小さくて個性的なクルマは無い? そうだ、パトリオットがあるじゃないか!【PATRIOTを購入した話】

軽自動車を愛車にする編集部カズの奥さんが、「軽じゃ友達と遠出できないから違うクルマに乗りたい。小さくて個性的なアメ車って無いの?」との発言からスタートしたクルマ探し。そんなクルマってあったっけ? ガレージジョーカーと話し合いの結果、いいクルマを発見!それがジープ初のコンパクトモデル、パトリオットだ!
購入からの現状確認で気になる部分をチェック!
奥さんがアメ車が欲しいと言うのでPATRIOTを購入した話
このフェイスがジワジワと好きになる
一応デュランゴ乗りの編集部カズです。一応と言うのは、かれこれ1年ガレージジョーカーに置きっぱなしで乗っていないから。恐らくもう乗ることは…。
そんな状況なので、遊び相手が欲しかったんです。そんな折、軽自動車に乗る奥さんが「友達と遠出できるクルマが欲しい。コンパクトなアメ車って無いの?」と。これはチャンス!コンパクトなアメ車で思い浮かんだのが、PTクルーザー、HHR、レネゲード。奥さんにそれらの写真を見せると「う~ん。レネゲードかな」。早速中古車サイトを見ると…高いです泣。新しいデュランゴ買えるじゃん。で、ガレージジョーカーの小川さんとそんな話をすると、「なんか昔、小さいジープのクルマあったよなぁ」と。確かにそんなクルマあったような…。そうだ、パトリオットだ!折しも、そのフェイスは奥さんの軽自動車であるダイハツ・ネイキッドを彷彿させる風貌。写真を見せると「これがイイ!ヨロシク!」とな。
それから始まったパトリオット探し。しかし、低予算のクセに求める仕様をしっかり出したので、そりゃ簡単に見つかるはずもなく。いつ小川さんがブチ切れるか心配で心配で…。それだけに、見つかったパトリオットは本当に愛着があるってもんです。奥さんのクルマだけど、コッソリカスタムしてみようかな?
低予算でのパトリオット探しに奮闘お疲れ様です。
パトリオットを探し始めたのは、実は2022年の秋。こちらが提示した予算は、パトリオットの中古相場ではかなり厳しい金額。しかも奥さん、ネットを調べ上げて、ボディカラーは白・黒はNG。さらには2011年以降の後期型で、2WDのスポーツグレードを要望するなど、僕がガレージジョーカー・小川さんにその旨を伝えるのがどんなに怖かったことか…。
でも、「根気よく探せば絶対に出てくる」と言ってくれて、全国各地の知り合いショップにまで声を掛けて探してくれたんです。結果的に、2WDのスポーツではないけれど、予算内で購入ができたのであります。早速ボディの仕上げにも取り掛かってくれるなど、本当に感謝。
2011 JEEP PATRIOT LIMITED
細かいことは気にしないけど気になる部分をチェック


2.4ℓ直4エンジンはとても快調。現状はオイル交換のみ。やっぱり気になるのは樹脂パーツの劣化。マットブラック?ツヤありブラック?どちらかで塗装することになるかも。




本来ならガレージジョーカーに入庫した車両は、ボディの凹みや傷を補修して店頭に並べるが、今回は敢えて何もしていない。基本的に綺麗なボディだが、ボンネットはクリアが剥がれて大きな傷がある。フロント右側ホイールには大きなガリ傷あり。左リアフェンダーに凹みあり。インテリア運転席シートに破れあり。
クルマを見るだけの簡単な撮影と思っていたが…
これってよぉ、ダンナのかあちゃんのクルマだろ? やっぱり俺は自分でやるべきだと思うんだけどなぁ。なぁ?
そ、そうですよね。も、もちろんお手伝いするつもりでしたよ(汗)
念願のパトリオットと対面し、現状の状態撮影を終えてショップに戻ると、小川氏に「もう何もやることないんだろ? じゃボンネットのクリアを削ってみようか」と不敵な笑み。強引にマスクまでさせられて、言われるがまま作業を行なうことになったのである…。
マスクまで強制的に…。お、俺は何をやればイイんでしょか…。
簡単な仕事よ大丈夫、死にはしねぇよ。
俺はよ、写真だけのヤラセは絶対に認めねぇからな。
そんなこと言って~どうせ当ててる絵を撮るだけですよね?あれ?本当に止める気配がないんですけど…。
色あせて傷のあるボンネットをクリアを剝がして新たに塗装
ダッジ好きのダンナがジープに乗るなんて許さねえロゴなんか捨ててやるぜ
何度も言うように、低予算で購入したパトリオット。綺麗に見えても、気になる部分もチラホラ。当然補修をしたいけれど、問題はやっぱり予算…。だけど「少しでも手伝ってくれたらマケておくぜ」と小川氏が言ってくれるじゃありませんか! というわけで、一番気になったボンネットのクリア剥げと傷の補修。どうやら傷は鉄板まで達しておらず、クリアを全面的に剥がしてサフェを噴いて再塗装すれば修復が可能。ポリッシャーでクリアを剥がす作業を手伝うことになったのだが…。
意外と簡単じゃんルンルン♪
オイオイ!ここやり過ぎだぜ
え?そんな風には見えないですけど?
だからよぉこうやるんだって
……。
(戦力外)
マスキングのお手伝いへ…
名誉挽回? サフェ挑戦
(サフェ戦力外)
島田さん慌てて拭き取る
簡単そうに見えてチカラ加減が難しいクリア剥がし。危うく鉄板に到達しそうになり戦力外になりました…。そんな僕にサフェ挑戦はやっぱり無謀です。結果、スタッフの島田さんが慌てて拭き取ることに…。時短でお手伝いのつもりが、要らぬ仕事を増やしてスミマセン…。
What'sパトリオット?
JEEP初のコンパクトモデルとして2007年に日本デビュー
JEEPファミリーでは異端のモデル?
CVT&FF 2WDモデルも設定
右ハンドル化されて、ジープ初のコンパクトモデルとして2007年に正規販売されたパトリオット。当時のジープはダイムラークライスラー社のもとにあったため、開発もクライスラーとダイムラーの技術を採用し、搭載する2.4ℓ直4エンジン(CVT)は、ダイムラー・クライスラーと提携していたヒュンダイ、三菱自動車といったメーカーと合弁会社を設立して開発がされた。2011年には外観をリニューアルし後期型となり、ジープ初のFFベースの2WDモデル(スポーツ)も設定された。日本での正規販売は2013年まで、本国では2017年まで生産がされた。
GARAGE JOKER【ガレージジョーカー】
TEL:0479-25-7740
HP:https://www.garage-joker.com/
最新記事

2025/02/17
【XTREME-J XJ07】コンケイブスタイルで魅せる タフさとエレガントさの両立
日本で初めてビードロックテイストのデザインを採用したのが、MLJが展開するブランド「XTREME-J」である。

2025/02/14
インパラ=ローライダーの常識を覆すモンスター!【シボレーインパラ】
59年モデルを筆頭に、60年代前半までのインパラといえばローライダーが主流。なので世間一般的にはそっちのイメージが強い。だが、その常識を覆すモンスター級のマッスルカーがここに!

2025/02/12
【SEMA SHOW 2024】アイディアの宝庫から探る進化するアメ車カスタム
会場のスケール、出展ブース、車両台数、クオリティ、 バリエーションetc.……すべてにおいて世界最大規模を誇るカスタムカーの祭典、SEMA SHOW 2024がネバダ州ラスベガスで開催された。