岐阜県のジラードが、店舗移転&店名を変えてSWAGとして生まれ変わった。

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アメマガ2020年12月号

宣戦布告狙うは業界のトップ
SWAG【スワッグ】

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宣戦布告狙うは業界のトップ SWAG【スワッグ】

クルマを売るだけじゃ満足しないオーナーの人生が最高に豊かになるのを見届けたい

岐阜県のジラードが、店舗移転&店名を変えてSWAGとして生まれ変わった。単なるカーショップという枠を超え、SWAGというブランドでクルマを買う誇りと自慢を、オーナーに持ってもらいたい。そのために、ありきたりなカーショップとは決別し、一線を画したショップとなっている。

ショップもスタッフも自慢できる姿に

2020年9月、岐阜県多治見市のジラードが、同県可児市の国道21号線沿いに店舗を移転。それに合わせ、店名を「SWAG(スワッグ)」に変更して新たな出発を果たしている。


ジラードはオーナーに寄り添うカタチで、より良い車両の販売、購入後のオイル交換などのアフターサービスに力を入れ、売上実績も順調だった。しかし売上は上がるものの、代表である早川氏は、満たされるものがなかったという。「クルマを売ってお金を得る。そのために、安くて品質の高い車両を並べ、アフターサービスも厚くする。でもそれって、どこのショップもやっていること。購入したオーナーさんは、ジラードにどんな価値を求めて来店してくれたのか。ただ店が近い、クルマが安いだけだとしたら、店も俺たちの価値もないってことになる。そう考えたときに、売上が上がっても嬉しくは無かったですね」。

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ジラードの価値とは何か。その答えのヒントが、とあるオーナーの「クルマを買って毎日の生活が楽しくなった」。という言葉だった。「人の人生を楽しくさせることって、中々出来るものじゃない。それを聞いてスタッフのモチベーションも上がったし、俺も嬉しかった。だから、クルマという商品を通して、オーナーさんの人生を豊かにできることを、俺たちはもっと武器にして追求していくべきだと思ったんです」。


店舗店名を変えただけでは、本当の意味で生まれ変わることはできない。SWAGは、オーナーがクルマを購入し、最高の人生を送るためのキッカケを作る場所にすべく、どこにもない魅力溢れるショップ作りを求めた。早川氏を含めスタッフのファッションから一新し、見た目から人としての魅力を高め、店舗内装も唯一無二のファンタジックな雰囲気を作り上げている。「アメ車を買うって、やっぱり格好いいからでしょ?その格好良さに相応しい魅力ある店を目指したんです。SWAGで購入したということを絶対に自慢できるように」。


職人気質のあるショップからは、煙たがられることは承知。逆に宣戦布告する勢いでSWAGはスタートした。業界のトップを取るという野望と共に。

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一番格好いいと思う車両を展示販売し、車両に対するこだわりは無いと断言する早川氏。安さだけを求めるなら他店にも同じ車両はある。車両を購入する店のバックボーンを重要視するのがSWAGの狙いで、ショップの高い魅力が車両の付加価値として付いてくるというわけだ。

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アメリカン雑貨を並べたり、モダンなインテリアのショップは数あれど、アンティーク家具を使ってファンタジックなデザインの商談スペースはSWAGが初めてかもしれない。ドライフラワーを天井に張り巡らせ、ダウンライトを使った効果的な照明は、カーショップであることを忘れさせる。

販売車両で一番人気はチャレンジャード派手な納車儀式も注目!

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多くの車両が展示しているなかで、一番人気はチャレンジャーだという。ピックアップしたのは2018年型R/Tシェイカー。レッド&ブラックのハーフレザーシートが大きなポイントだ。なお車両が止まるショップガレージでは納車儀式も行なわれ、ライトアップやスモークを焚くなどして演出し、オーナーの門出を祝う。


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スタッフ:二村明星さん

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SWAG代表:早川義記氏


SWAG【スワッグ】

所在地:岐阜県可児市今渡1660-1
TEL:0574-40-8014
営業時間:平日9:00~19:00
定休日:水曜日
PHOTO&TEXT:相馬一丈
アメ車マガジン 2020年 12月号掲載

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