すべて呑み込むブラック体躯 完成された洗練の「魅せる技術」シボレーサバーバン【ライオンハート】
アメリカンSUVの代表格として長い人気を誇るサバーバンには様々なカスタムスタイルが展開されて、多くのオーナーとショップが試行錯誤を繰り返している。ライオンハートの提案を紹介!
EXTREME AMERICAN
アメ車の定番カラーを磨き上げた逸品カスタム
2007y CHEVROLET SUBURBAN
アメリカンSUVの代表格として長い人気を誇るサバーバンには様々なカスタムスタイルが展開されて、多くのオーナーとショップが試行錯誤を繰り返している。今回はそのひとつとして、ライオンハートの提案を紹介!
愛知県一宮市のアメ車専門店ライオンハートの在庫車に気になる一台を発見した。
サバーバンをベースに26インチホイール、LEDライトといった、今や定番とも言えるカスタムの数々が施されたこの1台は、項目を挙げてみると分かる通り、想像以上に控えめなカスタム内容である。にも関わらずこの一台は、高い完成度を感じさせる。その大きな要因は、各部に施されたブラックアウト化とボディカラーとのコンビネーションが見事であることだ。
ライオンハートという店は、大幅なカスタムスタイルも提案できる豊富なノウハウを持った専門店だが、在庫車には総じて「やり過ぎないこと」が基本的な方針として根付いているように思える。極端な改造を施すことなく、店頭で最低限のカスタムを施した実車を見て、それをベースに自分流の色付けをどうしていくか。想像力を膨らませて一緒に理想へ近づいていくようなスタンス。ユーザーにショップのセンスを押し付けず、しかし確かに支えてくれるというやり方だ。
もちろん、展示してあるこの状態のまま乗り始めても、最初から「ひと味違うサバーバン」を堪能できる。そうして乗り始めて、しばらく後に少しずつ手を加えていく。そんな楽しみ方も、アメ車でできる素晴らしいカーライフの一例ではないかと気付かされる。今回のベース車は新車並行であり、こうした高い品質の在庫車を多くそろえるのも魅力だ。
ベースは新車並行の2007年型シボレー・サバーバンLTの4WDモデル。ボディに合わせて各パーツをブラックで統一する。ホイールにはジオバンナの姉妹ブランドであるジェネリーの26インチ。ボディ全体に合わせてブラックで統一された存在感あるデザインだ。
フロントで注目はHIDとフォグライトのLED化。点灯時の高い照度により、夜間における安全確保とアーバン系ドレスアップのアクセントとなる。
テールライトもLED化が施されており、ブラックアウト化も施工済み。ブラックのボディカラーを最大限に生かしたカスタムが完成されている。
マフラーは2本出しのワンオフ。主張し過ぎない絶妙な迫力を後背部で演出しつつ、確かなカスタムポイントとして注目を集められる。
インテリアはHDDナビがインストールされている。国産ナビを美しく取り付けできる技術力もライオンハートの魅力。
PRODUCED:ライオンハート
TEL:0586-67-1711
HP:http://www.lionheart2005.com/
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