【1970 シボレー ノバ】90年代の350エンジンを搭載して気楽に乗れる

クーペ

シボレー

アメマガ2026年1月号

バーニーズ

AMERICAN VINTAGE

三重県

ノバ

日本の道路事情にマッチしたサイズ感と、70年代のアメ車らしさを色濃く感じさせるフォルム。同年代のシェベルとは異なる魅力を放つNOVA。その個性を生かしつつも快適に乗れるようにアップデート!

AMERICAN VINTAGE


ビンテージなルックスとは裏腹に快適な90年代ライクの走りを実現

'70 CHEVROLET NOVA

1961年に先行して販売されて人気を博していたフォード・ファルコンの対抗馬的に誕生したシェビーⅡ 。そのサブネームとして採用されていたノバが1969年モデルから車名となった。同年代のシェベルと比較して一回り小さいボディは本国でいうコンパクト。日本ではミドルクラスカーとして親しまれており、直6エンジンを搭載するスタンダードモデルが主流ではあるが、中にはコルベットのV8エンジンを搭載するSSグレードなどマッスルカー的なグレードも存在する。

そんな中、三重県のバーニーズで在庫するノバは、350Ci、5.7ℓのV8エンジンを搭載。さらにサミットキャブにポリッシュインテークマニホールド、アルミバルブカバー、HEIデスビローター、アクセルプラグコード、フッカーヘダースなどといったアップデートを施すことで、ビンテージモデルで抱きがちな不安感を排除して、ご機嫌な走りを楽しめる。また、内装もビレットステアリングにムーンタコメーターの追加、3連ゲージと走りを意識した装飾に加えてMTXスピーカーをインストールして音響までグレードアップ。モデルイヤーこそ1970年型ではあるが、その快適さは90年代のアメ車と何ら遜色のないレベルだ。

オリジナルにこだわる旧車道楽を決して否定はしないが、必要に応じて気楽に乗れるアップデートを施す旧車の楽しみ方も実に有意義。気負いすることなくサラッと乗れるアメリカンビンテージカーをお探しの方にはぜひオススメしたい一台と言える。

ノバの魅力といえばフロントマスクからリアエンドへと続く造形美。両サイドフェンダーのエッジやボンネット先端へ向かう立体的なアプローチはこの年代のアメ車ならでは。足もとはアメリカンスプリント15インチにBF Goodrich ラジアルT/A(225/60R15) をセット。往年のディッシュホイール×ラジアルタイヤをベストな車高とタイヤの厚みでセッティング!

直6エンジン搭載のスタンダードモデルが大半のノバ。この車両は90年代の350エンジンに換装されており、5.7ℓV8エンジンにヘダースやサミットキャブ、フローマスターなどで吸排気をアレンジ。サウンドやフィーリングにおける旧車らしさを損なわなずに、見事なアップデートを実現。

ひび割れや破れのないクリーンなブラックレザーベンチシートを筆頭にグッドコンディションのインテリア。ムーンアイズのタコメーターとビレットステアリングによるスパルタンなコックピットは、3連ゲージの追加でさらに濃厚に。猛暑のドライブも快適にこなせる様にビンテージエアーをインストールするなど快適な装備が充実。

ヘッドレストが不要な時代のモデルだけに当時のベンチシートはまさにソファさながらのシンプルイズベストなフォルムが魅力的。ドアパネルとリアに設置されるMTXスピーカーの上質な音響も特筆物。トランクルームもすごく綺麗で、奥に設置されるスペアタイヤの状態も良くこの車両がいかに大事にされていたかが伝わってくる。


THANKS:BERNESE
TEL:059-227-6365
http://bernese.co.jp/


PHOTO&TEXT:石井秋良
アメ車マガジン 2026年1月号掲載


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