全国的にも珍しいC-1500専門店 生粋のC/Kフリーク達が集う!【桂田板金】

ピックアップトラック

シボレー

シボレー

CHEVROLET

C1500

90年代後半にアストロやカプリスと共に一世風靡を果たしたC/K。滋賀県は彦根市、琵琶湖湖畔からすぐのロケーションに位置する桂田板金。C K の専門店として2007 年より営業、現在はC K のプロフェッショナルとして注目を集めるまでに成長を遂げた。


C-1500専門店 生粋のC/Kフリーク達

ついに時代が動き出す!熱い時間がやって来た!俺たちが愛するC/K Truck

90年代後半にアストロやカプリスと共に一世風靡を果たしたC/K。 しかし、人気をうながした当時に無茶なカスタムが施されたこともあり、現在のアメ車シーンにおいては、程度の良い個体は年々減少傾向。それを蘇生させるのが桂田板金の使命!

CKが持つ本来の魅力を理解してもらいたい!

CHEVROLET C1500

滋賀県は彦根市、琵琶湖湖畔からすぐのロケーションに位置する桂田板金。C K の専門店として2007 年より営業を開始する以前は、先代がボートの販売、整備、修理を手掛けるマリンショップとして営業していた。その名残を受けてか、お店の雰囲気はマリーナを感じさせる雰囲気が随所から感じ取れる。 琵琶湖と言えばマリンスポーツの聖地であり、シーズンに入れば湖上は沢山のレジャーボートで賑わう。

そのボートにも350 エンジンを採用していたこともあって、二代目の桂田代表は幼少期から350 に馴染みが深かった。また、店を訪ねるお客さんにアメ車ユーザーが多かったことも大きく影響していると話す。 しかし二代目が開業した当時はS U V やミニバンブーム。免許を取得したころから大好きだったC K ピックアップは流行に取り残され、当時流行りで乗っていたユーザー達は次のトレンドを追って乗り換える始末。

まだまだ手を入れれば調子よく走る個体ですら、朽ち果てていってしまう現状を「何とかしたい!」と先代からお店を引き継いだ際に、敢えてC Kを中心とした専門店としてリニューアル。開業当初は時代に逆行する様なカタチに周囲の目も冷ややかだったが、9年の時を経て、現在ではC K のプロフェッショナルとして注目を集めるまでに成長を遂げた。

専門店だから集まる 熱い時間がやって来た!

個性あるスタイルこだわりのC1500を見よ!

1990y CHEVROLET C1500 

1990y CHEVROLET C1500 

owner:桂田さん

GM純正色のガンメタにオールペイント。

1990y CHEVROLET C1500 ワンオフマフラー

エーデルキャブにステンレスヘダーズ、ワンオフマフラー。

アメリカンレーシング18インチ履きと各部に手を入れる桂田社長自慢のC1500。

1990y CHEVROLET C1500 シート 1990y CHEVROLET C1500 エンジンルーム

お客さんに「アメ車なんかすぐ壊れるやろ!?」と言われたことがキッカケで、8年前に在庫車両の中から一番程度の悪かった個体をベースにどこまで良い物に仕上げるかトライしたことがキッカケだったが、現在では「これと同じ仕様に!」とオーダーを受けることも多い。


1991y CHEVROLET C1500 

1991y CHEVROLET C1500 454仕様のエンブレムやフロント20インチ

owner:山田さん

454仕様のエンブレムやフロント20インチ、リア22インチの前後異なる履きこなしがクールな一台。

1991y CHEVROLET C1500 リア22インチ

実は過去にC1500に乗っていて一度手放したものの、他の車種では物足りなくなってカムバック。

1991y CHEVROLET C1500 ホイール

人生で二度目のC-1500。一度C/Kの虜になると他じゃ満足できなくなるってことを、身を持って体感したと言う。

1991y CHEVROLET C1500 真っ赤なインテリア

クローム部はバンパーやホイールのみの必要最低限にとどめ、ブラック中心のインテリアと、真っ赤なインテリアのコントラストも粋!


1994y CHEVROLET C1500 

1994y CHEVROLET C1500 キャンディーブルーのオールペイント

owner:五十嵐さん

キャンディーブルーのオールペイントを施し、ビレットグリルやバンパーインサートと往年のC/Kピックアップカスタムを施す五十嵐さん。

1994y CHEVROLET C1500 左右独立排気のワンオフマフラー

しかしビジュアルばかりでは無く、ヘダーズや左右独立排気のワンオフマフラー、さらには乗り心地を重視した足回りのセッティングまで徹底しており、純正らしい乗り味でありながらアクセルを踏めばアグレッシブな走りを楽しめる仕様に。

1994y CHEVROLET C1500 シート 1994y CHEVROLET C1500 エンジンルーム

購入から2年かけて整備を中心に手を入れていただけあって、コンディションは抜群!


1994y CHEVROLET C1500 

1994y CHEVROLET C1500 ボディにブラックルーフ

owner:山本さん

唯一のGMCフェイスである山本氏のC-1500は真っ赤なボディにブラックルーフ、レーシングストライプ、ノーズブラ等のアクセントを中心に、SPORZAの20インチクローム履きなど、固定概念にとらわれない個性的なカスタムが魅力。

1994y CHEVROLET C1500 レーシングストライプ

キャメル基調のインテリアに、赤い刺し色を取り入れたビレットステアリングもハイセンス。

1994y CHEVROLET C1500 SPORZAの20インチクローム履き 1994y CHEVROLET C1500 キャメル基調のインテリア

ピックアップはファミリーユースに不向きと思われがちだが、前に3人座れるベンチシートを活かしてファミリーユースとしても大活躍!

1992y CHEVROLET C1500 

1992y CHEVROLET C1500 GM純正色のホワイトにリペイント

owner:関さん

GM純正色のホワイトにリペイントされ、クローム20インチ履きのC-1500。

1992y CHEVROLET C1500 クローム20インチ履き

20代前半の若いオーナーにもかかわらず、オレンジのコーナーレンズやヘッドライトなどオリジナルを残したシンプルイズベストなスタイルは特筆物。

1992y CHEVROLET C1500 ホイール

もちろんインテリアもオリジナルストックにこだわっており、ステアリングからシートまで多少の経年劣化はあるものの比較的クリーンな状態を維持。

1992y CHEVROLET C1500 シート

イジって乗ってもノーマルで乗っても様になるのがC/Kの魅力と言える。


桂田板金

桂田板金 板金レストア 桂田板金 板金レストア

2007年よりC/Kピックアップを中心にアメ車の販売から修理、板金レストアまでをサポートするショップとして誕生した桂田板金。

桂田板金 店内 桂田板金 琵琶湖近郊

琵琶湖近郊と言う土地柄、先代がマリンショップを経営していたこともあり、350エンジンの扱いはプロフェッショナル!

桂田板金 店頭

所在地:滋賀県彦根市石寺町235
電話:0749-20-4373
FAX:0749-20-4373
営業時間:10:00~20:00
定休日:月曜日


■写真&文/石井秋良
アメ車マガジン 2016年 8月号掲載


関連記事

RELATED


ローダウンもリフトアップも理想のカタチを仕上げる匠 シボレーシルバラード&GMCシエラ【カープロデューサーK&G】

岐阜県各務原市にある「カープロデューサーK&G」は、アメリカントラック全般を専門とするカスタムショップ。旧車から最新型まであらゆるスタイルを実現する注目店だ。

美しいボディだけが美学ではない傷や汚れも本物の証 シボレーC10【ホットスポット】

日本でもヴィンテージ・トラックに対する評価が高まり、価格も年々上昇傾向にある。中でもシボレー・C10は人気のモデルで、アメリカでも価格は日本以上に急騰中。

ブラック×ゴールドのサウススタイルで魅せる!シボレーアバランチ

リフトアップかスラムドかの二択中心のトラッキンカスタムではあるが、車高を変更せずに強烈なインパクトを放つ個性派の登場。

X5ファイナルでトップに輝いたシボレーK-10のこだわり【グレイスキャブ】

2017年12月に名古屋で開催されたカスタムショー「X5ファイナル」。そのトラックマイルドクラスでファーストに輝いたのが、このK10である。オーナーがそそぐ情熱をみる。

ホイールはRPBの22インチで、オフセットがマイナス70という圧巻スタイル。シボレーシルバラード CHOSU ☆ アメマガガール

どう見てもこのハイリフトの07年型シルバラードは、筋骨隆々の男子が乗るスタイルだ。にも関わらず、運転席から飛び降りるように出てきたのは、超ミニのワンピースを着るアメマガガール。

 

最新記事


2025/11/06

統一感が生む独自の世界は近未来な印象を抱かせる【ハマーデザイン】

クーペ

ビンテージ

シボレー

ショップ

ハマーデザインの濱岡氏がアメリカ滞在時に出会ったダニーD氏。彼に亡き今、その遺志を継承し後世に広める者として、様々な作品を濱岡氏は生み出し続ける。

2025/11/04

【FIELD STYLE JAPAN 2025】450社以上が出展するアジア最大級のアソビの祭典

イベントレポート

FIELDSTYLE JAPAN 2025
AICHI SKY EXPO(愛知国際展示場)

2025/10/30

【マッスルカーナショナルズ14】イベントの主役は、1960~70年代のアメリカンマッスルカーたち

イベントレポート

MUSCLE CAR NATIONALS 14
18th May 2025
名古屋港ガーデンふ頭ひがし広場

2025/10/28

夫婦でアメ車!しかもマッスルカー2台という贅沢な選択肢【チャレンジャー&マスタング】

クーペ

ダッジ

フォード

一台はマッスルカーやトラック、そしてもう一台はミニバンやSUVと、夫婦でアメ車2台を所有する方たちの大半はどちらか一方がファミリーカーとして成立するパターンが多い。そんな中、どちらも2ドアクーペのマッスルカー2台を所有する強者夫婦を発掘!

ランキング


2025/11/06

統一感が生む独自の世界は近未来な印象を抱かせる【ハマーデザイン】

クーペ

ビンテージ

シボレー

ショップ

ハマーデザインの濱岡氏がアメリカ滞在時に出会ったダニーD氏。彼に亡き今、その遺志を継承し後世に広める者として、様々な作品を濱岡氏は生み出し続ける。

2020/08/31

魅惑のマッスルカー黄金時代:1960年代と70年代の誇り高き車両たち

ビンテージ

人気のあるマッスルカーであるマスタング、カマロ、チャレンジャーに焦点を当て、1969年のシボレー・カマロ、コルベット、フォード・マスタング・ボス429を紹介。性能やコストパフォーマンスだけでなく、美しさや運転の喜びにも注目。

2022/04/08

US日産の巨大ユーティリティバンのNV3500

バン

逆輸入車

2019 Nissan NV Passenger

2016/03/24

ランチェロを毎日乗り回せる、その秘密とは【フォード ランチェロ】

ピックアップトラック

ビンテージ

フォード

Ford RANCHERO
Car-Producer K&G