創業時からアメリカよりクルマを輸入してきたアメ車のエキスパート【ワーコーポレーション】
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Jeep JL Wrangler Unlimited Wide Body Edition
ジープといつまでも!~Stand by me forever~
Jeep JL Wrangler Unlimited Wide Body Edition
純正らしさをキープしつつもワイドボディを実現 50mmのスペーサーを追加しスタイルに大きな変化を与える!
「並行輸入車」という言葉から感じてしまうちょっと不安なイメージ。これを払拭するのがワーコーポレーションだ。1991年の創業時からアメリカよりクルマを輸入してきたアメ車のエキスパートである。エンドユーザーに「安心」を届けるために同社が構築したのが自社輸入システム。
これはアメリカでクルマを購入するところからユーザーに届くまで、すべて自社スタッフが行なうシステム。購入や輸出は現地スタッフが。日本に入ってからは自社の広大なストックヤードでコンテナを保管。さらに搬出から輸送まで徹底して自社で行なっている。また同社ではユーチューブを製作。ラングラーなど並行輸入車の紹介も積極的に行ない、これも安心のための努力。
これほどのアメ車へのこだわりはクルマへも反映される。例えばフェンダー。JLラングラーを象徴するデイライト付きフェンダーを残したまま本国で選ばれているホイールを日本で履くにはどうしたらいいのか。その答えこそ同社が開発したワイドボディキット。すべてはカッコいいクルマを安心して乗ってもらうため。そんなこだわりこそ同社の魅力なのだ。
輸入車ならば本国仕様で乗りたい。それをかなえるのがワーコーポレーション。例えばこのラングラー。サハラでブラックトップはアメリカでしか選べない組み合わせ。ほかにもバンパーやリアナンバーなど違いは多い。このアメリカで走っている仕様をカスタムしたのが2台のサハラだ。
カスタム内容の中でも注目ポイントをピックアップ。まずグラナイトではワイドボディキットに合わせて+1というホイールをチョイス。サイドステップはドアの開閉に合わせて展開・格納する電動ステップに変更する。またJK時代から4本出しにこだわるマフラーもオリジナルパーツだ。一方、レッドはUSハイフェンダーにワイドボディキット、さらに3.5インチのリフトアップを行なう。マフラーはオリジナルのチップで2本出しへと変更している。JLラングラーらしさを残しつつもスタイリッシュに。これがワーコーポレーションの真骨頂だ。
ルビコンバンパーにはグリルガードにバーライトも装着し、悪天候や夜間のオフロードでドライバーをサポートしてくれる。
純正フェンダーでカスタムができるのがワイドボディキット。LEDサイドマーカーやシーケンシャルウインカーなどパーツも多い。
ワイドボディキットの開発のきっかけはアメリカでデザインされたホイール。アメリカのホイールはラングラーの魅力を引き立ててくれが日本で履くとフェンダーに収まらない。しかし既存の社外フェンダーではJLラングラーのライト付きフェンダーがなくなる。そんな経緯からワイドボディキットが開発されたのだ。ちなみに本国のルビコンにはハイフェンダーが装着されている。このUSハイフェンダーにワイドボディキットを組み合わせ、さらにサスペンションを2~3インチアップにすると37インチタイヤにジャストなスタイルになるぞ。
車高と乗り心地、そしてスタイリングのバランスを考えてリフトアップ量は2.5インチがワーコーポレーションの推奨値だ。これはラフカントリー製のサスキットを採用する。
ドアの開閉に連動して展開する電動ステップ。ステップの高さは純正ステップよりも低くなるので乗降性も高まる。格納時にはサイドシルのギリギリまで上昇し車高を高く見せる効果も。
JK時代から4本出しにこだわってオリジナルでマフラーを作るワーコーポレーション。JLでもいち早く4本出しを開発。サウンドも秀逸だ。
アメリカでしか注文できないブラックトップのサハラ。サスはラフカントリーの3.5インチアップコイルにFOXショックを組み、乗り心地をさらに向上。ここに合わせたのが22インチのホイールと37インチのタイヤ。さらにワイドボディキットにはUSハイフェンダーを装着し、ルビコンのようなフェンダークリアランスを実現する。またマフラーはオリジナルのマフラーチップを装着し2本出しに変更。こうした人とは違うカスタマイズにも柔軟に対応。
WHA CORPORATION【ワーコーポレーション】
TEL.0742-50-6788URL.http://www.brainstorm.jp
アメ車マガジン 2022年 1月号掲載
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