愛知まで見に行って、その場で決めた極上車 / エンジンブローで乗れなくなった旧マスクアストロ シボレーアストロ

バン

シボレー

CHEVROLET

アストロ

ハリケーンレーシング

シボレー

ファントムグリル

新たな仲間と出会って知る旧マスクの底知れぬ魅力【OWNER:Akira】 / エンジンを載せ替えてバニングスタイルで復活!!【OWNER:Kazutoshi Kouziya】


やっぱりASTROが好きなんじゃ!! 1992 CHEVROLET ASTRO

DSC_5875

新たな仲間と出会って知る旧マスクの底知れぬ魅力

フルエアロ仕様の98年型からスタートし、流行に乗ってフルエアロからエアロレス仕様へとスタイルチェンジ。すると新たな仲間と出会い、今度は旧マスクの魅力にハマる。

後期モデル愛用者が旧マスクに魅せられて

DSC_5888

アストロといって最初に思い浮かぶのはやはり上下二段のシボレーフェイスを擁したフォルムだろう。さらにフルエアロを装着していれば全盛だった頃を思い出す。何しろ人気絶頂の頃は後期モデルが主流で、旧マスクを選択する人は少なかった。

DSC_5878

アキラさんも今では旧マスクを愛用しているが、最初は98年型の後期モデルからスタートしたそうで、フルエアロが装着されていたとのこと。その後、時を経るごとにアストロのカスタムスタイルも変化していき、フルエアロを取り去ったエアロレススタイルが流行り出したことで、アキラさんもエアロを取り去り、スムージングにオールペンを施してアストロライフを楽しんでいた。

DSC_5896

すると新たな仲間との出会いに恵まれ、すぐさま意気投合。共通の趣味で話は盛り上がる一方。話題はもちろんアストロで、中身は旧マスクについて。一気に旧マスクへと気持ちが動いたアキラさんは、それまで愛用していた98年型を手放し、程度の良い旧マスクが愛知にあるということで即見に行くと、その場で購入を決意。それが現愛車の92年型の旧マスク。

DSC_5879

レッドのボディカラーがひと際鮮やか。ちなみに室内も真っ赤だ。内外装がとにかくキレイだけど、エンジンはさすがに汚れているだろうと思ったけれど、こちらもキレイ。もちろん多少の汚れはあるものの、これほどキレイな状態を保っているとは凄い。

DSC_5886

アキラさんが「とにかくキレイ!!」と絶賛するアストロ。そうは言っても20年以上が経過しているんだからどこかしらヤレたりしてるハズと思いながら拝見してみると、絶賛するのも納得のキレイさ。エクステリアはもちろん下回りを覗きこんでみてもキレイ。一番の驚きはやはりインテリア。ヤレなどまったく感じない。これには脱帽。こんなキレイな旧マスク見たことないかも。

DSC_5898 DSC_5892 DSC_5883

OWNER:Akira

DSC_5903

やっぱりASTROが好きなんじゃ!! 1993 CHEVROLET ASTRO

DSC_5957

エンジンを載せ替えてバニングスタイルで復活!!

最初は97年型の後期モデルを購入したものの、数多くのアストロ乗りと出会ったことで旧マスクの魅力を再確認。エンジンブローした旧マスクを甦らせてオンリーワンを目指す。

人と被らないことに命をかけてます(笑)

以前は後期モデルの97年型が愛車だった糀谷さん。イベントなどで何度もお会いしているのでそれは知っていたのだが、昨年の夏にこれまたイベントで会うとクルマが変わっていてビックリ!?「乗り換えちゃった♪」と見せられたアストロは93年型の旧マスク。E23型日産キャラバンの純正カラーでオールペンしたというボディはとにかくキレイで、前後のクロームバンパーとの相性もバツグン。

実はこのアストロ、元々はISMさんが所有していたそうなのだが、エンジンブローで手放したのを引き継いだもの。しかし、引き継いだはいいけれど、このままでは乗ることができない。

97年型を購入して木村さんと知り合い、メンテナンスを自身で行なっていることはもちろん知っていたわけで、あの膨大なストックパーツの中にはエンジンも数機あり、その内の一つ(95年型のWエンジン)を移植することとなったわけだ。木村さんを通じて旧マスクの魅力にハマったというだけに、旧マスクを手にしてご満悦。もちろん不満なんて一切なく、不具合も愛情でカバーして楽しんでいる。

DSC_5967 DSC_5988

エンジンブローした旧マスクアストロを譲り受けたはいいけれど「エンジンはどうしよう?」ってことで、95年型のWエンジンを移植。V8という選択肢もあったと思うが、まずは乗れるようにが優先事項。

DSC_5979

前後バンパーはクロームとし、フェイスにはファントムグリルをあしらう。マフラーはワンオフの2本出しで、ホイールはハリケーンレーシングをチョイス。ファットなタイヤを収めるべくオーバーフェンダーを装着しているが、するとスライドドアが干渉するため延長キットを装着して解消。インテリアは純正仕様を残しているが、こちらも何か施す予定みたい。

DSC_5960 DSC_5974 DSC_5985 DSC_5982 DSC_5964 DSC_5965

OWNER:Kazutoshi Kouziya

DSC_5989


■Text & Photos|アメ車MAGAZINE
アメ車マガジン 2018年 4月号掲載


関連記事

RELATED


従来のアストロとは別物 気分はHOT ROD!!【シボレーアストロ】

見るからにヤバそうな雰囲気を漂わせる細井さんのアストロ。その期待通り、いや期待値以上のパフォーマンスに仰天。

憧れ続けたアメ車を購入 シボレーアストロ AKI ☆ アメマガガール

免許を所得してすぐの頃に街中を走っているアストロを見掛けた彼女。当時は名前も分からなかったけれど、その姿を決して忘れることはなく、二年前にようやく手に入れ、いずれは子供たちともその魅力を分かち合いたいと、家族全員がアメ車に乗ることを目論む。

トランスポーターとして使い倒す!! シボレーアストロ / クルマも買ってないのに手に入れたパーツ!? シボレーアストロ

やっぱりASTROが好きなんじゃ!! 1994 CHEVROLET ASTRO / OWNER Fuku 1989 CHEVROLET ASTRO / OWNER Satoshi Suzuki

家族の理解は得られなくとも我が道を行く シボレーアストロ / サファリで窓がないことが一番のウリ!! GMCサファリ

やっぱりASTROが好きなんじゃ!! 1993 CHEVROLET ASTRO / OWNER Toru Tanabe 1993 GMC SAFARI / OWNER I.S.M

人気上昇中の旧マスク・アストロを レトロポップに乗りこなす!【ピットインアクツ】

人気上昇中の旧マスクをベースにポップなカラーリングを施して、どこか愛くるしいスタイルに変化させた。旧マスクファン必見です!

 

最新記事


2025/10/30

【マッスルカーナショナルズ14】イベントの主役は、1960~70年代のアメリカンマッスルカーたち

イベントレポート

MUSCLE CAR NATIONALS 14
18th May 2025
名古屋港ガーデンふ頭ひがし広場

2025/10/28

夫婦でアメ車!しかもマッスルカー2台という贅沢な選択肢【チャレンジャー&マスタング】

クーペ

ダッジ

フォード

一台はマッスルカーやトラック、そしてもう一台はミニバンやSUVと、夫婦でアメ車2台を所有する方たちの大半はどちらか一方がファミリーカーとして成立するパターンが多い。そんな中、どちらも2ドアクーペのマッスルカー2台を所有する強者夫婦を発掘!

2025/10/23

兄のゴリ推しで実現させた!?兄弟でアメ車を所有する喜び【ナビゲーター&300Cツーリング】

ステーションワゴン

SUV

リンカーン

クライスラー

25歳で初めての愛車にキャデラック・SRXを購入していらいアメ車の虜となった兄のNATSUKIさん。一方「国産ミニバンや1ボックスが便利!」とアメ車に無関心だった弟のNORIさん。弟にアメ車に乗ってもらって、その魅力を共有したい!その想いよ届け!

2025/10/21

自然豊富な故郷に建てた家族が毎日笑顔になる家

HOUSE

家族5人で暮らすアパート暮らしは窮屈そのもの。新たに家族が増えることが分かり、家族みんなが笑顔になれるマイホームを建てることを決意した藤本さん。奥様が憧れたリアルアメリカンの住宅を建てるべく、大家族の夢がスタートする。

ランキング


2024/03/14

-フリースタイルで行こう- #32 浪漫を感じずにはいられない洋書の世界

コラム

2022/04/08

US日産の巨大ユーティリティバンのNV3500

バン

逆輸入車

2019 Nissan NV Passenger

2023/01/23

クアートFABでキャデラックATSを見た瞬間、奥様が一目惚れをして乗り換え

セダン

キャデラック

クルマを購入する時、一番重視するのは何か? もちろん欲しいクルマがあるかは当然だが、その次に価格ばかり見てはいないだろうか? でも、結局はお店とお客さんとの信頼関係で、人と人との縁が重要と言える。

2025/10/30

【マッスルカーナショナルズ14】イベントの主役は、1960~70年代のアメリカンマッスルカーたち

イベントレポート

MUSCLE CAR NATIONALS 14
18th May 2025
名古屋港ガーデンふ頭ひがし広場