ワイスピの世界観を再現した イベントが日本で遂に初開催!【FUELFEST TOKYO JAPAN 2022】
11th Aug 2022
FUELFEST TOKYO JAPAN 2022
@ FUJI SPEEDWAY
コディ・ウォーカー&サン・カンが会場へ駆けつけた!
アメ車ファンはもちろん、世界中のクルマ好きを熱狂させるワイルドスピード。そこに登場するカスタムカーや、ドラッグレース&ドリフト、さらにはライブをミックスしたイベントが日本に初上陸!
およそ3万台が来場しイベントに酔いしれた!
2019年にスタートし、これまでにアメリカとイギリスで開催されている映画ワイルドスピードをフィーチャーしたイベント「FUELFEST」。2022年はアメリカの4箇所で既に開催されているが、そのイベントが、お盆休みの初日と言うべき8月11日に、静岡県の富士スピードウェイで開催された。
ワイルドスピードの魅力は何と言っても派手なカーアクションに尽きるが、ほかにもスクリーンを縦横無尽に走る様々なカスタムカーも見所。ジャンルを問わず様々なクルマが登場するので、幅広い世代に人気を博している。そんな世界を具現化したのがこのFUELFESTだ。
当日はパドックに様々なカスタムカーを展示。またコース上では走行会や0→200ドラッグレース、ドリフトも開催され、静と動がミックスされた、今までにはないイベントと言える。また会場にはコディ・ウォーカー氏やサン・カン氏も登場!その姿を一目見ようと多くの参加者がステージ前に集結。イベントの最後にはサイン入りキャップやカードもサプライでプレゼントされ、盛り上がりは最高潮に。
3万人の入場者数も誇張でなく、いかにFUEL FESが注目されていたかが分かるだろう。2023年の開催も決定しており、今からワクワクが止まりそうにない。
夏だ!サマーパラダイス
クルマ好きとつくる夏の車校場、俺たちの夏祭り
Movie Car【ワイルドスピード映画車両】
歴代のワイルドスピード作品に登場した、様々なカスタムカーを展示。amZで以前展示を行なったアイス・チャージャーも当然出展。ここまでムービーカーが集結したのは、恐らく初めてのことだろう。どのクルマがどの映画に出ていたか分かる人は、間違いなくワイスピマニアと言えるだろう。第一作公開の頃はスポコン全盛期だったことがよく分かる。
TMAR ×LBWK【ドリフト運動会】
日本発祥のドリフトも、今ではアメリカでフォーミュラーDとして好評を博している。そんな、まさに日本の御家芸といえるスポーツ走行のデモランを、一目見ようと多くのギャラリーが集結!音に加えてタイヤから立ち上る煙なども、ライブ感の表現には欠かせない。いくらライブ配信とかが普及しても、本当に自分の体で感じた物には敵わない。まさに百聞は一見に如かずと言えるだろう。
Street Drag Race【ストリート・ドラッグ・レース】
メインコースのホームストレートを使用して、0→200mのドラッグレースも開催。愛車の実力を知る絶好の機会と言えるだろう。残念ながら降雨のためウエットコンディションになってしまい、全開で踏む人は少数派だったようだ。ちなみに参加車両のほとんどは欧州車や国産車であったものの、アメ車も3台が参加。パフォーマンスの高さをアピールしていたが、200mのコースでは、アメ車の豪快な過酷を伝えるには少々物足りなく思えた。
BOND& JUSTICE【カーショー】
メインスタンド周辺の駐車場スペースでは、ローライダーを中心に、様々なカスタムを施した車両を展示。なおこれらの車両がライブにも参加し、彩や盛り上げに一役買っていた。
日本を代表するパーツメーカーに加え、アメ車専門店の各社もデモカーを展示。ワイスピを各社意識して、比較的マッスルカーの方が多く展示されていたが、それでも最近の流行を意識して、SUV なども展示されており、良い意味でオールジャンルのアメ車が集結していた。
レーシングドライバー織戸学氏がプロデュースするこのコーナーには、ジャンル不問の様々なユーザー車両が参加。約400 台の車両がイベント広場に集結し、まさに圧巻といった雰囲気。FUEL FEST の主催者たちも日本のファンの熱さに驚いたようで、感謝の言葉を述べており、来年の開催を決断する後押しになったと言えるだろう。
フィナーレは展示車両によるパレード
Parade run【パレード・ラン】
パドック内に展示された、ほぼすべての車両によるパレードランでFUEL FEST は無事閉幕。途中雨が降るシーンもあったが、真夏にしては比較的過ごしやすい1日だった。正確な日程はまだアナウンスされていないが、来年も同じ時期の開催を予定しているそうだ。
FUELFEST JAPAN TOKYO 2022
https://fuelfest.jp/
主催:株式会社 Kamiwaza-Japan
https://kamiwaza-japan.co.jp/
Special Thanks:日産自動車株式会社、TOYOTA GAZOO RACING、株式会社Kiii、Red Bull Japan
Official Sponsor:T.M.A.R、くら寿司、SDESIGN、マル勝髙田商店、Y'z ONE、illest Japan
オリドパラダイス、B.R.E、東北関東大震災支援隊本部 BOND&JUSTICE、LIBERTYWALK、
i-Nature、On Fleek、ATHLISTA、RAUH-Welt BEGRIFF、OGB INTERNATIONAL、
Colantotte、BLAZE、1048style、ビー・プラネッツ、KOKORO CARE
PHOTO:浅井岳男
TEXT:空野陵
アメ車マガジン 2022年11月号掲載
最新記事
2024/12/02
激レア!フルウィンドーのダッジスポーツマンの愛らしさ
いつかはウェストサイドなローライダー!そんなイメージを抱きがちなDJではあるが、本国では意外とそうでもなかったりする。現地で見たリアリティ溢れるカーカルチャーを、日本でサラッとこなすナイスガイを直撃!
2024/11/29
【ファニーガレージ】クルマ全般に精通しており、頼れるアニキのような存在!
自動車メーカーやアメ車専門店など、様々な経歴を持つファニーガレージ代表の森 博章さん。アメ車専門ではないが、常にユーザーに寄り添ってくれる、真のモータースと呼ぶのが相応しいお店だ。
2024/11/28
【GMCラリーSTX】真鍮&ウォールナットとGMCラリーのコントラストが映える
モノ選びは直感。既製品で存在しない物は作ってでも納得のいくモノを愛用したい。そんなこだわりの強いオーナーに好まれるビンテージバン。飾り過ぎはナンセンス。ありのままを受け入れる余裕が魅せる“濃い目のバンライフ”。
2024/11/27
V8+MTで走りを本気で楽しむ【2018 フォード マスタングGT】
「エコブーストを買ったけどV8が欲しくなった」。そんなエコブーストはよく聞く話で、そうしたオーナーの行き着く先はV8・MTモデル。CAR3219上尾タワーでは、マスタングはV8に拘り、更にMTモデルを積極的に導入し、走りを本気で楽しむオーナーを受け入れている。