アーリー60'sのMOPARの主力車 独特のスタイリングが眩しいポラーラ
1963 DODGE POLARA
不動のDODGE ダッジの魂に魅了される
1963 DODGE POLARA
ドラッグレースでの市販車最強カテゴリーであるスーパーストック参戦車として大活躍したMOPARマッスルの主力モデルのポラーラ。賛否の割れる独特なルックスもまた、アーリー60'sのMOPARらしいチャームポイント!
ホットロッダーやハードコアなMOPARファンからの支持の高いBボディ車
ダッジのマッスルカーというと、チャージャーやチャレンジャーを真っ先に連想する人が多いかもしれないが、60年代初頭にドラッグレースのストッククラスで活躍したモデルこそ、マッスルカーの原点だったりする。そのため、国内ではマイナーながらも、アーリーBボディ(62~64)車は、メイクスの枠を超えて、ホットロッダーたちからの支持が高い。
近年のマッスルカーブームによってMOPARの人気に火が付くきっかけも、この手のアーリーBボディ車を早い段階から注目していたホットロッダーたちの存在が大きい。ルックス的には賛否の割れる個性の強いデザインだが、ドラッグマシンとしての素質の高さが最大の魅力。それだけに、ストリートカーよりも、ドラッグマシンとしてアレンジされるケースが主流。結果として、出荷数が少なかった割には現存数が多いのだ。2000年代に入ったあたりから、ベテランのホットロッダーや、トレンドに左右されないハードコアなMOPARファンによって、ストックの魅力を引き出しながら、ロッダーテイストで仕上げるストリートカーも誕生した。


この個体もそんな1台で、往年のデザインをアップデートしたバドニック製の17インチホイールを装着。ドラッグレースでは武骨で強固なセダンが目立つ中、スタイリッシュなハードトップによってストリートカーとして10数年前に日本国内にてアレンジされている。この時代のダッジBボディ車ではグレードの高いポラーラ 500のキャラクターにもマッチした上品さも兼ね備えるアダルトな雰囲気がとても魅力的なのだ。

一見すると、地味ながらもアクが強いデザインだが、ルーフの形状や、ディーテールの一つ一つに、モパーならではの芸の細かさが感じ取れる。写真ではピンとこなくても、実車を見て魅力にハマるケースが多い。





この時代の上級グレード車らしく、標準でセパレートシート、センターコンソール、フロアシフトとなる。ステアリングも含め、オリジナリをキープ。クローム類もコンディションが良く美しい。

設定されたV8エンジンは361ci、413ci、ウエッジ426ciが主流だが、この個体は、次世代の383ciに換装。トランスミッションは、3速ATの727トルクフライト。



リアは定番のリジットリーフ、フロントはMOPARではレギュラーなトーションバーを採用。リアエンドは、ハイパフォーマンスな仕様に見合う8.75インチ。バドニック製のビレットホイールはフロントが17インチ、リヤは18インチをチョイス。
Thanks /東海カーズ
TEL:0533-86-8890
PHOTO:浅井岳男 TEXT:石橋秀樹
アメ車マガジン 2020年 3月号掲載
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