インパクト絶大なチャレンジャー、一度見たら忘れられない存在
EXTREME AMERICAN
BLOODY CHALLENGER
produced by QUARTT FAB
BLOODY CHALLENGER produced by QUARTT FAB
まるで血に飢えた野獣のよう、一度見たら忘れられない存在
「正直に言いなさい。人を轢いたんだろ! 今から警察に電話するよ!」「いや、誤解だってバアちゃん。俺、そんな事してないから…」これは、オーナーがおばあさんの家に行った時に起きたエピソード。確かにここまで血みどろのクルマが現れたら、そう思わないワケがない(笑)。
赤色が持つ力強さや畏怖を、最大限引き出したスタイル

これほどまでにインパクト絶大な チャレンジャー を製作したのは、岐阜のクアート 。実は2010年モデルの前期型がベースで、前後バンパーを後期用にコンバージョンするが、エンジンや内装を見ると前期型だと分かる。
これにクアート のオリジナルオーバーフェンダーを装着してワイドなショーシルエットに変更。フロントバンパーの下にはAPRのスプリッターも追加してレーシーさも強調。サ

スペンションはユニバーサルエアー を組み、任意のスタイルに調整可能。NSラウンダーにエントリーするためカスタムを施しほぼ完成したが「何かインパクトに欠けるよね、どうしようっか?」とオーナーと相談するクアート代表・酒向さんの手元には既に真っ赤な塗料が用意されていたそうだ。

昨今、様々な素材がカスタムで使用されており、多少のことでは参加者も驚かなくなりつつある。実際イベントに展示すると多くのギャラリーが「凄いねぇ、でもラッピング…じゃねぇ(驚)、という人が続出! もちろん剥がせない一般的な自動車用の塗料を使用しており、敢えて立体感や液ダレは残したまま。リアルさを追求してしまったがゆえに、おばあさんに通報されかかった…という訳だ。

今でも対向車がガン見しすぎて事故りそうになるとか。走行する姿を目撃されると妹さんのLINEに「お兄さん、見たよ!」とメッセージが殺到するそう。色というスパイスを加えたことで、ここまでの存在感を引き出した酒匂さんの発想力は、まさにアートと呼ぶに相応しい。

ひとしきりカスタムが完成したが、何かインパクトが足りない…ということで、ブラッディペイントを敢行! やり直しがきかない一発勝負で、いろいろな手法を考えたそうだが、色が掛かる方向性を決めてペイントを実施。敢えて立体感や液ダレを残すことでリアルな雰囲気を醸し出すことに成功。「なんじゃこりゃ!」とイベントで叫ぶ人が殆どだそうだ。

マフラーはフローマスターに交換。テールランプは後期型に変更しつつ、点灯パターンを変更する。真後ろから見ると単なるカスタムチャレンジャーに見えるが、真正面から見るとまるで別モノだ。

前後のオーバーフェンダーは、クアートのオリジナルアイテム。ホイールはWORKのマイスターで、NITTOのNT555 G2を組み合わせる。今後はサイドスカートの追加も計画中。ブラッディペイントがなければ、非常にレーシーだがありきたりなスタイルで、イベントなどでは埋没してしまう。ある意味大胆な選択をしたことで、唯一無二の存在を実現したと言えるだろう。

2010年型がベースなので、エンジンは3.5?のV6を搭載。エアクリーナーとインテークが交換済みだが、今後はエンジンルームやインテリアのカスタムを計画しているそうだ。このエクステリアに似合うとなると、やはりスプラッター系になるのだろうか…。
Shop info
QUARTT FAB【株式会社クアート】

岐阜県各務ヶ原市鵜沼羽場町5-135-2
TEL&FAX:0583-81-9167
URL:http://quartt.jp
営業時間:10:00 ~ 19:00
定休日:水曜日



オープンして4年だが、カスタムペイントやエアサス装着など様々なモディファイに対応。代表の酒向さんがアメ車好きという事もあり、ジャンルや年代を問わず様々なアメ車を扱う。
PHOTO:浅井岳男 TEXT:空野稜
アメ車マガジン 2019年 12月号掲載
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