普通免許で運転可能なモーターホームは、アメ車ファンにとって究極の夢のクルマ!
WINNEBAGO CLASS C MINNIE
アメ車と楽しめ「ソト遊び」
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PLAY FOR THE SHEER JOY OF OUTDOOR
週末には自分の好きなアイテムを愛車に積み込んで、気の向くままに「ソト遊び」を楽しむ。そんなアウトドアラーたちが今、まさに増えている。だが、自由なひと時を謳歌するためには頼れる相棒が必要だ。ソト遊びを満喫するにはタフでワイルドなアメ車こそが最高のパートナー。さあ、アメ車とともにアウトドアへ繰り出そうじゃないか!!
アメ車の魅力の1つに「ムダにデカイ!」点を挙げる人は多い。だが、その大きさが最大のメリットになるクルマがある。それは、モーターホームだ。トレーラーハウスと一まとめに見られてしまいがちだが、トレーラーにはない魅力がモーターホームには溢れている。
思い立ったらいつでも自由気ままな旅を!!
日本ではどういうワケかキャンピングカーと呼ばれるが、モーターホームと呼ぶのが正しい名称。ゆとりのある空間や上質な空間は、まさに家のリビングルームのようで、アメ車特有の大きなボディサイズや、ゆとりのある排気量の恩恵をフルに感じられる。
なかでも、ヘビーデューティなトラックやバンをベースにしたモデルCなら普通免許で運転が可能であるため、実は今の愛車でトレーラーを牽引するよりもハードルは低い。そのモデルCの中でも、非常にレアなシボレーベースの車両がコンフィデントに入庫したので紹介しよう。
ベースとなるのはフルサイズバンのエクスプレス3500で、架装したのはモーターホームの老舗、ウィニベーゴ社。1998年型で、エンジンは7.4ℓのV8ガソリンを搭載。乗車定員は10名で、前述したように普通免許で運転可能。2家族が一緒に移動できるので、高速代やガソリン代を考えると経済性も高い。
車内を見てみると、電気冷蔵庫、LPガスのコンロ、シンク、トイレ&シャワーといった設備が完備されているのはもちろん、ソファベッドだけでなく運転席の頭上にもベッドが設けられているので、少人数で移動する場合、ベッドの設営に苦労することもない。
ちなみにコンフィデントの石田さんによると「FORDのE350をベースにした車両は多いですが、C3500ベースは滅多にないです。レアな車種ですが消耗部品は一般的なシボレーと共通なので、整備性も良く安心して乗れますね」とのこと。
7m級の全長に加え2.48mの全幅はさすがに走る道を選ばざるを得ないが、思い立った時に出かけ、気に入ったところで泊まる。そんな自由な旅の相棒に最適であることは間違いない。
車内へのアクセスは運転席付近の両側に加え、助手席側後方に1カ所出入り口を備える。ルーフにはエアコンの室外機を備えており、メンテ用のラダーも標準で装備する。
夜間のキャンプサイトで、視界を確保するためにLEDライトバーを追加。ドアミラーはデューリー用に変更。ホイールは8 穴となる。エンジンはところ7.4ℓV8 ガソリンで、クルマの重さを感じずスイスイ走る。車体の外にコンセントを装備しているので、屋外でも電化製品を使用可能だ。
スライドアウト機構はないが、車幅2.48mが生み出す空間は広々としている。ソファは背もたれを倒せばベッドに早変わり。テーブルも収納可能なので、こちらもベッドとして活用可能。運転席の頭上にもベッドスペースがあるので、10人が就寝可能だ。
電子レンジや本格的なサイズの冷蔵庫を装備。コンロはLPガスで、日本のボンベに対応済み。トイレ&シャワーも装備しており、シンクも大きく調理しやすい。余談だが、家庭用の浄水器を付けることをコンフィデントではオススメしている。
Thanks:CONFIDENT
TEL:011-799-0321
HP:https://www.confidentsapporo.com
Photo:浅井岳男
Text:空野稜
アメ車マガジン 2019年 9月号掲載
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