ブラック×ゴールドのサウススタイルで魅せる!シボレーアバランチ

ピックアップトラック

シボレー

AVALANCHE

キャンディーゴールド

CHEVROLET

サウススタイル

シボレー

DUB

アバランチ

リフトアップかスラムドかの二択中心のトラッキンカスタムではあるが、車高を変更せずに強烈なインパクトを放つ個性派の登場。


CHEVROLET AVALANCHE × CANDY GOLD

もっとアメ車で遊べ! 情熱のTRUCK 今注目のHOT MODELが大集結  

DSC_7047

ワルそうな顔を一層際立たせる絶妙なカラーコーデが肝!

リフトアップかスラムドかの二択中心のトラッキンカスタムではあるが、車高を変更せずに強烈なインパクトを放つ個性派の登場。そのカラクリは巧みなカラーコーデにアリ!

両極端な色を巧みに使いこなすセンス

DSC_7001

完全着地やモンスタートラック並みのハイリフトが数多く存在し、アメ車の中でももっともハイレベルなジャンルと言えるトラッキンカスタムシーン。しかし、ベースがトラックだからとそのジャンルにこだわる必要などない。紹介するアバランチはまさにその代表例であり、ベースがなんだろうがお構いなくビッグリムをご機嫌に履きこなすことから始まったサウススタイルだ。

DSC_7061

マイアミが聖地とされるこの特殊なカスタムスタイルの発祥は、ローライダーからの延長戦だの、ラグジュアリーカスタムの名残りだのと噂されるが、どれも書き手の印象からくるもので、サウススタイルは独自のカスタムジャンルとして何かの延長戦ではなく、大口径をいかにセンス良く履きこなすかに徹するのが醍醐味。

DSC_7054

このアバランチはDUB SUAVE26インチのゴールドリムを履きこなすべく、グリルやドアノブ、エンブレムなどのクロームパーツをそれに合わせてキャンディーゴールドへと一新。ボウタイロゴはあえてブラック×ゴールドの縁で仕上げ、カラーバランスをセンス良く整えている。実はこのカラーバランスが特筆物。ゴールドはクロームに比べて個性が強すぎることから組み合わせが難しい色とされる。

DSC_7051

ベースカラーが漆黒のブラックとなれば一層ゴールドが際立ってしまうため、この配色をいかにしてセンス良く纏めるかは至難の技。ブラック×クロームだとラグジュアリー系の定番。オーソドックスなカスタムではなく、もっと個性的にアバランチを彩りたい! と果敢にチャレンジしたのがブラック×ゴールドだった。

DSC_7013

唯一残念だったのが撮影直前に水が入ってしまいスモークテールから既製品へ変更したこと。これはいずれインナー加工で改善予定との話だ。現状の26インチでも十分なインパクトではあるが、今後30インチか32インチをぶち込むのが目標と語る心さん。究極のサウススタイルを目指してぜひともチャレンジして欲しいものだ。

DSC_7015

フロント、サイド、リアと、どのアングルから見てもブラック×ゴールドのカラーバランスがセンス良くまとまるアバランチ。インナーブラックのイカリングヘッドライトによる悪そうなフェイス回りに合わせて、現状既製品のテールレンズのインナー塗装を検討中。

OWNER Shinさん

DSC_7034


■Photo&Text:石井秋良
アメ車マガジン 2018年 4月号掲載


関連記事

RELATED


全国的にも珍しいC-1500専門店 生粋のC/Kフリーク達が集う!【桂田板金】

90年代後半にアストロやカプリスと共に一世風靡を果たしたC/K。滋賀県は彦根市、琵琶湖湖畔からすぐのロケーションに位置する桂田板金。C K の専門店として2007 年より営業、現在はC K のプロフェッショナルとして注目を集めるまでに成長を遂げた。

ローダウンもリフトアップも理想のカタチを仕上げる匠 シボレーシルバラード&GMCシエラ【カープロデューサーK&G】

岐阜県各務原市にある「カープロデューサーK&G」は、アメリカントラック全般を専門とするカスタムショップ。旧車から最新型まであらゆるスタイルを実現する注目店だ。

美しいボディだけが美学ではない傷や汚れも本物の証 シボレーC10【ホットスポット】

日本でもヴィンテージ・トラックに対する評価が高まり、価格も年々上昇傾向にある。中でもシボレー・C10は人気のモデルで、アメリカでも価格は日本以上に急騰中。

X5ファイナルでトップに輝いたシボレーK-10のこだわり【グレイスキャブ】

2017年12月に名古屋で開催されたカスタムショー「X5ファイナル」。そのトラックマイルドクラスでファーストに輝いたのが、このK10である。オーナーがそそぐ情熱をみる。

ホイールはRPBの22インチで、オフセットがマイナス70という圧巻スタイル。シボレーシルバラード CHOSU ☆ アメマガガール

どう見てもこのハイリフトの07年型シルバラードは、筋骨隆々の男子が乗るスタイルだ。にも関わらず、運転席から飛び降りるように出てきたのは、超ミニのワンピースを着るアメマガガール。

 

最新記事


2025/03/24

本物の錆を着こなす。【ダッジ ダート】

セダン

ビンテージ

ダッジ

1960年に登場したダッジ・ダート。千葉県のガレージジョーカーには第3世代の65年型が在庫しているが、注目は車両の稀少性と共に、ボディ全体に広がる本物の錆。錆もまた大きな個性となる。

2025/03/22

ワールドスタンダードなホットロッドカスタムショーは32回目を迎える!

イベントレポート

MOONEYESによる横浜発信のHot Rod、Custom、Motorcycleにおけるトレンドセッター的最重要イベント!国内外のアメリカンモーターカルチャーファン24,000人がホットロッドカスタムショー2024に押し寄せ大盛況!!

2025/03/21

カフェ?ケーキ屋?近所で話題の住宅は住宅兼美容室

HOUSE

カフェができるらしい。いや、ケーキ屋のようだ。建築が進む中で聞こえてくる近所の声。それほど注目されて完成したオーナーさん邸は、祖父母宅や実家と同じ住宅兼美容室。住居は愛猫のことを考えてデザインもされている。

2025/03/19

直線的で無骨なカタチ、今こそハマーH3という選択

SUV

ハマー

ここ数年、マッスルカーに力を注ぐ福岡のLOOKS。だが元々はSUVを得意とするお店。また折からの4WD人気の高まりを受け、原点回帰というか、ハマーH3にも力を注いでいる。

ランキング


2025/03/24

本物の錆を着こなす。【ダッジ ダート】

セダン

ビンテージ

ダッジ

1960年に登場したダッジ・ダート。千葉県のガレージジョーカーには第3世代の65年型が在庫しているが、注目は車両の稀少性と共に、ボディ全体に広がる本物の錆。錆もまた大きな個性となる。

2018/01/25

入手困難になりつつあるポンティアック ファイアーバード トランザム【エフパフォーマンス】

クーペ

ビンテージ

ポンティアック

1973 Pontiac Firebird Trans-Am / 1979 Pontiac Firebird Trans-Am

2025/03/22

ワールドスタンダードなホットロッドカスタムショーは32回目を迎える!

イベントレポート

MOONEYESによる横浜発信のHot Rod、Custom、Motorcycleにおけるトレンドセッター的最重要イベント!国内外のアメリカンモーターカルチャーファン24,000人がホットロッドカスタムショー2024に押し寄せ大盛況!!

2018/05/11

実は絶滅危惧種のサードIROC-Z【1990 Chevy Camaro IROC-Z】

クーペ

シボレー

クォーターガラスを持たない独創的で美しいスタイリングの2ドアクーペとして12年に渡りラインナップされたセカンドジェネレーション・カマロ。82年からのサードでは、そのセカンドの流れをくんで正常進化を遂げている。