そろそろ私もジープが似合う、大人の女性を目指そうかな。【Sareee】

もっと強くもっとかっこよくなるために自分磨きに挑戦
プロレス界の太陽神 Sareee
アメリカで出会った思い出のクルマそれがコンパス
初めての愛車にジープ・コンパス購入
アメリカで絶大な人気を誇るプロレス団体WWE参戦など、日本の女子プロレスラー界で人気実力ともに大注目のSareee。そんな彼女が初めて愛車として選んだのが、ジープ・コンパスだ。
ジープってやっぱり強いんですよね?
2022y JEEP COMPASS
千葉県のガレージジョーカーには、誰もが知る著名人がお忍びで訪れる。その中でも、社長の小川さんと公私共に長い付き合いで「戦友」とも言える間柄なのが、女子プロレスラーの伊藤薫さん。伊藤さんは言うまでもなく、これまで名だたるレスラーと熱い戦いを繰り広げてきた、まさに女子プロレスラー界のレジェンド。
そんな伊藤さんを師事するレスラーは数多く、その一人がSareeeだ。小川さんは、Sareeeがデビュー前の練習生の頃から目に掛け、グアムで練習をサポートした経験もあるほど。グアムやアメリカ本土の渡航歴が豊富な小川さんは、そこでSareeeにアメリカの魅力を伝え、様々な経験もさせてきた。「記事には書けない貴重な体験もさせてもらうなど、小川さんが居たおかげでアメリカを体験できました」。
そんなSareeeが、21年春にアメリカのプロレス団体「WWE」に参戦するため渡米。レスラーとしては憧れの舞台ではあるが、楽しみの半面、長期間に及ぶ生活への不安も大きかった。そんなアメリカ生活に欠かせないのが、移動・買い物に使うクルマの存在。「何も考えずレンタルしたのが白いジープ。左ハンドルも初めてだし、右側走行も初めて。でも、買い物に行くためには乗るしかない。ようやく慣れた頃に返却する日が来たんですけど、辛い時期を一緒に過ごしてきたから、別れるのが本当に寂しかった。でも、いつかまた会おうねって。それがコンパスなんです」。
2年ぶりに帰国した2023年、Sareeeが報告と共に向かったのはガレージジョーカー。そこで彼女は「私、ジープ・コンパスが欲しいです」と小川さんに告げる。ボディカラーも、あのコンパスと同じくホワイトを絶対条件に挙げた。そして11月、Sareeeの元に、思い出の真っ白なジープ・コンパスが納車されたのだった。「ジープってやっぱり強いんですよね? 私もジープみたいに強くかっこいい女性になろうかな」。リング上で見せる凛々しい姿とは違い、周囲の皆を和ませる笑顔が印象的だったSareee。同じアメ車乗りとして、今後の活躍が益々楽しみだ。


理想としたコンパスは、アメリカで乗ったコンパスの姿。その為、ホワイトボディは絶対条件。初めての愛車としてアメ車を選ぶことに周りから反対もあったようだが、それ以上に「コンパスへの思い」が強く自分の意見を貫いた。
WWE参戦でアメリカに渡り、偶然レンタルしたのがコンパスなんです。


2021年から2年間、アメリカWWE に参戦するためアメリカ・フロリダ州に単身で渡り、その際に初めてレンタルしたクルマがジープ・コンパス。初めての左ハンドルに右側走行など運転に苦労したようだが、それ故にコンパスは、アメリカの生活を思い出す思い出のクルマだ。
強い味方がいるから安心して購入
納車当日は、Sareee の師匠でもある女子プロレスラー界のレジェンド・伊藤薫さんの姿も。その伊藤さんとガレージジョーカー・小川さんは旧知の仲で、Sareeeのこともデビュー前から様々な面でサポートしてきた。
「普段はメチャクチャな人ですが、困ったときは信頼できる人。その小川さんが『クルマのことは俺に任せろ』と言ってくれたので、初めてのアメ車でも思い切って購入することができました。いつかはジープのイベントにも行ってみたいですね」。なお今回の撮影場所は小川さんの母校である千葉県自動車大学校。小川さんの強引な交渉…ではなく、「Sareeeさんのためなら」と快く場所を提供してくれた。
太陽神 The Sun Goddess Sareee
アントニオ猪木ファンの父の影響で、プロレスラーになることを目指し2011年にプロデビュー。WWWD 世界シングル王座など多くのタイトルを獲得して、2021年にアメリカWWEに参戦。2023年に日本復帰し、数々の熱い「闘い」を繰り広げている。
撮影協力:千葉県自動車大学校(CATS)
HP:https://cats.ac.jp
GARAGE JOKER
TEL:0479-25-7740
HP:https://www.garage-joker.com
PHOTO&TEXT:相馬一丈
アメ車マガジン 2024年3月号掲載
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