ずっと憧れ続けていた、エアストリームを大人買い
アメ車乗りの方にとってエアストリームは憧れの一つ。誰しも一度は欲しいと夢を見たこともあるだろう。そんなエアストリームをなんと4台! しかも同時期に手に入れた強者が、紹介するエアストリームランダーカフェを営むMakotoさんだ。
アメ車を10倍楽しむ方法!
思い立ったら即行動の精神で、カフェオーナーへ
10年以上乗り続ける赤い69年型エルカミーノ、そして1年ほど前に手に入れた68年型シェベルSSを愛用するMakotoさん。この顔が大好きで70年代よりも断然60年代とビンテージモデルに特化した“癖”を持つ彼が、長年探し求めていたのがビンテージエアストリーム。
新車の綺麗なアルミボディではなく、独特のパネルラインと長年日を浴びて少々褪せたボディに魅せられて74年型、72年型、さらには63年型と56年型の4つを大人買いした。当初はここまで収集する予定もなかったが、引き取りに行った先で「これも売り出し中です」と聞いたら首を横には触れず、2台買ってくれたら大阪まで搬送してくれるなんて話を貰うと断れずに、買います宣言(笑)。
その他にも別でお目当ての個体があって、ソッチからも好条件での話をもらい、即決。後の1台は、本気で欲しかったビンテージエアストリームをアメリカ本国から買い付けたと言う。

ずっと欲しがっていたのに中々良い個体に恵まれなかった彼が、トントン拍子に4台も理想のエアストリームと巡り合ったことで、当初予定していた置き場じゃ収まらない。そこで急遽、奈良県葛城市の更地を置き場として契約して置いてみたところ、真後ろには山、目の前はクルマの通りが多い幹線道路。そして葛城ICを降りてすぐの好立地だったこともあって「カフェをやったら面白いんじゃない?」と思案。
そのまま知り合いの建築デザイナーに連絡を入れて図面を出してもらい、エアストリームを活かしたその図面を見た瞬間にビビッときて、間髪入れずに着工。急ピッチで準備が進み、今春エアストリームを仕入れてから今夏にはカフェをオープンするスピード感は、常日頃から“やると決めたら即行動”の精神の賜物だ。
現状は一番奥の56年型が物置状態で、テラス席前のエアストリームが厨房として機能。エントランス横の一回り小さなエアストリームは、アメリカン雑貨の販売を行ない、もう一台はこの冬にはカウンター&テーブル席として稼働する予定。面白い物でエアストリームが看板となって目の前を走るクルマの目線は釘付け。特に宣伝もしていない時期から続々と、「何屋さんですか?」と来客が続出。

アメ車に乗るお客さんはもちろん、バイクに乗るお客さんもエアストリームをバックに映え写真を撮影してSNSにアップ。そこでまた話題となって遠方からの来店も増加しているそうだ。メインメニューは工夫を凝らしたホットドッグでスイーツなども豊富なので、ドライブがてらぜひ立ち寄ってみてはいかがだろう。
'68 CHEVROLET CHEVELLE SS



396エンジンのエンジンの鼓動やアクセルを踏んだ時の350とは別次元のフィーリングに魅せられて1年ほど前に迎え入れた68yシェベルSS。オリジナルの美しさをキープしながらメンテナンスに力を注いで乗り続けたいとのこと。フロント14インチ、リア15インチのトルクトラストもかなり個性的。
'69 CHEVROLET EL CAMINO



10年を超えて愛用するエルカミーノ。こちらもカスタムするというよりはメンテナンスを中心に手を入れて、できるだけ純正部品を探してはフルオリジナルに戻していくスタイル。モールなどの欠品パーツもいずれは入手して、今後はよりクリーンな状態へとレストアしていく予定。エルカミとエアストリームが並ぶ姿はまさにオールディーズアメリカン!

大阪から奈良、和歌山の観光地へと抜ける幹線道路沿いということもあって、週末はツーリング客が立ち寄る率が高く、バイカー専用の駐車スペースも完備。79yシェベルは調理スタッフの女性オーナーのもの。アメ車はもちろん、バイクとエアストリームの相性も抜群。
AIRSTREAM LANDER CAFE
OWNER : Makoto.S



ビンテージならではのアルミパネルによる湾曲具合が雰囲気アリアリ! 内装は専門の職人さんに依頼して製作。内側の木材を湾曲した面に沿って張る作業は至難の技。こうした内装の造り込みに対するこだわりも、好きな人たちにとってはピンポイントで刺さる。
住所:奈良県葛城市竹内665
TEL:0745-43-8997
TEL:050-3823-2569
URL: https://localplace.jp/t100721843/
営業時間:11:00〜17:00
定休日:木曜
THANKS:CRAFT SQUARE【クラフトスクエア】
TEL:072-360-1230
HP:http://www.craft-square.com/
PHOTO&TEXT:石井秋良
アメ車マガジン 2023年1月号掲載
最新記事
2026/07/14
【BIG BLOCK / SMALL BLOCK】リッチなトルクをダイレクトに味わえる大排気量V8こそアメリカ車最大の魅力!
排気量と出力は大きいほど良いとされていた排気ガス規制前のモデルには、7Lを超えるビッグブロックエンジンがラインナップ! 大径ボアによる物理的な大きさがもたらすマッシヴなパフォーマンスを一度は体感すべし!
2026/07/10
【ワッツ】高級モーターホームだけでなく、スタンダードなアメ車も得意!
バスのように大きなモーターホームを扱う、熊本のWOT'S。近年はそんなイメージがすっかり定着しているが、ビンテージアメリカンも、まだまだ積極的に取り扱い中だ。
2026/07/07
【bond PROTECTION & WRAPPING】塗装に匹敵する美しさをbondなら実現可能
塗装は元に戻せないけれど、ラッピングはいざとなれば剥がせる。でも紫外線からガードできても、飛び石などは守れない。その2つの願いを1つでかなえるのが、bondのフルカラーPPFだ。
2026/07/03
【2001 ダッジ デュランゴ SLT】「アメ車=ワルっぽさ」を体現する初代デュランゴの魅力と面白さ
1998~2003年に生産された初代ダッジ・デュランゴ。他には無い独特なフェイスとクラス初の3列シートが、個性を求めるユーザーに支持された。千葉県のガレージジョーカーは、こうした往年のモデルをコツコツ仕入れ、今なお楽しめるモデルとして整備&カスタムに励んでいる。









