チャレンジャーとチャージャー、実はこの2台は双子の様な存在と言える。

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チャージャーDAYTONA392

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アメマガ2021年12月号

WIDEBODY

過激に進化 -GET A THRILL-

2019 DODGE CHALLENGER R/T SCATPACK WIDEBODY[SUBLIME]
2018 DODGE CHARGER DAYTONA392[YELLOWJACKET]

過激に進化 -GET A THRILL- OUT OF AMERICAN SPORTS CAR


2019 DODGE CHALLENGER R/T SCATPACK WIDEBODY[SUBLIME]
2018 DODGE CHARGER DAYTONA392[YELLOWJACKET]

せっかくマッスルカーに乗るのなら、メーカー自らがチューニングした様なハイパフォーマンスグレードがオススメ

アメリカ本国のダッジサイトを見ると、基本的には同じクルマなのに、なんでこんなに価格差があるのか…と思うだろう。エンジンや装備の違いもあるが、その中でとくに重視したいのは制動性能。カスタムで疎かにされがちだが、速く走りたいならブレーキは要だ! マッスルカーの魅力といえば、いわゆる4人乗れる箱型のボディなのに圧倒的なポテンシャルを秘めていることだろう。黎明期は若者が手を出しやすい様に、リーズナブルな価格で設定されており、その名残からかアメリカ本国でのエントリープライスは意外なほどお財布に優しく感じる。


とはいえ、そのスペックを見るとV6エンジンを搭載していたり、パフォーマンスで物足りなさを感じなくもない。もちろんヘルキャットは雲の上の存在だし、なかには「NAの滑らかな加速の方が好き!」という人もいるだろう。

2018 DODGE CHARGER DAYTONA392[YELLOWJACKET]

そんな人にオススメしたいのが、ここで紹介するトップスピードのチャレンジャーとチャージャーだ。2ドアと4ドアの違いこそあれ、実はこの2台は双子の様な存在と言える。そもそも基本のフレームは共通で、エンジンはともに392のHEMIを搭載。チャレンジャーはワイドで、チャージャーはスタンダードボディとなるが、ブレーキはどちらもブレンボを標準装備。


日本車のグレード設定はエンジンやブレーキは共通で、装備内容の違いで価格の違いが生まれているが、アメ車の中でもマッスルカーの場合、装備よりも性能の違いや、その価値にお金を出していると言える。もちろん後からカスタムをしてブレーキを強化するのもアリだが、ここでピックアップした2台は、言わばダッジ自らがチューニングしたモデル。クルマのトータルバランスの良さは、もはや言うまでもないだろう。

2019 DODGE CHALLENGER R/T SCATPACK WIDEBODY[SUBLIME]

もちろん、走りだけでなくその存在感溢れるカラーリングもダッジの魅力。サブライムのワイドボディは国内にほどんど上陸していないし、イエロージャケットのチャージャーは一般的な目線で見るとなかなか勇気が必要。でも、せっかく個性を主張できるアメ車に乗るのであれば、普通とも言える黒や白だともったいない様に思えてくる。


速くて、スタイリッシュで、圧倒的とも言えるほど強烈な個性を主張するボディカラー。まさに3拍子揃ったその姿は、非の打ちどころがなく、アメ車の中でもモパーに与えられた特権と言っても過言ではない。 トップスピードでは、落ち着いたカラーももちろん在庫するが、やはりオススメはハイインパクトカラーとのこと。色でも愛車の個性を主張したい! そんなユーザーは、迷うことなくトップスピードの扉を開くべきだ。


NAチャレンジャーの至高にして究極の姿と言える!

2019 DODGE CHALLENGER R/T SCATPACK WIDEBODY[SUBLIME]

2019 DODGE CHALLENGER R/T SCATPACK WIDEBODY[SUBLIME]

チャレンジャーの中で最大の排気量を誇る、392(6.4?)を搭載。また約9cmワイドとなるオーバーフェンダーを追加し、ボディサイドにメリハリを与えノーマルボディとの差別化を図る。前後とも305/35R20サイズのタイヤを標準装備。特にフロントは太すぎじゃね? と思えるほどワイドだが、問題ナッシング。ただオーバーフェンダーを付けただけではない!と断言したい。

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スマートさを残しつつもエンジンフードの中に強心臓が宿る

2018 DODGE CHARGER DAYTONA392[YELLOWJACKET]

2018 DODGE CHARGER DAYTONA392[YELLOWJACKET]

チャレンジャーワイドと比較すると、ノーマルボディということもあり少々大人しい印象を受けるチャージャー。だが搭載エンジンは同じく392(6.4?)で、そのスタイルとは裏腹にこちらも暴力的な加速を楽しむことが可能。タイヤは前後とも275/40R20だが十分すぎるほど。4ドアや40偏平タイヤを装着する点を考慮すれば、チャレンジャーよりも実用性は高いと言えるかもしれない。

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2021年8月の末から新店舗で営業を開始したトップスピード。以前の店舗よりもはるかに広大な敷地を誇るが、最大のポイントは屋内型の車両展示場が設けられたこと。アメ車はもちろん国産SUV なども豊富に取り揃えており、具体的に欲しいクルマが決まっていなくても、そのラインナップの中からチョイスできると言うもの。カスタムやオールペンなどにも対応しているので、好みのクルマを探すだけでなく、作り上げてもらうことも可能だ。

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TOPSPEED.inc【トップスピード】

TEL:058-322-7547
HP:https://www.garage-topspeed.com

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PHOTO:浅井岳男
TEXT:空野稜
アメ車マガジン 2021年 12月号掲載

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