X5ファイナルでトップに輝いたシボレーK-10のこだわり【グレイスキャブ】

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2017年12月に名古屋で開催されたカスタムショー「X5ファイナル」。そのトラックマイルドクラスでファーストに輝いたのが、このK10である。オーナーがそそぐ情熱をみる。


1979 CHEVROLET K-10 2018年はトラックに乗る!

情熱のTRUCK今注目のHOT MODELが大集結

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2017年12月に名古屋で開催されたカスタムショー「X5ファイナル」。そのトラックマイルドクラスでファーストに輝いたのが、このK10である。オーナーがそそぐ情熱をみる。

素性の良かったベースそこにプラスの感性

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K10オーナーの鈴木さんは、国産車を2台乗り継いだあと、流行に乗ってタンドラへ乗り換えたことからアメリカントラックの世界に入った。それから一度は63年型インパラに乗り換えたが、半年ほど乗ってK10への乗り換えを検討する。タンドラとインパラを経て行き着いた結論は「古いトラックが好き」だった。タンドラの頃から頼っていた、愛知県のグレイスキャブ代表・戸田氏に相談すると、思いのほか早くこの1台が見つかった。

その時点でリフトアップなどの基本的カスタムは施されていたため、タイヤとホイール、ヘッドライトのLED化、タイヤ上部の照明といった、足回り以外の細かなブラッシュアップを施しショーに出展。そして見事に受賞というサクセスストーリーである。ベースを見つけ仕入れた戸田氏のファインプレーがあり、そこに鈴木さんのセンスが加わったカタチだろう。鈴木さんはトラックの魅力について「オトコらしい」「ワイルド感」といった言葉を使う。

そして「敢えて言うなら」と前置きして「大きすぎるところが悪いとこかな」とも話す。そしてすぐ「でも大きいからこそ良いんですけどね」と笑う。仕事のアシには国産車があり、気兼ねなくアメリカントラックを楽しめる鈴木さん。「グレイスキャブは居心地の良い店ですよ」とニッコリ教えてくれた。

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高い車高は購入時点から。「しかしもっと上げたい」と鈴木さん。ステップを付けていないのは「敢えて。それが良い」とも。乗車する際は「ヨイショ」と足をかけてAピラーを持ってエイッと乗りこむ。

足回りのほとんどは購入時点ですでに完成していたため「詳細は分からない(笑)」と鈴木さん。タイヤ上部の緑のライトは購入後追加。エンジンなどには特別な手を入れておらず、購入時点で良質なものを手に入れたことが伺える。メンテもグレイスキャブが担当。
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ステアリングを雰囲気にマッチしたものに交換。それ以外のインテリアは購入時のまま。「メーターなどまだやりたい」と鈴木さん。
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CORLEONE(コルレオーネ)のフォージドホイールは深リム14Jの24インチ。これに組み合わせたマッドタイヤは37インチというド迫力。まさにこれが鈴木さんの「やりたかったこと」だと語る。


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オーナーの鈴木貴大さん。K-10を購入したのは2017年5月のこと。「前を走るクルマを照らし過ぎちゃうから、夜にはあまり乗らないようにしています」とジェントルな心遣いを見せる28歳。
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SHOP INFO
GRACECAB【グレイスキャブ】
●所在地/愛知県春日井市惣中町3-84-2
●TEL/0568-35-7790
●URL/http://gracecab.jp/


写真&文/加藤山往(ハチメガプロダクション)
アメ車マガジン 2018年 4月号掲載


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