「こう使いたい」に全力で応えるハンズカーズ・スタイル /フォードE-150 OUTDOOR PKG

FORD E-150 OUTDOOR PKG
FORD E-150 OUTDOOR PKG
キャンピングカーの機能性には惹かれるものの、いかにも“キャンピング”なクルマはカッコ良さから遠く離れたもの。そんな不満を解決するハンズカーズ 流カスタムをチェック!
利用シーンを想定した評判のカスタムパッケージをアクティブに使い倒せ!!
エコノラインから続くフォードのEシリーズは、フルサイズの迫力ある外観と広大な室内空間が魅力。こいつをアウトドアで思いっきり使いたいと考えるニーズは根強くあるものの、思い通りにカスタムしようと思っても、パーツの選択肢は少なく、コストが高くなりがちだった。
そこに解決策を提案してくれるのが愛知県北名古屋市のアメ車専門店ハンズカーズ だ。同社が提案するモデルの名は「アウトドアパッケージ」で、ホイール、タイヤ、リフトアップといった足回りの基本的なカスタムのみならず、オリジナルのルーフラックとサイドオーニングが備わる。また、室内では簡易テーブルと3列レザーシートが装着されており、これは2~3列目をフルフラットにできるうえ、分割可倒式で荷室スペースを優先した使い方も可能。
ここで特に注目したいのは3列目シートだ。E‐150はもともと3列シートだが、このアウトドアパッケージでは3列目をノーマルよりも後方に配置しており、フル乗車時の快適性を重視している。つまり、純正における「物足りなさ」のようなものを、ハンズカーズ が微調整して仕上げてくれたというわけだ。
こうした「実際の使いやすさ」を重視したカスタムパッケージはおよそ半年練られたもので、リリースから好評を続けているという。ユーザー目線のカスタムを展開するハンズカーズ の心意気が込められた実車は、ぜひ店頭でチェックしてみてほしい。
ボディ上部には4灯フォグランプを備えたルーフラックを装着済み。このルーフラックはアメリカでオーダーメイドしたオリジナルのもので、現地で装着して輸入することにより、仕入れ価格と販売価格を抑えている。
リフトアップに伴ってサイドステップを装着。荷室へのアクセスを助けるためヒッチメンバー部分にもステップが備わる。20インチホイール&マッドタイヤの組合せでアウトドアの雰囲気もバッチリだ。
サイドオーニングは手動で展開する軽い構造のもの。E-150車体1台分ぐらいの幅を持つ広大な屋根スペースを確保できる。全席レザーのシートは2~3列目をフルフラットにでき、2列目の前には取り外し可能なテーブルが備わる。3列目シートは通常よりも後ろへ配置しているため、3列目に座っても十分なフットスペースが得られる。
■取材協力:
HANDS CARS【ハンズカーズ】
HP:www.hands-cars.com
■Text &Photo:加藤山往
最新記事

2025/07/03
キチンと整備すれば普通に走る!カスタムすればもっと楽しめる!【東海カーズ】
ビンテージカーって乗りこなすの大変なんでしょ!? と多くの人が思うだろう。もちろん現代車の様な扱いはできないが、付き合い方やメンテ、さらにはカスタムすれば普通に乗れちゃいますよ♪

2025/07/01
【インフィニティQX56】手頃な価格で購入できるプレミアムSUV
90年代を中心に高品質な車両を扱うガレージジョーカーだが、近年は2000年代の車両も多く扱う。今回紹介する08年型インフィニティ・QX56もその一台で、手頃な価格で乗れるプレミアムSUVとして注目だ。

2025/06/27
当時らしさを色濃く感じさせる200hpのアストロ
ブルーリバー30周年に相応しい30年前のシボレー・アストロ。それは奇しくもアストロが様々なアップデートを果たす過渡期だった。現車は当時流行したカスタムを随所に感じさせ、まるでタイムスリップしたかの様な当時感溢れるスタイルをストック!

2025/06/25
【シェルビーGT500 エレノア】スクリーンで見たエレノアの再現ではなく、それをさらに進化させた仕様
映画の中で疾走する姿を見たことが、アメ車に乗るきっかけという人は非常に多い。でもそれだけでは飽き足らず、そのクルマに乗りたい!という願いを叶えてしまった人がいる。これはまさに「究極のエレノア」に呼ぶに相応しい。