チャージャーを選んだ理由は「周りにクーペが多いから被りたくない」から
Soul of Mopar 2013 DODGE CHARGER
クライスラー系モダンアメリカンがスバラシイ理由
2013 DODGE CHARGER
カスタムの原動力は誰にも負けたくないという思い
広島の ジェットシティ に訪れると、若者のクルマ離れという問題が感じられないほど、若い世代のオーナーが多く集まる。そして誰もが、自分だけの個性を出したいとカスタムを楽しんでいる。13年型チャージャーに乗る甲斐さんもまた、誰にも負けたくないという志からカスタムに没頭する一人だ。
周りに影響されてアメ車デビュー
カマロ、チャレンジャー などをベースに、誰もが目を奪われるカスタムモデルを製作してきた広島のジェットシティ 。それにより同ショップには、カマロ 、チャレンジャー 、マスタング といったクーペモデルを手にしてカスタムに励むオーナーが多く集まってきている。そしてその多くが、とにかく若い世代。
代表である萩原氏は「俺の気持ちが若いからかな」と冗談ぽく笑うが、クルマの事はスタッフに任せ、代表はオーナーと一緒に楽しく遊ぶことだけを年中考えている(スタッフ談)から、あながち間違いではないようだ。 そんなジェットシティ には、アメ車だけではなく国産車に乗るオーナーも集まる。
そこにはアメ車が偉いという空気はなく、同じクルマ好きとしてオーナー同士は接しているが、どうしても多数派はアメ車。そうすると、おのずと「俺もアメ車に乗ろうかな」というオーナーも出てくるのだ。 今回紹介する甲斐さんもまた、以前は国産車に乗って同ショップに足を運んでいたが、アメ車に乗る周りのオーナーに影響されてチャージャー を手にした一人。チャージャー を選んだ理由は「周りにクーペが多いから被りたくない」ということから。
当然ながらノーマルで乗るつもりは一切なく、購入と同時にカスタム着手。見応えたっぷりの姿を見せているが「まだ未完成です」と、甲斐さんの求める姿はこんなもんじゃないようだ。その披露はまたいずれということで、まずは現状のスタイルを見ていこう。
カスタムの最終段階はREX CUSTOMSHOWで披露!
JET CITY × DODGE CHARGER
OWNER:TOMOYA KAI
人と被らないカスタムを目指す!
甲斐さんの13年型チャージャーは元々はブラックボディで、そこにユニバーサルエア のエアサス、BCフォージド・HCS05SのF22×10J、R22×10.5Jのホイール(ディスク・ローズゴールド、リム・ポリッシュ)を装着し、マフラーはボーラを組み込んだ仕様に仕上げた。
しかし、ジェットシティ に訪れる周りのオーナーと見比べると、まだまだインパクトが弱いと感じて、そこからさらにオリジナルのシャンパンゴールドにオールペンし、ボンネットやCピラー部分にピンストを入れて大胆にリニューアル。

ジェットシティが主催するカスタムショー「REXカスタムショー」が2019年4月21日に開催することが決まり、現在はそれに向けてBIGキャリパー、エアサスバルブシステム、ヘッドライトの交換を予定。周りに影響されてアメ車を購入した経緯はあるが、購入した今となっては皆がライバル。誰にも負けたくないという思いが、甲斐さんのカスタム魂を熱くさせているようだ。

ボディはシャンパンゴールドにオールペンし、ボンネットやCピラー部分にピンストが描かれている。ホイールはBCフォージド・HCS05S・F22×10J、R2210.5Jを装着。 ジェットシティ が現在積極的に行なう着地仕様にするため、マル秘加工を行なって ユニバーサルエア のエアサスを組みこむ。マフラーはボーラ。
JET CITY【ジェットシティ】
TEL:082-820-0377
http://carshop-jetcity.com
■写真/高原義卓 ■文/相馬一丈
アメ車マガジン 2019年 5月号掲載
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