【ClassicForged】鍛造削り出しなので、スタイリングだけでなく強度と軽さも追求

ホイールを履き替えるだけで、クルマの印象はガラリと変わる。比較的新しいモデルならどんなホイールも似合うが、ビンテージカーオーナーにとって、切実な問題でもある。
RIMS COLLECTION
ビンテージ感溢れるデザイン性と鍛造製法が融合したホイール!
Classic Forged
クルマの進化に伴い、タイヤとホイールもどんどん大口径化が進んでいる。これは世界中のあらゆるクルマで見られる傾向で、かつて15&16インチは豊富なサイズを誇ったが、今では17&18インチが主流と言わざるを得ない。それならホイールをインチアップすればいいのだが、ビンテージカーに最新のホイールはお世辞にも似合うとは言い難いし、何だかいい歳のオジサンが、無理に若作りしているように見えてしまい、何だか痛々しさを感じてしまう。
そんな悩めるユーザーに手を差し伸べるのが、2024年から発売を開始したClassic Forgedの製品群だ。往年のホイールキャップをオマージュしたかの様なデザインを採用しつつ、いずれの製品も鍛造削り出しなので、スタイリングだけでなく強度と軽さも追求しているのがポイント。
サイズは17 〜24インチまでをラインナップしており、様々なデザインの1/2/3ピースモデルを設定、インセットだけでなくカラーや仕上げ方法までフルオーダーメイドが可能なので、唯一無二のカスタムが楽しめる。
ちなみにClassic Forgedを発売するのは、エアサスやブレーキキャリパーを製作するKRZ。前述したように大口径ホイールでありながら、鍛造製法を採用することでバネ下重量の増加を抑えつつ運動性能も追求するところがKRZならではで、代表の組坂氏のコダワリが感じられる部分だ。車高を下げスタイリッシュな姿だけでなく、走行性能も追求したい「LOWROD」ユーザーの、マストアイテムとなることだろう!
CLASSIC FORGED 2PCS [SS-C5860]
1959 impalaの純正キャップをオマージュ


中央部分には放射状のスポークが、ディスクの端の部分には同心円状の開口部が設けられ、非常に細かな造形がなされているC5860。17〜24インチまで対応可能で、センターキャップをカラード化することも可能だ。非常に重厚なデザインとなっているが、鍛造の2ピース製法なので、加速&減速性能の向上も実現。インチアップによって走る楽しさが向上するハズだ。
CLASSIC FORGED 2PCS [DD-C6164]
1961 impalaの優美さと躍動感を演出


DD-C6164と名付けられたこのモデルは、1961年型のインパラがデザインモチーフとなっている。こちらもサイズは17〜24インチまでラインナップしており、C5860と同じく鍛造の2ピース製法となる。センターキャップ部は落ち着いたグレーに彩色されるが、ほかのカラーへの変更も可能。既製品をただ装着するのでなく、統一された世界観が演出できる。
CLASSIC FORGED 2PCS [D-153]
重厚感だけでなく運動性能も追求するモデル


細い5スポーク形状を採用しつつ、中央部分にはディッシュ風のデザインも施す独特なフェイスを採用。このディッシュ部分が各ホイールを繋ぎ、高い強度を実現している。また中央部分を窪ませるコンケーブ形状を採用することで、立体感も演出する。こちらも鍛造2ピース構造で、17〜24インチまで対応する。
Thanks:KROOZ CUSTOMS
TEL:092-928-6734
HP:http://www.krooz-int.com
PHOTO:浅井岳男
TEXT:空野稜
アメ車マガジン2025年10月号掲載
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