念願のセカンドジェネレーション!RS顔を手に入れたカマロ信者!

彼女たち流のアメ車との付き合い方
過去に2010年型カマロSS、そして2011年型カマロSS コンバーチブルの2台を乗り継いだ、カマロ愛が凄まじいMANAMIさん。そんな彼女がZ28のRS顔に惚れ込んで探すこと5年。ようやく手に入れた個体は、北海道でリアルにドラッグレースに参戦していた本物のレースカーだった!
アメ車女子のライフスタイル
乗っても眺めてもウットリ♡人生にハリが出る名車!
CHEVROLET CAMARO Z28
2022年6月に開催されたストリートカーナショナルズ鈴鹿でカッコいいなぁと見惚れていたら、偶然過去にアメマガガールで取材したアストロ乗りのありりんさんから声をかけてもらい「この子のやねん!」って紹介されたのがMANAMIさん。紹介されるまではてっきりストリート好きなマッスルカーマニアの男性オーナーを想像していただけに正直驚きを隠せなかったが、これはチャンスとばかりにその場でアメマガガール企画に登場しませんか? とオファー。快諾してくれて後日撮影にこじつけた次第だ。
話を伺うと、8年前からずっとアメ車に乗り続けているそうで、最初に2010年型カマロに5年乗って、その後2011年型のカマロSSコンバーチブルを乗り継ぎ、このクルマが欲しいと熱烈なアプローチを受けてしぶしぶ手放した時に、一度だけ2011年型のマスタングGTに浮気したものの、やっぱりカマロじゃなきゃダメだと後悔。そこでシルバーのカマロ時代からずっとお世話になっている6ディグリーズにその想いを告げるも、「今まで乗っていたクルマの様にはいかないよ。覚悟はできてるか?」的な面接を受けて無事にパス。
「Z28仕様じゃダメ!」とホンモノにこだわったことでかなり個体探しに時間を要したが、北海道に正真正銘の70年型Z28のRSが見つかり6ディグリーズを介して購入。元々ドラッグレースに使用されていたクルマなので、ストリートで乗れる様にキャブの調整や冷却系を見直して、遂に彼女の元へやってきた。長年待ちわびた憧れのクルマだけに、その喜びは格別。


1970年と1971年のモデルイヤーのみ採用されるZ28のRSフェイス。「ビンテージカマロに乗るなら絶対この顔!」と決めていただけに妥協は辞さなかった彼女。リアバンパーには、親交のある友人、Cookies Paintbox 金吉さんにCamaroのレタリング描いてもらい、これが良いアクセントに!
本物のZ28 LT-1エンジンをベースにオリジナルブロックをストックしながら383までボアアップ。ミッションはTH400 で、アルミラジエターに電動ツィンファンを装着。エンジンの冷却対策はバッチリだけど、ドライバーはエアコンなしで我慢しているところも、彼女がいかにZ28を労わっているかが伝わってくる。これはいずれクラシックエアーかレストモッドエアーを導入してより快適化していくそうだ。


MOSERのハウジングを使ったフォードナインのデフに変更。太めのアクスルシャフトで強化されているところもドラッグレースの名残。ボトムスはアメリカンレーシングのトルクトラストD15インチをセット。セカンドジェネレーションのカマロは275サイズくらいが限界サイズとのこと。




インパネ周りはオリジナルを色濃く残した状態ではあるが、4点式シートベルトにドラッグレース用のジャズシート化されていたコックピット。最初は「このまま乗ります!」と納車したものの、長距離を走らせた時の腰の痛みが辛く、後にTMI のシートをボディ同色ステッチでオーダーしてセット。オーディオ横のモニターは常時起動のバックカメラで後方視界の悪さを補う。こうした女性オーナー向けの心配りも特筆物だ。
owner : MANAMI
THANKS:6DEGREES
TEL:072-984-6651
https://www.6degrees.co.jp
PHOTO&TEXT:石井秋良
アメ車マガジン 2022年 9月号掲載
最新記事

2023/05/29
好天下での開催となったアメ車マガジンミーティングZ 2023 in Aichi Sky Expo
Aichi Sky Expo(愛知県国際展示場)での開催は2022年9月に続いて2回目となるアメ車マガジン主催のイベントアメ車マガジンミーティングZ2023が5月29日(日)に行なわれた。

2023/05/29
グラインダータトゥーを皮切りに、巧みなカスタムペイントで世界中から注目を集めるROHAN
グラインダータトゥーを皮切りに、巧みなカスタムペイントで日本を飛び込え世界中から注目を集める巨匠井澤氏率いるROHAN。その井澤氏が考案するラインワークを生かした独創的なエアロパーツブランドが紹介する「130DESIGN」だ

2023/05/26
ファームD10は多彩なスタイルのボトムスを絶妙に彩る主役級の名脇役として人気を博す!
一昔前までは大口径こそアメリカンSUVの大本命だったが、昨今は17インチが再びブームの兆し。中でもどんなスタイルにも映える万能性に秀でたD10は多彩なスタイルのボトムスを絶妙に彩る主役級の名脇役として人気を博す!

2023/05/25
念願のセカンドジェネレーション!RS顔を手に入れたカマロ信者!
彼女たち流のアメ車との付き合い方
過去に2010年型カマロSS、そして2011年型カマロSS コンバーチブルの2台を乗り継いだ、カマロ愛が凄まじいMANAMIさん。そんな彼女がZ28のRS顔に惚れ込んで探すこと5年。ようやく手に入れた個体は、北海道でリアルにドラッグレースに参戦していた本物のレースカーだった!