旧き良きアメリカを感じさせる60ピックアップトラック

1966y FORD RANCHERO/1963y GMC C/K PICK UP TRUCK
スカイオート
アメリカンビンテージvol.01
アメ車専門ディーラーのスカイオートが自信を持って推す、日本での超レアモデル
アメ車専門ディーラーとして、40年の実績を重ねている『スカイオート』。埼玉県越谷市に展示場、認証サービス工場、パーツセンター、そしてオフィスを一体化した広大な総合店舗を構え、サービス体制を充実。得意とするハマーH1をはじめ、レアなヴィンテージ・アメリカンから最新型のSUV、お手頃な1台まで、ここでバッチリ探せるようになっている。
旧き良きアメリカを感じさせる60ピックアップトラック
スカイオートが薦める2台のビンテージカーは、いずれもピックアップトラック。日本の国産車では正規販売のラインナップから消えてしまったピックアップだが(ハイラックスもダットラも、今や新車は売られていない)、一部には根強いファンもいる。実際、アメリカン・フルサイズのピックはそれなりに人気だし、トヨタのタンドラやタコマは今、逆輸入車として人気が最高潮だ。この2台は、そんなピックアップの元祖と言ってもいいモデルだ。
フォード・ランチェロは1957年に初代が登場。トラックというよりクーペさながらのスポーティなユーティリティビークルとしてのコンセプトを持っていたが、それが大ヒット。今回のモデルは'66年型、ランチェロとしては2代目後期モデルで「ファルコン・ランチェロ」の正式名称が与えられている。このランチェロの成功を見て登場したシボレー・エルカミーノのほうが、今は人気があったりするのだが…。
一方、もう1台のGMCトラックは、シボレーのピックアップ、Cシリーズの兄弟車である。日本ではかなりレアな存在といえるだろう。
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1966y FORD RANCHERO




日本では稀少な存在であるランチェロ。ミドルサイズのボディに289(4.7ℓ)V8エンジンを搭載し、トルクフルな走りが楽しめる。フロントブレーキもディスク化され走りをサポートする。フカフカのベンチシート、レザートリム、クーラー装備など、インテリアの高級感もたっぷりだ。
軽量なボディに不釣り合いなほど大排気量のV8エンジンは、アメ車の何よりの魅力。ゴージャスなインテリアも今のピックに通じるところ。
1963y GMC C/K PICK UP TRUCK
GMCはGMのコマーシャルカーブランド。シボレーのC/Kシリーズ・ピックアップとは兄弟車になる。ボディはフルサイズ・シングルキャブ、エンジンはV6ながら305(5.0ℓ)で、走りもサウンドも力強い。




ボディ各部に曲線的デザインを採用する細かいワークアウトは、アメリカン・ヴィンテージの魅力そのものだ。インテリアは鉄板ムキだしで、ワークホース的なテイスト。フロントウィンドウは左右両端に曲面処理がなされ、なんとも言えない味を出している。シートはベンチシートだが、ミッションは4速MTのフロア式だ。
■取材協力:スカイオート
https://www.skyauto.co.jp/
■Text & Photos|AMERICAN VINTAGECAR magazine
アメリカンカンビンテージ vol.01
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