よりインパクトのあるスタイルの71年型チャレンジャー
1971 DODGE CHALLENGER
不動のDODGE ダッジの魂に魅了される
1971 DODGE CHALLENGER
マイナージェンジを受けた71年型は、オルタナ的でマニアックな印象。排気ガス規制の影響を受け、エンジン出力が低下した分、ビジュアル面でのアピールが強化されているのが特徴的。ストライプはよりインパクトのあるデザインが採用されたり、R/T専用にダミーダクトが追加されたり、リアスポイラーの形状も変更されて、全体的に主張が強くなっている。

それだけに、70年型こそが王道で、71年型は賛否が割れ、実際のセールス面でも劣っていたため、結果として激レアでコレクタブルな存在に。HEMIが設定された最後の年という点でもターニングポイントとなるマニアックな存在。

MOPARのグラフィック&カラースキムには、優れたデザインが数多く存在するが、71年型はとりわけクールなものが多い。71年型のリアスポイラーは、前年に比べて両端がカーブして、格段に薄くなった専用品。


スポーティーな4連装ダッシュはオプションのラリータイプ。希少オプションのタフステアリングはリプロ品。シートは数あるバリエーションの中で珍しい千鳥格子パターン。ダッシュに吹き出し口のあるファクトリーAC車。

搭載エンジンは、出力が低下する71年型で唯一変更されなかったハイパフォーマンスな340ci、4bbl。オレンジのブロックが黄色にボディに映える。トラスミッションはトルクフライと727(3速AT )。

F:トーションバー&R:リジットリーフ。若干の前傾姿勢はトーションバーの調整によるもの。王道のラリーホイールにホワイトレターのBFG(F:235/60R15、R:255/60R15)。

ハイパフォーマンスV8のエンジンサウンドがお気に入り。初めての愛車としてかつても所有しただけに、思い入れが深いモデル。モデルはマニアックながら、自然体でカジュアルに付き合っているそう。(SHIGEさん)
PHOTO & TEXT:編集部
アメ車マガジン 2020年 3月号掲載
最新記事
2025/10/30
【マッスルカーナショナルズ14】イベントの主役は、1960~70年代のアメリカンマッスルカーたち
MUSCLE CAR NATIONALS 14
18th May 2025
名古屋港ガーデンふ頭ひがし広場
2025/10/28
夫婦でアメ車!しかもマッスルカー2台という贅沢な選択肢【チャレンジャー&マスタング】
一台はマッスルカーやトラック、そしてもう一台はミニバンやSUVと、夫婦でアメ車2台を所有する方たちの大半はどちらか一方がファミリーカーとして成立するパターンが多い。そんな中、どちらも2ドアクーペのマッスルカー2台を所有する強者夫婦を発掘!
2025/10/23
兄のゴリ推しで実現させた!?兄弟でアメ車を所有する喜び【ナビゲーター&300Cツーリング】
25歳で初めての愛車にキャデラック・SRXを購入していらいアメ車の虜となった兄のNATSUKIさん。一方「国産ミニバンや1ボックスが便利!」とアメ車に無関心だった弟のNORIさん。弟にアメ車に乗ってもらって、その魅力を共有したい!その想いよ届け!
2025/10/21
自然豊富な故郷に建てた家族が毎日笑顔になる家
家族5人で暮らすアパート暮らしは窮屈そのもの。新たに家族が増えることが分かり、家族みんなが笑顔になれるマイホームを建てることを決意した藤本さん。奥様が憧れたリアルアメリカンの住宅を建てるべく、大家族の夢がスタートする。









