【1951y フォードトラック】愛らしいルックスから。「パンプキン」などという愛称で呼ばれたりする

1951y FORD TRUCK
フルスロットル
アメリカンビンテージvol.01
フルサイズ・ピックのルーツもGMパーツでメンテ性がアップ!
1951y FORD TRUCK
フルサイズのピックアップトラック 、といえば、最もアメ車らしいクルマの1つ。ビッグスリーはそれぞれラインナップを持ち、それは現在も確固たるマーケットを築いているが、そのうち、フォードFシリーズの初代モデルが、このクルマだ。
デビューは1948年となるが、こちらは'51年型。その愛らしいルックスから。「パンプキン」などという愛称で呼ばれたりする。ボリュームたっぷりのフォルムにシングルキャブ、デッキまわりは後のステップサイドの源となった。こんなパンプキンにも、今どきのクルマとして楽しく乗れるカスタムを加えるのが、『フルスロットル』流だ。
メーカーはフォードだが、なんとパワートレーンにはGMを移植。エンジンは350(5.7ℓ)、ミッションもそれ用のものに変更している。さらにそれに伴って、デスビ、ブレーキ、そしてサスペンションまでGM製に。GMのほうがパーツデリバリーがよくメンテナンスしやすい。
まさに'50'sそのものの、乾いた中西部の風を連想させるエクステリアデザイン。丸みを帯びたボディは意外なほど大きく、フルサイズ・ピックのルーツを感じる。フロントグリルなどは、アフターパーツに変更。カスタムベースとしても、にわかに人気を集めているのである。


パワートレーンは大々的に手が加えられていて、 フォードでなくGM製に変更されている。350 V8エンジン、 ミッションなど、 パーツが手に入りやすく、 メンテナンスしやすいのがポイント。ちなみにノーマルは216/直6から、337/V8までラインナップ。




インテリアは天井部の張り替えも含め、フルカスタム。シートは換装し、 今どきのローバックタイプに。インパネは、 はっきり言ってトラックそのものだったのだが、 パッセンジャーカーライクな快適仕様になっている。
フルスロットルの他の記事
【1956y シェビー ベルエア コンバーチブル】2代目モデルのコンバーチブル仕様
取材協力:フルスロットル
http://www.fullthrottleinc.jp/
Text & Photos|AMERICAN VINTAGECAR magazine
アメリカンカンビンテージ vol.01
最新記事

2025/08/23
【ジェネラルホームアメリカン】憧れのリアルアメリカン住宅で毎日を楽しく過ごす
ジェネラルアメリカンホームで建築し、アメリカを感じながら生活を送るオーナーたち。すべてのオーナーに共通するのは、家族全員が毎日を楽しく過ごしていること。2024年にアメマガで紹介したオーナーを改めて振り返ってみよう!

2025/08/19
【ガレージジョーカー】本国との深いパイプで新たなカスタムを提案!
本国アメリカと太いパイプを持つガレージジョーカー。そのパイプを活かし、消耗品はもちろん、希少な雑貨やカスタムパーツの輸入も行なっている。今回は、2024年に発売されたCKカスタムフェイスを装着したタホを紹介しよう。

2025/08/18
アメ車ガールズミーティング in NAGOYAの会場を彩った出展ブースたち
2025.6.29[SUN]
アメ車ガールズミーティング in Nagoya
名古屋港ガーデンふ頭ひがし広場