アウトローでタフなイメージを持つ第二世代チャージャー

クーペ

ビンテージ

ダッジ

不動のDODGE

アメマガ2020年3月号

440マグナム・エンジン

チャージャー

プラムクレイジー

MOPAR

1969 DODGE CHARGER

不動のDODGE ダッジの魂に魅了される


1969 DODGE CHARGER

マッスルカーの真骨頂を味わえるヒールなイメージの強い69年型!

数多くのアクションムービーでアウトローの愛機として派手なパフォーマンスを披露するチャージャー。ラグジュアリーな要素を備えながら、暴力的なパフォーマンスを発揮するマニュアルミッション車こそ、チャージャーのヒールなキャラクターが発揮される。


1966にデビューした初代チャージャーは、ファストバックシェイプが強調された仮装未来感のあるスタイリングが特徴的で、マッスルとしてのポテンシャルよりも、デザインやイメージからして、ラグジュアリーな要素が濃かった。そもそも、コンパクトなポニーカーと、ラグジュアリーなパーソナルカーの中間を目指していた。ファストバックスタイルは、プリマスではバラクーダで採用されており、当時のトレンドでもあったが、今一つ影の薄い存在だった。


第二世代となる68年型からは、ベースボディであるBボディが一新された。それまでの直線基調から、曲線を取り入れてグラマラスなフォルムとなり、同時に、特徴的だったファストバックからダックテールなハードトップに変更されて、モダンかつスポーティなイメージが強調される。そのシャープなスタイリングを際立たせるように、ルーフはデフォルトでバイナルトップというのもポイント。

1969 ダッジ チャージャー1969 ダッジ チャージャー

大幅な変更によって、キャラクターもそれまでにないアウトローでタフな印象となる。そんなキャラクターを活かして劇中ではヒールの逃走車などに多く採用された。マイナーチェンジを受けた69年型では、カジュアルな要素も加わり、『デュークス・オブ・ハザード』では、キャッチーなイメージで打ち出されたが、『ダーティ・メリー/クレイジー・ラリー』において逃走車として激しくチェイスするイメージこそが、モデルのキャラクターとシンクロしてカッコ良い。


この個体は、そんなチャージャーのアウトローなイメージに見合う仕様。440マグナム・エンジンに4速マニュアルというマッスルカーの真骨頂が味わえる内容。近年はコレクタブルカーとして所有するオーナーが目立つ中、この個体は、本来のパフォーマンスがしっかりと発揮されている!

1969 ダッジ チャージャー

MOPARマッスルを象徴するハイインパクトカラーの中でも、いかにもな70年型のオプション“プラムクレイジー” でリペイントした69年型。白いバンブルビーストライプとのコントラストが美しい。バイナルトップを排除したことで、スポーティーなイメージが強調されている。

1969 ダッジ チャージャー1969 ダッジ チャージャー

基本的にストックを保持しつつも、“タフステアリング” や“ピストルグリップ”シフターなど、純正パーツによってアップグレード。センターコンソールのないスタイルもパフォーマンスありきなオーナーの使用目的にマッチして◎。

ストックで375hpを発揮する440マグナム・エンジンは、排気系、点火系をアップグレード。4速マニュアル、A833、ストックでは最大の8.75”リアエンドによって、暴力的なパフォーマンスを発揮する。

ホイールはドラッグレースからストリートまで、マッスル系での採用例が多いWELD Racingの“ プロスター”。装着タイヤはド定番のBFG Radial TA(F:215/65R15、R:275/60R15)


PHOTO & TEXT:石橋秀樹
アメ車マガジン 2020年 3月号掲載


最新記事


2024/04/26

ガレージジョーカーのオールペンといえば、やはりパープル。【GMCソノマ】

SUV

シボレー

ラッピング&ペイント

「自分が好きな色」と言う理由から、ガレージジョーカーではパープルにオールペンされたモデルが幾つか存在する。だが今回のソノマは、さらに妖艶さを追求して、ベットライナーをレッドにし、さらにインテリアもレッド化に

2024/04/25

LUXZとWORKが奏でる 究極のハーモニー

クーペ

ダッジ

ホイール

チャレンジャーの魅力をさらに引き出し、独自のスタイルを産み出したLUXZ。オリジナルのボディキットの存在感はまさに圧倒的だが、そのスタイルを完成させるために必要不可欠なパートナーがWORKだ。

2024/04/24

17インチのサイズ感で“ビンテージ”な装いを色濃く表現

セダン

クライスラー

ホイール

PCD100の5穴、センターハブ57.1mmのPTクルーザー。社外ホイールも多少はリリースされているが、満足するデザインのホイールが存在しない。ワンオフでデザインできる鍛造ホイールメーカー「FAMOUS FORGED」なら、狙い通りのボトムスが叶う!

2024/04/23

伸びやかなロングノーズ、引き締めるロングテール、隙のないそのフォルム【インパラ コンバーチブル】

オープン

ビンテージ

シボレー

ランキング


2024/04/25

LUXZとWORKが奏でる 究極のハーモニー

クーペ

ダッジ

ホイール

チャレンジャーの魅力をさらに引き出し、独自のスタイルを産み出したLUXZ。オリジナルのボディキットの存在感はまさに圧倒的だが、そのスタイルを完成させるために必要不可欠なパートナーがWORKだ。

2021/08/09

【マッスルカーの頂点”シボレー・シェベル”】当時の最強仕様454 LS‐6にオマージュ!

クーペ

シボレー

GMのマッスルにおいて最もポピュラーで人気のシボレー・シェベル。今回ご紹介する車両は当時の最強仕様である454 LS‐6をオマージュして、そのポテンシャルを再現すべく、現代版としてモディファイ!オーナーがこだわりつくしてアップデートしたカスタムをご紹介していこう。

1970 CHEVROLET CHEVELLE SS396

2022/07/14

チャレンジャーとチャージャー、実はこの2台は双子の様な存在と言える。

セダン

クーペ

ダッジ

2019 DODGE CHALLENGER R/T SCATPACK WIDEBODY[SUBLIME]
2018 DODGE CHARGER DAYTONA392[YELLOWJACKET]

2024/04/24

17インチのサイズ感で“ビンテージ”な装いを色濃く表現

セダン

クライスラー

ホイール

PCD100の5穴、センターハブ57.1mmのPTクルーザー。社外ホイールも多少はリリースされているが、満足するデザインのホイールが存在しない。ワンオフでデザインできる鍛造ホイールメーカー「FAMOUS FORGED」なら、狙い通りのボトムスが叶う!