益々人気沸騰のホットロッドカスタムショー、ニッポンのHotなアメ車カルチャーがここに集結
HOT ROD CUSTOM SHOW 2019
28th Annual Yokohama at PACIFICO YOKOHAMA
2019.12.01(SUN)
HOT ROD CUSTOM SHOW 2019 28th Annual Yokohama at PACIFICO YOKOHAMA
2019.12.01(SUN) アメリカから有名車や著名ビルダーがゲストとして来日するアメリカンカルチャーを体感できるアメ車界で最重要イベントが「ホットロッドカスタムショー」だ。アメ車ファンだけでなく、カーガイならば絶対に外すことのできないビッグイベントだ。28回目となる今回は、これまでに以上に濃い~内容で熱く開催。 国内最大級のインドアショーとあって来場者も世界中から押し寄せたのだった!
日本から世界へ発信するカスタムの祭典HCSは今回もハンパなく熱かった!
今回で28回目をむかえたヨコハマホットロッドカスタムショー。国内最大級のインドアカスタムカー&バイクショーとして、海外からのゲストが多数参加するだけでなく、日本が世界に発信するカスタムの祭典として、世界的にも注目度が年々高まっている。毎年増加傾向にある来場者をはじめ、カーショー&バイクショーや、出店ブースにも、海外からの参加が目立っている。それだけに、会場内の雰囲気もかなりグローバルな異国感があったりするのだ。
イベントのタイトルの通り、ホットロッドやカスタムカーをはじめ、チョッパーやアメリカンなカスタムバイクのショークオリティの個体が多数出展され、それをじっくりと観て回るだけでもかなりのボリュームながら、ピンストライプやローブローアート、ライブバンドやピンナップガールコンテストも盛り込まれ、Rod & Customに関連するコンテンツが大充実。また、主催するムーンアイズをはじめ、スポンサーやベンダーブースでは、イベント限定製品が販売され、それらを目指して早朝から行列ができるほど人気となっている。
今回は、海外からのゲストとして招かれた車両の中に、モデルキットでおなじみの、往年のショーロッドの有名車“Bathtub”が登場。アメリカでのレストアから、完成して初披露となった同イベントまで、ディスカバリーチャンネルが密着取材。奇天烈なルックスからして、とても走るとは思えないなか、見事に自走によってライドインを果たし、のっけから盛り上げてくれた。クルマ、バイクがテーマのイベントながら、HCSには他では味わえない様々なコンテンツが盛り込まれているだけに、アメリカンな趣向の者にとっては、毎年恒例の最重要イベントとして世界的に定着している。
ホットロッドカスタムショー2017 ニッポンのHotなアメ車カルチャーがここに集結!!
1932 Ford Model-B Roadster
王道のデュース・ロードスターをベースにオーセンティックに仕立てた秀作として、見事ベストオブショーを獲得。ストリートロッドの最高峰としてのステイタスとなる、グランドナショナルロードスターショーでのMBRSアワードを目指すべく、レンダリングには巨匠トム・テイラーに依頼してプロジェクト。このショーでお披露目となり、数日後には、船積みしてUSAにGO!
来場者数が増加する中、開場前の早朝から長蛇の列となり、今年は対応策としてこれまでAM9時だった開場時間をAM8時に繰り上げてのスタート。そして、イベントの目玉の1つでもある海外ゲスト&ショーカーによるライドイン(自走による入場)でのっけからイベントは大盛り上がり。
出展車両をじっくり見て回るだけでも丸一日が必要なほどボリュームがあるうえに、スワップミートやベンダーブースの出展数も膨大なのだ。アメリカ、ヨーロッパ、オーストラリア、アジアなど海外からの出展者による特設エリアまで用意された。イベント限定商品も数多くリリースされ、人気のアイテムを入手するには長蛇の列に並ぶ必要もあったほど…。中でもVANSとMOONEYESとのコラボによるシューズのブースでは、VANSの代表であるスティーブ・ヴァン・ドーレン、そして、アイコン的存在のレジェンド・スケーター、スティーブ・キャバレロによるサイン会が行なわれ、大盛況となった。
その他にも、全国のピンストライパーが集結する特設ブースや、Color The Temptationのタイトルによるアートピースの展示&コンテストや、ステージだけでなく、ブースにおいてもバンドによるライブ演奏が行なわれるなど、アメリカンなカーカルチャーにどっぷり浸れる最良なイベントとなっている。
1999 Ford Mustang
メジャーなマスタングにして、国内では隙間な存在な4thの後期(99~05)によるドラッグマシン。フロント、リアともにナロードしたハードコアな仕様は、アメリカ東海岸では主流。豊富で手頃なベース車として選ばれ、速さを追求して徹底したモディファイがポイント。ギャップ萌えにも通じる魅力に溢れる、Hot Rodの流儀に沿ったニクイ1台。
1981 DeLorean DMC12
なんとデロリアンをワイドボディ仕様にしてしまうとは!!珍車の部類ながらも、映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』で採用されたことでメジャーな存在なだけに、今では希少価値の高いコレクタブルカー。
1967 Ford Econoline
ショーカーとしての出展ではなく、ベンダーブースのサービスカーながら、キャッチーかつクールなルックスで魅力的なクラッシック・エコノライン。サービスカーもこうであってほしい!
1932 Ford Model-B 5Window
“グラフティークーペ” に忠実なクローンとして再現しながらも、スーパーチャージャーで武装したり、総合的にアップデートして近年構築した個体。“グラフティークーペ” が新旧2台同時に展示された光景は、かなりのインパクト!
1940 Mercury Eight
40年型はFordによるホットロッド仕様がメジャーだが、Kusto4mではよりリッチなマーキュリーをベースに大幅なチョップトップでアレンジしたこんな個体が主流。Best Kustomを受賞。
1923 Ford Model-T Pickup Roadster
出展車両で最古と思われるT型のピックアップ・ロードスター。60's感炸裂の配色やフレームスのバタ臭さがいかにも。ニートに決まり過ぎても、ゆる過ぎても×なマニアックな世界。
1981 Chevrolet Malibu
コンパクトなGボディーによる4thのマリブ・クーペは、今こそ魅力的。スクエアーなボデーを強調するバンパーのナロー加工や、ラージリムの装着でモダンな仕上がり。
1932 Ford Model-B 5Window
アメリカのモーターカルチャーを語る上でも無視できない、映画『アメリカングラフティー』の劇中車、“グラフティークーペ”を再現した個体。制作しから30年が経過するが美しい状態をキープ。ベストアメリカンカーを受賞。
1960 Ford Falcon
フォードを代表する大衆車ファルコンの初期型。やんわりとしたボディスタイルや優しげなマスクが魅力的。ストックを保持しながらのスラムドがナイスだしディスプレーも素敵!
1981 Chevy Corvette Coupe
エックラー製のワイドボディを纏った迫力の個体。固定式の角型ヘッドライトなどIMSAカーに通じるルックスだけでなく、スーパーチャージャーでパフォーマンスもアップグレード。
1965 Chevrolet Chevelle 2door wagon
初代のマリブ/シェベルは、トライシェビー(55~57)と同等のコンセプトでラインナップされただけに、2ドアワゴンが存在。国内ではマイナーながら、本国ではレアなコレクタブルカーとして、こんな感じのロッダースタイルで仕立てるのが王道。
1961 Chevrolet Impala
メジャーなインパラの中でも、デザインが個性的な61年型はニッチな存在ながら、美しいシェイプの“バブルトップ” 車としてコレクタブルな存在。ローライダーとしてアレンジされるケースが目立つ中、ロッダー的なアプローチのクールな個体。
1962 Pontiac Grand Prix
"K"ustom にスポット当てた"Experience The Fabulous" Extraordinary & Unusual "K"ustomのスポットライト企画のアワードを受賞した"Grand Blue”こと62 年型グランプリ。ベース車の魅力が際立つセンスの高い仕上げ。
1992 Chevrolet Caprice
ハイテックなウッディ仕立てのこの個体は、新車当時に巨匠トム・テーラーのレンダリングによって国内にて構築した有名車。長年の放置状態から近年レストアして路上復帰したが、車高が当時よりも高い状態なのが残念。
スポンサーシップのブースには、ムーンアイズとのコラボレーションによるイベント限定のアイテムが販売されるため、早朝から長蛇の列ができるほど。VANSのシューズでは2種類がリリースされ、抽選の景品には特製のキーチェーンも用意。今年正規輸入が始まったPabst Blue Ribbonビール、そして、ガレージアイテムをリリースするPorkchop GarageとMOON Equippedによるトリプルコラボアイテムも誕生。また、Hot Wheelsでは、ピンストライパー、Wildman石井がデザインした限定モデルを販売。海外からのファンが殺到。
2018年に続いて2019年も、ピンナップガールコンテスが開催された。今年はインターナショナル枠より4名、国内から6名による、10名が選出。クラッシックなロッド&カスタムに見合う、往年のファッションもまた見所。
"Twist and Turn" Slip On Shoes Paint Contest毎年テーマを変えて行なわれるペイントコンテストの今回のテーマは、VANS のスリップオンシューズ。真っ白なシューズは、各々のアイディアで美しく彩られたアートピースとして仕上げられ、見応えあり。優勝者は、日本のピンストライパーのパイオニアとして30周年を迎えたWildman石井。
実車だけでなく、モデルカーやダイキャストのカスタムもたくさん出展される。ここでもアワードが用意されているだけに、イベントの趣旨に沿った、アメリカンなアプローチで仕立てた秀作ばかり。
1929 Ford Model-A
ベアメタル状態のボディーが美しい、アーリーA がベースのトラックレーサー(周回レース仕様)。ベース車の面影がないほど大幅なモディファイが施されたHot Rod創世記のスタイル。MOONEYESスエーデンよりアワードが贈られた。
1932 Ford Model-B Roadster
トラディショナルなスタイルの黒いロードスターは数多く存在するが、この個体は、スーパーチャージャーで武装するなど、往年のトレンドを踏まえた速さへのモディファイも施した秀作。仕上げのクオリティーも良く、Best Hot Rodを受賞。
1996 Chevrolet Impala SS
モダンマッスルの先駆け的な存在でもある7代目インパラSS。国内でも大ブレークした人気車ながら、現在では希少なコレクタブルカー。スリークなボディを引き立てるデープなブラウン系の車体色が美しい。5スポークのラージリムもお似合い。
1987 Dodge Ram Van
フルサイズVANによる往年のカスタムを再現するケースが増えているが、こんな感じにシンプルながらも雰囲気のある仕上げは意外にいそうでいない。4灯式のカスタムグリルがお似合い。
1939 Dodge Business Coupe
独創的なデザインでインパクト大のダッジをベースに、激しいチョップトップなどでKustomとしてアレンジ。Best Suedeとアーティスト、マックス・グランディと2つのアワードを受賞。
1959 Chevrolet Apache
インパクトのある顔つきが賛否の割れる59年型アパッチも、近年のクラッシック・トラック人気で注目度が高まるなか、こんな素敵な個体も誕生している。Best American Pickup受賞。
1970 Dodge Challenger
マッスル系の場合は、とことんアップデートするか、徹底してファクトリーオリジナルを貫くかの二極化で定着。アメリカではいずれのスタイルにおいても、頂点的な個体が数多く出展されているが、絶対数の少ない日本では、出店数も少なめ。そんな中、70's スタイルにこだわって、アレンジする毎に出展するこの個体のオーナーさんの心意気に拍手!
1969 Chevy El camino
インドアショーに出展するには、ボディはカサカサなパティーナ状態?!とツッコミたくなるが、ホイール&車高プロポーションのアレンジが絶妙で魅力大。エンジンルームも美しい。
1991 Winnebago Warrior
US版ハイラックスをベースにしたウィネベーゴ製のキャンピング仕様車。美しくレストアしつつもスラムドプロポーションという大胆なアプローチ。ホットウィールにも通じるカッコ良さ!
1969 Chevrolet Camaro SS
ファットなリアタイヤをのみ込んだハードコアなドラッグ仕様。ビンテージカーとしての値打ちが上がる中、オリジナル志向が目立つが、マッスル系はこうしたアプローチが最も似合う!!
1997 Pontiac Firebird
プロストック然とした佇まいがクールないわゆる“ドアスラマー” なファイヤーバード。こうした本気のドラッグマシンがエントリーしていると、アメリカのイベントの様な雰囲気が高まって◎!
1967 Buick Riviera
カスタム系での人気の高いリビエラの中でも、2nd(66~70) は近年特に目にする機会が増えているが、こうしたプロストリートなドラッグ仕様はアメリカでも稀。454を搭載するマッスルなだけにハマる。
1927 Ford Model-T Coupe
縦方向に長いキャビンが特徴的な“ フォンブース” の愛称で呼ばれるT 型クーペ。フェンダー&フードを撤去してV8 に換装したHot Rodにして、ボディーはストックなのが◎。
1988 Toyota Pickup
どこかで見た事があると思ったら、映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』に登場した“ドリームトラック”を再現したのでした。ベース車は劇中車同様US版のSR5のエクストラキャブの4輪駆動。KCのライトやバンパーやタイヤまで、二毎に再現。
1977 Ford Mustang
マスタングⅡをベースにした草ドラッグレーサー。本来の4穴から5穴に変更。リアゲートがアレンジされ、巨大なドラッグタイヤを積み込むんだ状態で、キャンパーを牽引するスタイルが素敵。
Photo ◆ Hiroshi Nose
Report ◆ Hideki Ishibashi
アメ車マガジン 2020年 3月号掲載
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