ライフスタイルに合わせた自分だけの1台が製作可能【アメリカンクラシックス】

バン

ダッジ

アメマガ2022年3月号

ちょい古がJOYFUL!!

ラムバン

アメリカンクラシックス

神奈川県

普段の買い物や通勤はもちろん、休日のアウトドアまで1台でカバーできる。しかも他人とカブらないようなアメ車が欲しい…。そんなワガママ満載なクルマがあるはずないと思っていたら、なんとあるじゃないか!15年の歴史を誇るアメ車専門店のアメリカンクラシックスなら、そんな夢が現実のものとなる。

ライフスタイルに合わせた自分だけの1台が製作可能

ちょい古がJOYFUL!! TRUCK&VAN&WAGON


1991 DODGE RAM VAN WOODY VAN

使い方はまさに自由自在、出掛けるのが楽しくなる

「お店の名前から旧車しか扱わないように思われるけど、最新のアメ車も取り扱いますよ♪ でも、触っていて楽しいのは、やっぱり2000年代ぐらいまでかなぁ」。そう語るのは、アメリカンクラシックスの代表・武藤さんだ。「最近のクルマは修理箇所を調べるのも診断機が必要で、部品も丸ごと交換で修理費用が膨大になることも珍しくないよね。でも、ちょっと前のモデルなら良い意味でアナログな部分が残っているから、修理しやすいよね」とも。アメ車専門の修理屋さんを名乗るだけあって、その言葉に説得力があった。

さて、そんなアメリカンクラシックスが新たに製作したのが、このラムバン。ベースはショートのスタンダードで、敢えて2シーターに変更。フロントシートから後ろ部分は全面的にウッドパネルが張られ、フラットなカーゴスペースを実現。

 

キャンプやサーフィン、さらには車中泊など、様々なアウトドアライフに欠かせない相棒になること間違いなし! イマドキな言葉で言うなら、VAN LIFEスタイルにコンバージョンしたモデルで、その可能性は無限大。気になる価格は238万円だ。

アタマのお堅いマニアな人だと「やっぱりオリジナルのスタイルが一番…」と言うかもしれないが、今から30年前のクルマの場合、メカニズムは修理できても樹脂製の内装をリフレッシュするのは費用面も含めてなかなか大変な話。

 

仮に修理しても、傷つけないように気を使うのでは本末転倒。その点、このウッディスタイルならそんな心配もなく気軽に使え、夢を叶えてくれるクルマと言えるだろう。

チョコレートブラウンのボディカラーに、サンドベージュのホイールが可愛らしい雰囲気を見事に醸し出している。前後のバンパーはメッキタイプでオーバーライダー付きに変更し、クラシカルな雰囲気をさらに強調する。搭載エンジンは360のV8なので、大量の荷物を積載しても快適な走りを約束してくれることだろう。シンプルだが、一度見たら忘れられないほど個性的と言える。

運転席周りやシートは基本的にオリジナルで、ドアの内張りは張り替えを実施。厚みのあるシートはゆったりと長距離をクルーズするのに最適。現状では2シーター仕様だが、セカンドシートもあるので、好みの定員にアレンジすることももちろん可能だ。

運転席から後ろは、フロア/サイド/ルーフに至るまで総ウッド仕上げ。ショートモデルなので全長は4.6mと思いのほかコンパクトだが、2.05mの横幅と全高がもたらす空間は非常に広大。キャンプ道具はもちろんサーフボードなども収納可能だし、車中泊も充分こなせてしまう。ボディ後方だけでなく、助手席側にも観音開きのドアを備えているので、荷物の出し入れにも最適。街乗りもしやすいサイズなので使い勝手も良い。別の車両で好みの内装に仕上げることも可能なので、一度相談されたし!


AMERICAN CLASSICS【アメリカンクラシックス】

TEL:0467-75-2221
http://www.american-classics.com
PHOTO:浅井岳男
TEXT:空野稜
アメ車マガジン 2022年3月号掲載

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