北米デビューから遅れること約11カ月 遂に日本仕様のJLラングラーが登場!

あらゆる性能を刷新し新時代のジープが誕生
ALL NEW JEEP WRANGLER JL
2018年11月23日発売開始!
アメリカ市場には既に投入され好評な滑り出しとなっているJLラングラー。2018年10月25日に、待望の日本仕様が発表された。当日は坂本龍一さんのトークショーや、ペインターのDragon76氏による作品の紹介、ゴスペルスクエア・シンガーズによるオリジナル曲も発表され、JLラングラーの国内デビューを大いに盛り上げた。
あらゆる性能を刷新し新時代のジープが誕生
ラングラーとして初の5ドアモデルを投入したJKは、既存のユーザーからは批判がなくもなかったが、全世界的に大ヒットを記録。TJまでの「ジープ=マニア向けのクルマ」という図式は覆り、今やアウトドア志向の強いファミリーユーザーが大多数を占めている。ラインアップを見ると、3グレードを設定。アンリミテッドはスポーツ/サハラ/ルビコン(2019年春発売予定)で、2ドアはスポーツのみとなる。
デザインを担当したクリス・ピシテリ氏によると、1941年に登場したMBから続く歴代モデルの要素を採りいれつつ、新しいスタイルを生み出したとのこと。内外装の各部には歴代のアイデンティティが盛り込まれるが、アップル社のカープレイに対応するなど、先進的な装備も採用。 日本仕様と北米仕様の違いはステアリングの位置もさることながら、最大のポイントは駆動方式。
北米ではサハラのみセンターデフ付きのパートタイム4WD(メーカーはフルタイム4WDと表現)を採用するが、日本仕様は全グレードがこの駆動方式を採用。オフロードマニアにとって耐久性が心配されるが、豪雨時や強風時の舗装路面で4WDを使用できるのは非常に心強く、4WDの恩恵を感じられる瞬間でもある。サハラとスポーツには8ATを採用。燃費も大幅にアップし、まさに新世代のジープが誕生したと言えよう。
JLについて語る、FCAジャパンの代表取締役のポンタス・ヘグストロム氏。
歴代モデルの中でもCJ-5が一番好きと語るピシテリ氏。一目で見て誰もがジープだと判るスタイルを見事に実現している。
ラインナップは3種 2019年春にルビコンを追加
WRANGLER UNLIMITED SAHARA LAUNCH Edition 3.6?V6/4ドア/530万円
WRANGLER UNLIMITED SPORT 2.0?直4ターボ/4ドア/494万円
WRANGLER SPORT 3.6?V6/2ドア/459万円(受注販売)
WRANGLER RUBICON
JLラングラーのアンリミテッドスポーツには新開発の2000ccターボエンジンが搭載される。そのほかのグレードには信頼性が高いV6・3600dccが搭載される。インテリアは横基調のデザインをベースにしつつ、ステアリングにはMBの要素を、丸型メーターをモチーフにしたエアベントなど、歴代モデルをヘリテイジしつつも新しさを感じられる。
またパナソニック製のモニターはアップルカープレイにも対応だけでなく、バックカメラとも連動するので、安全性や機能性も最新のクルマに相応しい内容となっている。本格的なオフロード走行を楽しめるルビコンの登場も待ち遠しい。
タイガーオートの協力の下、会場の入り口にはJEEPの直系を受け継ぐ歴代モデルが勢揃い。CJ-3からJKまでのエッセンスが凝縮されJLが誕生した事がよくわかる。冒険心や自由な気持ちを楽しみたいユーザーのために、Tシャツやタンブラー、マウンテンバイクなどのアウトドアグッズの販売も実施され、多くの人が注目をしていた。
■写真/浅井岳男 ■文/空野稜
アメ車マガジン 2019年 1月号掲載
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