このアメリカンガレージは、家族や仲間と楽しむための憩いの場

SUV

ハマー

ガレージ

アメリカンライフ

アメ車と一緒にアメリカンライフを満喫

早崎自動車

H2

ドゥビル

HAOU WHEELS

ガレージライフ

アメマガ2021年4月号

AMERICAN LIFE STYLE with AmericanVehicles 03
GARAGELIFE × 2005 HUMMER H2 & 1961 CADILLAC DEVILLE Conv

アメ車と一緒にアメリカンライフを満喫 AMERICAN LIFE STYLE with AmericanVehicles 03


GARAGELIFE × 2005 HUMMER H2 & 1961 CADILLAC DEVILLE Conv

独りの時間を楽しむためだけではなく家族や仲間と楽しむための憩いの場

鹿児島県で土木業を営むGIN さん。その事務所外観はまるでアメ車ショップの様で、いわゆる土木会社とは一線を画す佇まい。ダークブルーにアメリカンなウッドの引き戸をあしらい、そこにお気に入りのH2&キャデラックコンバーチブルを格納。それでも有り余る広大な敷地スペースは従業員を労い、アメ車仲間と楽しみ、親孝行を実行するためのもの。

ライフスタイルの基盤は西郷隆盛氏の言葉「敬天愛人」

アメリカンライフとジャパニーズソウル。言葉で並べると相反する気もするが、これまで筆者が取材した人の中には合気道×タコマ、弓道×ラングラー、空手道×ジミーなど、日本の武道を愛しつつもアメリカンテイストを取り入れる、文武両道ならぬ米武両道なオーナーたちをたくさん取材してきた。


紹介するGINさんもそんな武道に精通するオーナーの一人で、学生時代は兄弟揃って柔道に明け暮れていたとそうだ。GINさんは途中で引退したものの、弟さんはその道を全うし、今は地元の柔道教室で先生として活躍している。恵まれた体格の彼を見れば容易に想像がつくと思うが、強面で体格が良く真っ黒なH2と61年型のキャデラック・ドゥビル・コンバーチブルを所有していると聞けば、失礼ながらアメリカのギャングみたいなイメージを連想しがち。しかしそんな見た目とは裏腹に、彼は親孝行と従業員への労い、そしてアメ車仲間を楽しませる〝おもてなし〟を重んじるタイプ。

DSC_4108

このアメリカンガレージはまさにその想いの象徴として建てた憩いの場。一滴もお酒が飲めないGINさんが、カールスバーグのビアサーバーを導入したのも、アメリカ郊外にありそうなリアルなバーを再現したバーカウンターも、3人がゆったり座れるソファを4つ配置したのも、オーダーメイドで製作してもらった大きなテーブルも、すべては仲間のためだ。休みの日はかつてリーダーを務めていたローライダークラブのメンバーたちと共にここで集い、平日は従業員たちと弁当を食べながら談笑。とにかく自分と関わる人たちをもてなす場としてフルに活用している。まさに敬天愛人の精神。


ちなみに2階スペースは事務所としてデスクを置きつつも、リビングスペースにはコタツを配置しており、将来的には介護もできる様にとバリアフリーでお風呂やトイレを設置。度々母親を招待しては大きなお風呂に浸かってもらい、親孝行に徹している。そんな2階の一画には西郷隆盛氏の写真と「敬天愛人」を額縁に入れて飾ってある。その敬天愛人の志が愛車にも芽生えたことがこのガレージ建築に大きく影響する。


21歳から所有し続けるキャデラックは、足場のパイプを使って屋根を製作し長年保管してきた。しかし、既に還暦を迎えようとする愛車をしっかり労わって格納してあげたい。さらには仲間と共にこのクルマを眺めながら寛げればとの思いもあってボディサイズに合わせてスペースを確保。あまりにジャストサイズ過ぎてオブジェと化しているが、ナンバーは生きているしそのまま公道走行も可能。いつでも走らせられる様にコンディションを保っているそうだ。


最近は専らH2がメインユースとなるが、どちらもGINさんにとっては大切な愛車だ。仲間、従業員、家族を労わり、それを糧に仕事に励む。アメリカンガレージはその中心軸に過ぎず、人が集まらなければ意味をなさないことを誰よりも知っている。天を敬い人を愛するGINファミリーは、まだまだこれから発展し進化していくことだろう。

DSC_4112 DSC_3887 DSC_4090 DSC_3902 DSC_3900DSC_3907

土木屋さんらしからぬ佇まいと、レタリングやピンストライプをあしらう窓越しに見えるアルコールボトルとネオン管に釣られて、BARと勘違いして来店する一般の方も多いGINさんのアメリカンガレージ。モルタルを塗って本物のタイルを埋めたカウンターバーはテーブルの縁までピンストライプが入り、ムーディーな照明にビールサーバーまで完備。もはやいつでもBARとして営業できそうな状態だ。ちなみにGINさんはお酒が一滴も呑めない。

DSC_3877 DSC_3885DSC_3883

150㎡の敷地面積で、建物奥のシャッターを開けると向かって左側が憩いの場、右側が土木関係の工具や資材置き場となる。元々は鮮魚の水槽を設置したデリバリー型のすし屋さんが使用していた建物をリフォームしたもので、センターに向かって若干傾斜がつき、側溝が設けられていたことも購入の決め手。多少の汚れもサッと流せ、雨で塗れても気兼ねなく愛車をガレージに入れてタオルで拭ける。

2005 HUMMER H2 2005 HUMMER H2 DSC_4033 2005 HUMMER H2DSC_4038 DSC_4063DSC_4069

地元の先輩が乗っていてコンディションの良かったフルオリジナルのH2。それを降りると聞いて5年ほど前に購入。手始めにマフラーの交換やリフトアップ、ヘッドライトなどのカスタムに明け暮れるなか、すぐ近所にヤバいH2を見つけて軽トラで突撃訪問。そのヤバいH2が覇王ホイール畠中氏の乗る40インチ履きのH2だ。そこから意気投合して2020年からリリースしたHIGH FORGEDをオーダー。ローライダーばかりであまりこの手のカスタムに詳しくなかったGINさんにとって覇王ホイールは凄く親身になってくれて心強かったと話す。いつか何かを牽引するかも!?とブルヒッチも装着済だ。

1961 CADILLAC DEVILLE Conv DSC_4126DSC_3938 DSC_3935

キャデラックブロアム、サバーバン、ナビゲーターなど、様々なアメ車を乗り継ぐなかで21歳の頃に出会ったキャデラック・ドゥビル・コンバーチブルは苦楽を共にした思い入れの深い一台。16年間所有するなかで彼の波乱万丈な人生を一番傍で見てきた1台と言っても過言ではなく、ローライダーカークラブ「CLOWNISH」の初代リーダーを象徴する一台。ちなみに現在はリーダーの座を退き、集合写真でGINさんの右隣に立つ早崎さんがその座を継承。HAYASAKIという名のカーショップを経営しており、GINさん所有のH2とキャデラックのほか、仲間のクルマはすべて早崎さんが整備やメンテナンス、カスタムを担当している。

DSC_4015

GINさん


THANKS:HAOU WHEELS

TEL:0995-73-8684
HP:http://www.haouwheels.com

THANKS:早崎自動車

TEL:0996-44-2459
PHOTO&TEXT:石井秋良
アメ車マガジン 2021年 4月号掲載

最新記事


2026/09/28

【1964 シボレー インパラ SS】イベントでインパラを見て一瞬にして心を奪われた

オープン

シボレー

愛車を大切にしている人は数多い。毎日洗車を欠かさない人、エンジンフードを開けてチェックを欠かさない人など様々だが、紹介するケイさんもその内の一人。ビルトインガレージを建てて室内から愛車を眺めるのを日課としている。

2026/09/24

【'07 GMC ユーコンデナリ XL】細かい部分を意識して、派手過ぎないカスタムへ

SUV

GMC

ラッピング&ペイント

世界から熱い視線を受けるハマーデザインで様々な業務をこなし、ショップで欠かせないスタッフである谷内さん。愛車は廃車寸前から救出した07年型GMC・ユーコンデナリXL。休日や営業時間外にコツコツレストアし、約6年掛けて仕上げカスタムを施した。

2026/09/21

ダッジブランド最後のラムは、ダッジ好きには希少なモデル!?【'09 ダッジ ラム ビッグホーン】

ピックアップトラック

ダッジ

足回り

2008年に第4世代にモデルチェンジしたダッジ・ラムトラックは、リア・リーフスプリングを廃止するなど劇的に乗り心地が改善されたモデル。2010年にラムはダッジから独立したブランド「Ram Trucks(ラム・トラックス)」に移り、今回の2009年型は、実質的にダッジブランド最後のラムといえる。そのモデルを6インチアップするなどフルカスタムしたのが今回のモデルだ。

2026/09/17

C8コルベットにスーパーチャージャーをブチ込んで700hp以上を出力

クーペ

シボレー

チューニング

ハイパフォーマンスモデルであればストックのままでは飽き足らずさらなる高みを目指したくなるもの。C8コルベットにスーパーチャージャーをブチ込んで700hp以上を出力し、数値アップを楽しむ。

ランキング


2025/02/12

【SEMA SHOW 2024】アイディアの宝庫から探る進化するアメ車カスタム

イベントレポート

会場のスケール、出展ブース、車両台数、クオリティ、 バリエーションetc.……すべてにおいて世界最大規模を誇るカスタムカーの祭典、SEMA SHOW 2024がネバダ州ラスベガスで開催された。

2023/12/11

小柄な女性が操る、ジープ史上最長ボディのグラディエーター

SUV

ジープ

2023年5月末に開催されたアメマガミーティングZでガールズオーナーが奈良から自走でエントリー。しかもその相方がゴリゴリにカスタムされたラングラーってことで単独取材のラブコール!

2020/09/24

狭い道も余裕の実用性に長けたサイズ感とネイティブな雰囲気が魅力のS-10!

ピックアップトラック

シボレー

CHEVROLET S-10

2021/10/21

わずか4年の短命に終わるマグナムだがSRT8の市場価値は高い

ステーションワゴン

ダッジ

2006 Dodge Magnum SRT8