ベッドにバイクを積載、さらにジェットまで牽引する圧巻のF‐350

SOUL OF FORD NEVER ENDS
2006y FORD F-350 XLT SUPER DUTY
with MOTOCROSS BIKE & JET SKI
2006y FORD F-350 XLT SUPER DUTY with MOTOCROSS BIKE & JET SKI
owner:WK
ただでさえひと際大きなフルサイズトラックである
スーパーデューティ
。その長さにジェットスキー用トレーラーが加わることで、もはや全長は大型トラックレベル。マリンレジャーやモーターサイクルスポーツに大活躍!遊びの達人が愛用する
F-350
の魅力に迫る!
フォード特集にピッタリなユーザーを検討するなかで、以前
F‐150
をベースにスラムド、ベッド部をリアルウッドでDIY製作して乗っているオーナーがBBQミーティングに参加していたことを思い出してコンタクトを取った。連絡すると、そのクルマは既に売却してしまったそうで諦めかけたが「今はF‐350に乗っています!」と願ったり叶ったりの返答を受けて即取材を決行。
聞くところによるとジェットを牽引して遊んでいるらしく、当日姿を現すと、ジェットの牽引のみならずベッドにはバイクを積載。しかも6インチリフト+37インチ履きといった圧巻のスタイル。実は14年ほど前からバイクが趣味で、ベッドにバイクを積んでトラッキンライフを楽しむのが夢だったとのこと。
しかし、以前愛用していたスラムドで積載性を犠牲にした F‐150 では無謀。そんな中、偶然見つけたのがこの F‐350 。バイクを積むにはちょっと車高がネックとなるものの、「ラダーを工夫して何とか積める様になりました!」と笑顔で語るWK氏。マリンスポーツやバイクのサーキットコースへと頻繁に移動を重ねる中で、このクルマを選んで良かったなと思うのは、やはり6ℓ V8ディーゼルのトルクフルなパフォーマンス。
そしてワイルドな見た目とは裏腹にマイルドな燃費。多少取り回しに気を使っても、余裕の積載性とパワフルさは格別と語る。遊びの達人=SUVの図式が一般的ではあるが、突き詰めていくとどんな積載物でも余裕で積めて、泥だらけでも絵になるフルサイズトラックこそ、遊びの達人が愛用するのにもっとも適したクルマなのかもしれない。
動を重ねる中で、このクルマを選んで良かったなと思うのは、やはり6ℓ V8ディーゼルのトルクフルなパフォーマンス。そしてワイルドな見た目とは裏腹にマイルドな燃費。多少取り回しに気を使っても、余裕の積載性とパワフルさは格別と語る。
遊びの達人=SUVの図式が一般的ではあるが、突き詰めていくとどんな積載物でも余裕で積めて、泥だらけでも絵になるフルサイズトラックこそ、遊びの達人が愛用するのにもっとも適したクルマなのかもしれない。
乗降性を考慮しつつもサイドフォルムを犠牲にしない電動昇降式のAMPサイドステップに、ルーフにはキャリア&デュアルLEDバーを装備する。高年式モデル用のトーイングミラーの換装やビレットグリルなど、F-350の良さを崩さない様に程よくカスタムされており、ルーフキャリアはベッドにバイクを3台積載した際の収納スペースとしても活躍。
ちなみにオーバーフェンダーは、13.5Jのマッドグラップラーに合わせたひと回りワイドなポケットスタイルに換装済み。それでも少しはみ出すため、公道走行時はラバーフェンダーを追加して対処している。
325hpを誇る6ℓV8ディーゼルエンジンを搭載するF-350。5速ATにトーイングモードを備えており、ジェット牽引に適したパフォーマンスと、ディーゼルならではの粘り強いトルクが重量級ボディを感じさせない走りを支える。
6インチリフトアップキットを組み、FUEL20インチでマッドグラップラー(37×13.5R20)を履きこなすボトムス。タイヤ外径と車高の高さに見合うストロークの長いショックの採用で乗り心地も上々。40インチも履けそうなタイヤクリアランスではあるが、バイクを積むことを考慮し、現状で留めている。
CRM250のほか、アドレス125、シグナスXと3台所有して週末などにサーキットでモータースポーツを楽しむWK氏。バイク積載用の固定台座は各パイプを使ってDIYで製作。
3年ほど前から新たな趣味の一つとして加わったジェットスキー。近郊の淡路島や四国へとF-350で牽引して、シーズンになるとマリンスポーツを堪能。愛用しているのはYAMAHAのFX SHO。
Photo&Text:石井秋良
アメ車マガジン 2019年 6月号掲載
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