ラングラーの足もとに遊び心をプラス【ランドフット】

ピザを食べる時にコーラを飲むように、間違いのない組み合わせがある。同じことはアメ車にも言え、個性や存在感を主張するならUSブランドのホイールはマストアイテムだ!
RIMS COLLECTION
クラシカルなデザインのGWDと昔ながらの鉄チン風スタイルのXFG
トピー実業の親会社はトピー工業。鉄鋼や建材、建設機械、そして自動車部品などを製造する、いわば鉄のプロフェッショナルということで、多様化するニーズに応えるため軽自動車からSUVまで幅広い車種に向けたアフターマーケットホイールをリリースしている。その中でもSUV向けにデザインしたブランドがLANDFOOT(ランドフット)。
LANDFOOT GWDの特長は巧みなデザインワークにある。例えばフェイスではクラシカルな5スポークを採用しつつ、スポークエッジを起こすようにセンターを彫り込んでいるため、見た目が単調にならない。どこか、昔のプレスで成型されたスチールホイールを思い起こす。これがラングラーによく似合っているのだ。さらにリムフランジは深く落とし込んでおり、ホイールの存在感を高めてくれる。
またこのデザインが近年の流行りであるサイドウォールまでブロックパターンのあるオフロード系のタイヤを際立たせてくれるのだ。さらにセンターキャップも4WD向けホイールらしく、メカニカルなギア風になっており、ラングラーのワイルドさにマッチしている。なおカラーはザラザラとしたテスクチャーが特長のラギッドブラックのワンカラー。
もう一方はLANDFOOT XFG。XFGは忠実にスチールホイールを再現したSWZの後継モデル。その特長はやはりSWZから踏襲したスチールホイールのデザインにあるが、XFGはさらにクラシカル感を強く打ち出している。何しろその造りはシンプルさを極めているからだ。“鉄チン” 度合で言えばSWZよりXFGに軍配が上がる。ちなみにカラーはスモーククリア/ポリッシュで、サイズは両モデルともJL/JKラングラーにベストな17×8.0J+41となっている。
主張しすぎず、それでいて個性的。さらにボディのカスタムやタイヤデザインも選ばない。LANDFOOTはそんな程良いデザインとなっているアルミホイールだ。
LANDFOOT GWD【ランドフットGWD】


クラシカルな5スポークの中にまるで鉄チンのようなスポークデザインやリムフランジの落とし込みを取り入れ存在感をアピール。角度によって表情が変わるカラーもこのホイールの魅力。
SPEC.
サイズ:17x8.0J(5H/インセット41/P.C.D.127)
カラー:ラギッドブラック
構造:鋳造1ピース
規格:JWL-T
付属品 : バルブ、センターキャップ
価格:40,700円
LANDFOOT XFG【ランドフットXFG】


ディスク面は鉄チンホイールの様に型押ししたスタイルとしながらホール部分にアレンジを加えてほかとは一線を画す仕上がり。中央部も凹凸をくっきりさせることでデザインに抑揚をつける。
SPEC.
サイズ:17x8.0J(5H/インセット41/P.C.D.127)
カラー:スモーククリア/ポリッシュ
構造:鋳造1ピース
規格:JWL-T
付属品:バルブ、センターキャップ
価格:40,700円
TOPY ENTERPRISES,LIMITED
TEL:03-3495-6500
HP:https://topyep-apdwheels.com/
PHOTO&TEXT:編集部
アメ車マガジン2025年6月号掲載
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