24インチホイールを脱ぎ6インチリフトアップしたダッジラム1500

DODGE RAM1500 Produced by QUARTTFAB
DODGE RAM1500 Produced by QUARTTFAB
きっかけはアメマガキャラバンそこからカスタムがスタート!
2019年の秋に開催された、アメマガキャラバン三重。そこに参加した野村さんは、同じく出展していたQUARTTの酒向さんと出会う。それがきっかけで、このRAM1500が誕生したという、ウソのようなホントの話。
24インチホイールを脱ぎ6インチのリフトアップ!
2019年の6月に、現在の愛車ラム1500を手に入れた野村さん。それまでは国産SUVをローダウンし、大径ホイールを装着するラグジュアリースタイルを楽しんでいたこともあって当初はラムもその方向性で考えていたのだが、2019年に開催したアメマガキャラバン三重に参加した時に、QUARTTの酒向氏と出会ったことで、カスタムの方向性がガラリと変更してしまった。
すでに装着していた24インチホイールを脱ぎ捨て、6インチものリフトアップを実施し、圧巻の37インチタイヤを装着するなど、当初とはまったく異なるスタイルに大変身。ある意味、アメマガキャラバンが1人のアメ車オーナーの運命を変えたと言っても過言ではない。それは言い過ぎか?
実は野村さん、リフトアップを当初から考えていたので、フロントにドライブシャフトが存在しない2WDモデルを3年かけて探し出したそう。リフトアップのほかにビレットグリルやLEDランプ、メッキグリルの同色化なども実施。やり過ぎない、シンプルですっきりとしたスタイルを実現している。ちなみに2WDではあるものの、キャンプやBBQなどのアウトドアに活用中。さすがにジェットスキーはしないので、特に問題はないとのこと。
今後の予定としてはマット系やガンメタといった、渋目のオールペンにもチャレンジしたいとか。もちろんQUARTTではペイントも含めたカスタムを得意としているので、その日が訪れるのもそう遠くなさそうだ。
フロントマスクをブラックアウトし、内側にビレットグリルをインサート。バグガードやオーバーフェンダー、さらにはリアバンパーも同色にすることで、まとまりの良さを感じる。 灯火類はLED&HIDに変更することで、夜間の安心感を向上させつつ、現代的な雰囲気を醸し出している。トノカバーはSnugtopをチョイス。アンテナの先端には以前の愛車にちなみ、鷹のマスコットを取り付けるなど、さりげないコダワリが随所に施されている。
ラフカントリーのキットを使用して、ノーマルから6インチのリフトアップを実施。4WD車の場合、フロントのドライブシャフトブーツに負担がかかるので大掛かりなリフトアップはしづらいが、野村さんのラムにはドライブシャフトがないのでそんな心配はない。 6インチリフトアップしたことで、タイヤは大幅にサイズアップし、37×12.5R20のRANEGADE RTにTWGメイヘムメタル8015を組み合わせる。
THANKS:QUARTT FAB【クアートFAB】
TEL:0583-81-9167HP:http://quartt.jp
PHOTO:浅井岳男
TEXT:空野稜
アメ車マガジン 2020年 10月号掲載
最新記事

2025/07/01
【インフィニティQX56】手頃な価格で購入できるプレミアムSUV
90年代を中心に高品質な車両を扱うガレージジョーカーだが、近年は2000年代の車両も多く扱う。今回紹介する08年型インフィニティ・QX56もその一台で、手頃な価格で乗れるプレミアムSUVとして注目だ。

2025/06/27
当時らしさを色濃く感じさせる200hpのアストロ
ブルーリバー30周年に相応しい30年前のシボレー・アストロ。それは奇しくもアストロが様々なアップデートを果たす過渡期だった。現車は当時流行したカスタムを随所に感じさせ、まるでタイムスリップしたかの様な当時感溢れるスタイルをストック!

2025/06/25
【シェルビーGT500 エレノア】スクリーンで見たエレノアの再現ではなく、それをさらに進化させた仕様
映画の中で疾走する姿を見たことが、アメ車に乗るきっかけという人は非常に多い。でもそれだけでは飽き足らず、そのクルマに乗りたい!という願いを叶えてしまった人がいる。これはまさに「究極のエレノア」に呼ぶに相応しい。

2025/06/23
ハワイを感じながら子供たちが毎日楽しめる家
近所の目を気にしながら子育てするのはもうウンザリ。自分たちも、子供たちが自由に遊べる一軒家が欲しい。大好きなハワイを感じられる、理想は兄夫婦のようなカッコイイ住宅。