ブラック×ゴールドのサウススタイルで魅せる!シボレーアバランチ

リフトアップかスラムドかの二択中心のトラッキンカスタムではあるが、車高を変更せずに強烈なインパクトを放つ個性派の登場。
CHEVROLET AVALANCHE × CANDY GOLD
もっとアメ車で遊べ! 情熱のTRUCK 今注目のHOT MODELが大集結
ワルそうな顔を一層際立たせる絶妙なカラーコーデが肝!
リフトアップかスラムドかの二択中心のトラッキンカスタムではあるが、車高を変更せずに強烈なインパクトを放つ個性派の登場。そのカラクリは巧みなカラーコーデにアリ!
両極端な色を巧みに使いこなすセンス
完全着地やモンスタートラック並みのハイリフトが数多く存在し、アメ車の中でももっともハイレベルなジャンルと言えるトラッキンカスタムシーン。しかし、ベースがトラックだからとそのジャンルにこだわる必要などない。紹介するアバランチはまさにその代表例であり、ベースがなんだろうがお構いなくビッグリムをご機嫌に履きこなすことから始まったサウススタイルだ。
マイアミが聖地とされるこの特殊なカスタムスタイルの発祥は、ローライダーからの延長戦だの、ラグジュアリーカスタムの名残りだのと噂されるが、どれも書き手の印象からくるもので、サウススタイルは独自のカスタムジャンルとして何かの延長戦ではなく、大口径をいかにセンス良く履きこなすかに徹するのが醍醐味。
このアバランチはDUB SUAVE26インチのゴールドリムを履きこなすべく、グリルやドアノブ、エンブレムなどのクロームパーツをそれに合わせてキャンディーゴールドへと一新。ボウタイロゴはあえてブラック×ゴールドの縁で仕上げ、カラーバランスをセンス良く整えている。実はこのカラーバランスが特筆物。ゴールドはクロームに比べて個性が強すぎることから組み合わせが難しい色とされる。
ベースカラーが漆黒のブラックとなれば一層ゴールドが際立ってしまうため、この配色をいかにしてセンス良く纏めるかは至難の技。ブラック×クロームだとラグジュアリー系の定番。オーソドックスなカスタムではなく、もっと個性的にアバランチを彩りたい! と果敢にチャレンジしたのがブラック×ゴールドだった。
唯一残念だったのが撮影直前に水が入ってしまいスモークテールから既製品へ変更したこと。これはいずれインナー加工で改善予定との話だ。現状の26インチでも十分なインパクトではあるが、今後30インチか32インチをぶち込むのが目標と語る心さん。究極のサウススタイルを目指してぜひともチャレンジして欲しいものだ。
フロント、サイド、リアと、どのアングルから見てもブラック×ゴールドのカラーバランスがセンス良くまとまるアバランチ。インナーブラックのイカリングヘッドライトによる悪そうなフェイス回りに合わせて、現状既製品のテールレンズのインナー塗装を検討中。
OWNER Shinさん
■Photo&Text:石井秋良
アメ車マガジン 2018年 4月号掲載
最新記事

2025/07/03
キチンと整備すれば普通に走る!カスタムすればもっと楽しめる!【東海カーズ】
ビンテージカーって乗りこなすの大変なんでしょ!? と多くの人が思うだろう。もちろん現代車の様な扱いはできないが、付き合い方やメンテ、さらにはカスタムすれば普通に乗れちゃいますよ♪

2025/07/01
【インフィニティQX56】手頃な価格で購入できるプレミアムSUV
90年代を中心に高品質な車両を扱うガレージジョーカーだが、近年は2000年代の車両も多く扱う。今回紹介する08年型インフィニティ・QX56もその一台で、手頃な価格で乗れるプレミアムSUVとして注目だ。

2025/06/27
当時らしさを色濃く感じさせる200hpのアストロ
ブルーリバー30周年に相応しい30年前のシボレー・アストロ。それは奇しくもアストロが様々なアップデートを果たす過渡期だった。現車は当時流行したカスタムを随所に感じさせ、まるでタイムスリップしたかの様な当時感溢れるスタイルをストック!

2025/06/25
【シェルビーGT500 エレノア】スクリーンで見たエレノアの再現ではなく、それをさらに進化させた仕様
映画の中で疾走する姿を見たことが、アメ車に乗るきっかけという人は非常に多い。でもそれだけでは飽き足らず、そのクルマに乗りたい!という願いを叶えてしまった人がいる。これはまさに「究極のエレノア」に呼ぶに相応しい。