販売する車両は美しく快適にそれがガレージジョーカーの流儀

SUV

ジープ

アメマガ2023年10月号

ガレージジョーカー

千葉県

パトリオット

PATRIOTを購入した話

軽自動車を愛車にする編集部カズの奥さんが、「軽じゃ友達と遠出できないから違うクルマに乗りたい。小さくて個性的なアメ車って無いの?」との発言からスタートしたクルマ探し。数ある候補から購入を決めたのはジープ・パトリオット。納車に至るまでに様々な作業を行なってきたので、その作業を紹介しよう!

奥さんがアメ車が欲しいと言うのでPATRIOTを購入した話


徹底的に錆対策、これもジョーカーの魅力

「納車までの作業を一気に見せましょう」編

予算内に収まるパトリオットを探し半年。そして約2ヶ月に及ぶ納車作業の末、我が家の愛車となったパトリオット。因みに、2ヶ月という期間は雑誌掲載に合わせた日数なので、本来ならもっと早いのは言うまでもない。

 

ガレージジョーカーは自社で鈑金塗装も行なうため、ボディの傷や塗装の剝がれといった外装の修復作業は迅速に対応できる。また、アメリカのシッパーと密な関係にあるため、日本に無い部品の調達も速攻だ。この一連の流れがあるからこそ、車両は新車同然に仕上がり納車される。もちろん外装だけではなく、エンジンオイルといったオイル系や点火系の点検交換は基本作業で、今後必要となる消耗品のアドバイスもしてくれる。加えて、代表の小川氏がとにかく「錆」が大嫌いで、「二度と錆させない」と下回りを中心に徹底的に錆対策を施してくれるのも大きな魅力だ。

 

カスタムについては、いきなり派手なパーツをガンガン装着するのではなく、部分的なカラー変更といった手法を提案。パトリオットも当初はホイール変更を検討したが、純正ホイールのリペア&ペイントでも十分違いが出ると提案され取り入れた。

 

ともあれ、これで一区切り。今後は何か面白いネタがあれば、奥さんからパトリオットを借りて誌面登場しますので~。

インテリア
シートも破れ台座も破損これも直せるんですか?

運転席のシートの一部が破れ、ドア側のシート台座パネルも破損していた。しばらく乗って分かったことは、シートの構造上、乗り降りでこのパネルに負担が掛かり割れるのも納得。だが、しょうがないとはいえ、やっぱり気になる。座面部分は補修も可能だったが、手っ取り早くアメリカからカバーを取り寄せてもらい対処。台座パネルはファイバーシートを貼って補強しパテで造形。

事前に購入したディスプレイオーディオ、バックカメラ、前後ドライブレコーダーの取り付けもお願い。装着中だったETCの電源配線がチープで納得がいかないと、新たに配線の取り回し迄してくれた。

ルーフにあるアンテナは、経年劣化でゴム部分が劣化していた。新品パーツを探していたところ、アマゾンにパトリオットにも装着可能なドルフィンアンテナを発見。ボディ同色に塗装してもらった。2000円程度だけに期待はしていなかったが、ラジオ感度も良好。

全体的に綺麗なボディだが、ボンネットのクリアが剥がれていることで、なにか安っぽい印象を受けた。傷も幾つかあったため、ボンネット全体を鈑金して再塗装することに。取り外したジープエンブレムはブラックに塗装。それにしても撮影中は、鈑金塗装したり車両整備をしたりと、忙しく動き回る小川氏やスタッフの島田さん。鈑金塗装の職人でありメカニックって、つくづく凄いと思う。

ヘッドライトがやや曇っていたが、気になるレベルではなかった。しかし小川氏はこの状態でも納得できないようで、表面の磨きを開始。フォグランプは四駆らしくオレンジにすることも提案され、在庫のLED バルブに交換。ヘッドライトは今後LEDに交換する予定。

ヘッドライト磨きの為にグリルバンパーを取り外すと、フレームに錆を見つけた小川氏。「錆は絶対に許せねぇ」と、錆転換剤を塗布。撮影だから行なった特別な作業ではなく、ジョーカーでは販売車両や整備&カスタムで入庫した車両に行なう日常の作業だ。

上の写真は左リアフェンダーにあった浮いた塗装面。一見スルーしそうな小さい部分だがジョーカーは見逃さず、鉄板の状態を確認。するとタイヤハウス内で鉄板が腐食していた。凹み修復と共に鉄板切り張りを行ない修復。

ホイールリペア&カラーペイント

ガリガリに傷が付いていた純正ホイール。流石に買い替えが必要かと思ったが、リペアも可能と教えられ、どうせならカラー変更で個性を出すことに。ジョーカーはミシュランの代理店であるため、装着を決めたホワイトレターのBFグッドリッチ・トレールテレーンT/Aは数日で到着。タイヤ組み込み、ホイールバランサーの機器も備わるので、タイヤ交換もスムーズなのが嬉しい。

下回りに防錆塗料を塗布

「どんなに外装が綺麗なクルマでも、下回りが錆だらけのクルマは購入すべからず」。という格言があるように、鉄でできているクルマの天敵は錆。ジョーカーの販売車両は、下回りの錆を徹底的に落とし、防錆塗料を塗布して錆対策を行なっている。より強力なアスファルト系防錆塗料も扱っているので、そちらの施工を検討する価値もありだ。

各種オイル交換&エアコンガス補充

テスターで車両状態の確認に始まり、エンジンオイル、デフオイル、ミッションオイル交換は納車作業の基本。さらにエアコンガスのチェックも行ないガス補充。ガレージジョーカーでは、これら専用機器を完備しているのだ。それにしても前オーナーさん、かなりマメにオイル系を交換していたようで、抜いたオイルはとても綺麗。しっかりバトンを受け取りましたよ!


GARAGE JOKER【ガレージジョーカー】

TEL:0479-25-7740
https://www.garage-joker.com/


アメ車マガジン 2023年10月号掲載


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