SRTと同じフェイスを持つデュランゴR/Tは狙い目だ!
2019y DODGE DURANGO R/T AWD
不動のDODGE ダッジの魂に魅了される
2019y DODGE DURANGO R/T AWD
個性はボディカラーで引き出す、新色F8グリーンは選択肢になる!
多種多様なモデルを販売するライオンハートで今、レギュラー枠として常に入庫させているのが現行デュランゴだ。クルマとしての性能の良さ、ダッジという存在感に注目して積極的に導入し、現在の在庫で注目なのがF8グリーンカラーの2019年型R/Tだ。
愛知県のライオンハートでは、約5年ほど前から現行ダッジ・デュランゴ(11年~)の取り扱いを積極的に行なっている。その理由について「クルマとしての性能が高いこと、全長も5.1mと他のアメ車や輸入車に比べて大き過ぎないこと、他店での扱いが少なかったことも注目の理由です。チャレンジャー人気によって、多くの人にダッジというブランドが知られて、そのダッジのSUVということから問い合わせが増えた気もしますね」とは、代表の小山内氏。
そして何より、企業努力によって車両価格をかなり安く設定していることから、全国から問い合わせがあるという。
現在の在庫デュランゴのラインナップでオススメなのが、F8グリーンと呼ばれるボディカラーのR/Tグレード。黒・白が人気のボディカラーで、「かなり面白いカラーだけど正直反応がイマイチ」と語るが、実際に目にして分かったのが、現車と写真では微妙な雰囲気が違うこと。こればかりは現車で見たほうが絶対にイイ。R/Tはご存知5.7L V8HEMIを搭載し、トップグレードのSRTと同じフェイスとボンネットを備えるのが特徴だ。オプションのブラックトップパッケージで、グロスブラック20インチホイール、グロスブラックバッチ、グロスブラックミラーに変更されている。

周りと同じSUVじゃつまらないと感じ、欧州車などから乗り換える人も多いというデュランゴ。であればいっそ、個性あるボディカラーに乗るのも悪くない選択ではないだろうか。

デュランゴのエンジンラインナップは、グレードによって3.6L V6ペンタスター、5.7L V8HEMI、6.4L V8HEMIを搭載する。シタデルは3.6Lがスタンダードで、オプションで5.7Lを選べ、R/Tは5.7L、SRTが6.4Lで、その他のグレードは3.6Lがスタンダードとなる。ライオンハートでは、在庫グレードをR/Tに絞っているため、どうしても違うグレードとなれば、オーダーとなる。

2018年型から、トップグレードSRTと同じフェイス&ボンネットに変更されているR/T。車線逸脱防止支援システム、車線維持支援システムなど先端装備も充実している。

ホイールはオプションの「ブラックトップパッケージ」のグロスブラック20インチ。サスペンションはフロントがダブルウィッシュボーン、リアがマルチリンク。パフォーマンスステアリング&スポーツサスペンション装備も備わる。

iPhone を車載8.4インチモニターで使えるアップルカープレイが備わる。パドルシフトも装備され、スポーツ走行も可能。14~17年型ではダイヤル式だったシフトは18年型から再びハンドルタイプに変更となっている。駆動はAWDのローレンジ切り替えダイヤル付き。USB差込口はインパネ下に2つ、リアシート側に2つあるのも重宝する。かなりの角度までリクライニングできるフロントパワーシート、シートメモリー、シートヒーター&シートクーラーに加え、リアシートにもシートヒーターが備わる。シートはレザー&アルカンターラのコンビ。デュランゴの伝統である3列シートは健在で、大人も十分座ることができる空間になっている。

3列目使用時はさすがにラゲッジスペースは狭くなるが、2タッチで収納できる3列目を倒せば、十分な広さが広がる。2列目を倒してもフラットになるのは実用性が高い。もちろん電動リアゲートだ。
Specifications 2019y Dodge Durango R/T AWD

・全長 5110mm 全幅 1925mm 全高 1818mm ・ホイールベース 3042mm ・車両重量 2440㎏ ・エンジン種類 V8 HEMI MDS VVT ・総排気量 5700cc ・最高出力 360hp/5150rpm ・最大トルク 53.9kg-m/4250rpm ・トランスミッション 8速A/T ・サスペンション 前 ダブルウィッシュボーン ・サスペンション 後 マルチリンク ・ブレーキ 前 ベンチレーテッドディスク ・ブレーキ 後 ベンチレーテッドディスク
2019 DURANGO BODY COLOR 2019年型からデストロイヤーグレー、F8グリーンが追加

F8 Green

Destroyer Grey

DB Black

Billet

Octane Red

Granite

Redline Red

Reactor Blue

White Knuckle

Vice White
What's デュランゴ?
ラムの快進撃を受けて、ダコタをベースにSUV化したのが初代デュランゴだ!
90年代半ば、フルサイズのダッジ・ラムが市場の予想を上回る好調な売れ行きとなり、その勢いで新たな試みとして1998年に誕生させたのが、ダッジ・ダコタをベースにSUV化したデュランゴだ。するとデザインの「凄み」が引き立ち、アメリカでは一躍人気モデルに。3列シートを初めて搭載するなど、装備的にも革新的なモデルだった。
そして2004年、全長5m未満のミドルサイズから一転、5mオーバーのフルサイズにカテゴリー変更した二代目デュランゴ。サスペンションやボディ剛性が強化され、乗り味が格段に向上したのが大きな特徴だ。ファミリーユースを狙ったカタチではあるが、初代デュランゴの魅力が消えたデザインは本国でも賛否が有り、初代ほどの爆発ヒットとはならなかった。2011年より三代目の現行モデルになる。

初代:1998~2003年

二代目:2004~2010年
LIONHEART【ライオンハート】
TEL:0586-67-1711
URL:http://www.lionheart2005.com
写真/古閑章郎
文/相馬一丈
アメ車マガジン 2020年 3月号掲載
最新記事
2025/11/25
【クアートFAB】アメ車のカスタムは超得意だけどストックやベース車両も販売中!
アメ車が欲しいけれど、専門店は敷居が高そう…。そんな心配を抱く人におすすめしたいのが、岐阜のクアートだ。代表の酒向さんは30歳代と非常に若いが、オープンして10年のキャリアを持ち、カスタムだけでなくメンテナンスにも精通しているので、頼もしいお店だ。
2025/11/20
【1970 ダッジ チャレンジャー】オリジナルストックがそそるモパーマッスルの大本命!
バニシングポイントなど、劇中車としてもその人気を博する1970年型ダッジ・チャレンジャー。半世紀以上の時を経て、コンディションの良い個体は激レアとなりつつある昨今、バーニーズでお宝を発掘!









