められたため、それらがほぼ落ち着いた9時過ぎにはゲートオープン。入場口から数十台の列になっていたジープが入場を開始した。
開場前に入場ゲートに並び始めたジープたち。
参加車種としてはやはりCJやグラディエーターを含めたラングラーシリーズが圧倒的に多いが、チェロキー、グランドチェロキー、レネゲードも思いのほか多数の参加が見られ、中には希少なJ10やウィリスの姿もあった。
列をなして続々と入場するジープ。
会場内に愛車を停めた参加者たちは早速仲間と語らい始め、またパーツメーカー、プロショップ、他合計25社の展示が軒を連ねるメイン会場内の散策を始める。メイン会場に並べられたデモカーもラングラーが多いが、プロショップごとにそれぞれの持ち味を込めて作り上げた車両に興味深そうに見入る参加者が多数見られた。
もともとの開場予定だった10時を回った頃には参加車両は200台を超え、さらに11時には300台、主催者側が当初に見込んでいた上限に達した。ところが参加車両はその後も止まらず、12時を過ぎたところで400台を超えるに至った。
想定外の参加台数となったため、主催者が用意した配布物も底をつき始める。抽選で無料配布していたジープオフィシャルグッズ(ステランティス協賛品)やアメ車マガジンロゴ入りLEDライトは午前中に品切れとなり、昼を回ると、ジープオフィシャル小冊子や今回のために作成したパーキング・パーミットも無くなった。さらに入場口で配布していた主催者制作の小冊子も全部配布済みに。本部に来た参加者に「もう品切れなんです」と伝えると、「あぁ、やっぱり。こんなに来てるからね~」
本誌主催としては初めてのジープイベントだったがイベントの雰囲気はこれまでの本誌のイベントと同様で、参加者には家族連れが多く、小さなお子さんの姿も多数見られた。一方で、複数の犬を連れた参加者は他のイベントより多かった印象だ。
また一緒に来て並んで入場するグループが多かったのも印象的で、黄、赤、緑、青のボディカラーごとに分かれて並んで入場したラングラーのグループは快晴下で見事なカラーバリエーションの演出になっていた。CJのグループやグランドチェロキーのグループなど、10台に満たないグループであっても会場内で並ぶとジープならではの存在感がある。
スッキリと晴れ渡った青空に冠雪のない夏の富士山がクッキリと浮かび上がる会場での開催となり、今回のJFM2023は最終的に476台の参加車両を数えることになった。少なくとも近年において、ジープのイベントとして最大の参加台数が集まったのは間違いない。次回の開催が楽しみな新たなイベントがスタートした。
日本最大のジープの祭典「JFM2023」アメ車マガジ初となるワンメイクイベント!
アメ車マガジン初のジープイベントに476台が大集合!会場に集まったユーザーを一気見せ!①
アメ車マガジン初のジープイベントに476台が大集合!会場に集まったユーザーを一気見せ!②
アメ車マガジン初のジープイベントに476台が大集合!会場に集まったユーザーを一気見せ!③
アメ車マガジン初のジープイベントに476台が大集合!会場に集まったユーザーを一気見せ!④
【出展ブース一覧】
OEMファクトリー
https://www.oem-factory.net/
Garage-1st
https://garage1st.com/
キャルウィング
https://www.calwing.com/
クワドロペット
https://www.quadruped.jp/
COSWHEEL E-BIKE
https://coswheel.jp/
SAVINI WHEELS
https://saviniwheels.com/
JOY-BASE
https://www.joy-base.co.jp/
JOINT
http://www.joint-offroad.com/
JEPPESEN
https://jeppesen.jp/
ステージフォー
https://www.stage-four.com/
スマイルランド
https://www.smileland.co.jp/
星光産業 AZUTO
https://store.azuto.co.jp/
タイガーオート
https://www.tigerauto.com/
TECH FOUR
http://real-g.com/
トキテック
http://fixjmaxj.com/
TOPRANKAZ
http://www.toprankaz.com/
NITTO
http://www.nittotire.co.jp/
日本グッドイヤー株式会社
https://www.goodyear.co.jp/
BFGoodrich
https://www.bfgoodrichtires.co.jp/
マリブホビーズ
https://www.malibuhobbys.com/
萬祥株式会社
https://www.mansyou.co.jp/
RINEI
https://www.rinei.co.jp/
WHAコーポレーション
https://www.wha.co.jp/
(五十音順)
会場 ふじてんスノーリゾート
住所 山梨県南都留郡鳴沢村字富士山8545-1
文・写真:但野 透
最新記事
2024/10/12
キリっと引き締まった新顔がチャームポイントの新型モデル【ジープラングラー】
アメリカ本国ではすでに発表されていた新型モデルを、2024年5月10日から全国のジープ正規ディーラーで販売を開始した。今回はあまり大きな変更は実施されていないものの、アイデンティティであるグリルをデザインしなおしていることが一番のトピックだ。
2024/10/11
カリフォルニアハウスには国産車よりも断然アメ車が似合う!【1978y シボレーC-10】
赤いC-1500で一度本誌にも登場したことのあるオーナーさん。実はその後ハイエースへと乗り換えて数年間は便利で快適なカーライフに身を置いていた。しかし、自宅に停めたその雰囲気がシックリこない。セカンドカーのジムニーでも何か違う。ってことでC-10を停めてみたら完璧!
2024/10/10
直線基調のロングホイールベースで魅せる【カプリスワゴン】
故きを温ね新しきを知る。いわゆる“温故知新”ということわざがあるが、若者たちのアメ車事情は新しきを知ってから古きを知るという逆転現象も珍しくない。2000年以降に生まれた若者たちを魅了してやまない80's Classicに迫る!
2024/10/09
VW TYPEⅡの対抗馬に相応しいCalでVintageなルックスを継承【フォードエコノライン】
61年にファルコンをベースに誕生した初代エコノラインは、エンジンを床下にレイアウトしたキャブオーバーワンボックスバン。当時のVWタイプⅡに対抗すべくリリースされたとの噂。その二代目となるのが68年よりモデルチェンジを果たしたこちらの個体だ。